1921年、混迷と希望の交錯した時代。
三菱電機は、創立時から100年先を見据えて生まれた企業でした。
「これからは電気の時代。しかし今、世の中は大変な不況にある。
当社はこの苦しさに耐え、永遠に発展しつづけていかなければならない。」
初代会長・武田秀雄は、社員を鼓舞しながら、さまざまな挑戦をはじめたのです。
それからいくつもの時代の波に揉まれながらも、人々の豊かな暮らしを実現しようと信じて100年。
三菱電機グループは、活力とゆとりある社会に貢献することで成長してきました。
そして、世界が大きく変わろうとしている今、わたしたちは、次の100年先を見据えます。
それは、世界中のあらゆる課題を解決していくことで実現する、豊かさが循環する持続可能な社会。
グループ内外の力を結集し、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、
事業を通じて真正面から取り組んでいくことが、次の100年への挑戦です。
いま、わたしも含めた三菱電機グループ15万人のひとりひとりが、
共に社会で生きる当事者として、「未来をもっと良くしたい」という強い意志を持っています。
その意志と意志の掛け算こそが、より良い未来を切り拓く原動力・・・
さあ、積を求めよう。
それは、世代や立場を越えて互いに信じあい、高めあうこと。
そして、ひとりでは創造できない新たな価値を創りだすこと。
Changes for the Betterの精神で、
三菱電機グループは新たな一歩を踏み出します。