第1Q、トヨタ自動車#15安間の3Pシュートから始まる。さらに#0馬瓜のゴール下で続く。

一方、三菱は#24王がフリースローで得点を重ねていく。 入り出しからシュートタッチが

良いトヨタ自動車は今度は#12三好が3Pシュートを決める。 その後三菱は攻撃のテン

ポを上げると、#45渡邉がジャンプシュート、速い攻撃から#15西岡がゴール下で得点

を重ねていく。 一方、トヨタ自動車は#15安間がジャンプシュートを決めるものの、その

後失速していき、 このチャンスを三菱は#45渡邉が3Pシュート、#45渡邉がディフェンス

を見極めた良いパスから#24王の得点をアシストしていく。さらに、三菱#8川井のスティ

ールを#45渡邉が速攻で得点すると、トヨタ自動車はタイムアウトを要求。残り３：１１

　15-10　三菱5点リード。 タイムアウト明け、トヨタ自動車#2長岡の3Pシュートから始ま

ると、その後すぐに三菱はミスを犯し相手に攻撃のチャンスを与えてしまい、トヨタ自動

車の#2長岡に3Pシュートを決められてしまう。流れを断ちたい三菱は、タイムアウトを

要求。　残り2:18　15-16　三菱1点ビハインド。 タイムアウト明け、三菱#24王のフック

シュートから始まると、さらに王がポストプレーで得点を量産していく。 しかし、 最後

にトヨタ自動車#12三好に3Pシュートを決められてしまい　19-19　同点で第2Qへ。

第2Q、トヨタ自動車#15安間の1on1から始まる。しかしすぐに三菱#8川井が3Pシュート

で応戦する。 その後も両者得点の取り合いが続き、三菱#24王が連続得点すると、

トヨタ自動車は#0馬瓜がジャンプシュート、#2長岡がバスケットカウントと互いに一歩も

譲らない。 その後三菱は#24王が体を張ったディフェンスで相手の攻撃を封じると、オ

フェンスでもポストプレーと奮起していく。 三菱の勢いを抑えたいトヨタ自動車はタイム

アウトを要求。残り5:19　30-25　三菱5点リード。 タイムアウト明け、トヨタ自動車#12三

好の3Pシュートから始まると、さらに#33馬瓜（ス）のゴール下へ続く。 一方、三菱は

#45渡邉や#8川井がドライブインでガードもセンターもバランス良く攻撃を展開していく。

その後は、熱く激しい攻防は続くものの、得点はなかなか動かない。 トヨタ自動車#33

馬瓜（ス）にリバウンドシュートを決められると、三菱はすぐにタイムアウトを要求。

残り00:32　36-34　三菱2点リード。 タイムアウト明け、三菱の攻撃から再開されるも、

この攻撃は成功せず、トヨタ自動車#15安間にドライブインで得点され　36-36　同点で

後半へ。

第3Q、三菱#8川井のゴール下から始まる。しかしすぐにトヨタ自動車#15安間が3Pシュ

ートで応戦する。 その後三菱はディフェンスが機能し、攻撃回数を増やすと、残り7:12　

三菱#45渡邉が鋭いスティールからレイアップシュートを決めると、 #45渡邉がジャンプ

シュート、#45渡邉のパスを#15西岡がゴール下で勢いを増していく。 トヨタ自動車はたま

らずタイムアウトを要求。残り7:12　44-39　三菱5点リード。 タイムアウト明け、トヨタ自

動車#7水島のジャンプシュートから始まるも、すぐに三菱#8川井がフリースローで応戦

する。 その後、三菱は#8川井がリズム良くミドルシュートを決めるものの、相手のアウト

サイドシュートを止めることができない。 するとトヨタ自動車は#7水島が連続の3Pシュー

トで追い上げのムードを作っていく。 残り4:37　再度ディフェンスを徹底したい三菱はタイ

ムアウトを要求。50-47　三菱3点リード。 タイムアウト明け、トヨタ自動車#0長岡のフリー

スローから始まるとさらに#15安間のドライブインで追いつかれてしまう。 その後三菱は

#15西岡がミドルシュートを決めるものの、なかなか思うように得点を重ねることができな

い。 一方、トヨタ自動車は#33馬瓜（ス）がバスケットカウントで勢いを付けていく。 最後

に三菱のエース#45渡邉がブザービーターで会場を沸かすと　56-58　2点ビハインド。

ビハインドではあるが、流れは再び三菱に傾きつつ勝負の最終Qへ。

第4Q、三菱#24王のゴール下から始まる。さらにシューターの#4根本が大事な場面で3P

シュートを決め波に乗っていく。 一方、トヨタ自動車は三菱のディフェンスに対して、良い

体勢でシュートを放つことができない。 リバウンドをしっかりと取る三菱は#24王がリバウ

ンドシュートで強さを見せていく。 残り6:05　ミスを犯し、立て直しを図りたいトヨタ自動車は

タイムアウトを要求。63-58　三菱5点リード。 タイムアウト明け、トヨタ自動車#15安間の速

攻から始まる。しかしすぐに三菱#4根本が華麗な3P`シュートでしっかりと役目を果たしてい

く。 その後、攻め手が見つからないトヨタ自動車は#2長岡がポストプレー、#0馬瓜が1on1と

個々の能力を生かして得点を重ねていく。 一方、チーム力が持ち味の三菱はボールをシェ

アしながら、#4根本がジャンプシュート、 #24王が体勢を崩しながらもゴール下を決め、背

中でチームを引っ張っていく。しかし、その後三菱はミスを犯してしまうと、タイムアウトを要

求。残り2:57 　70-66　三菱4点リード。タイムアウト明け、1on1で果敢にゴールに向かう相手

に対して三菱は分かっていても攻撃を封じることができない。 するとトヨタ自動車#0馬瓜の

1on1で得点していく。 我慢が続く三菱であったが、#8川井がドリブルスティールから走り込ん

だ#45渡邉がレイアップシュートを決め再び流れを引き寄せていく。 後がないトヨタ自動車は

すぐにタイムアウトを要求。残り1:17　72-68　三菱4点リード。 タイムアウト明け、相手の3P

シュートだけは抑えたい三菱であったが、 大事な場面でトヨタ自動車#12三好に3Pシュートを

決められてしまう。 しかし、すぐにスローインの際に三菱#45渡邉がファウルを受け、これがボ

ールが動く前のファウルだった為、 アンスポーツマンライクファウル（故意に相手を叩く・蹴る

などと判断されたファウル）が認められる。 ～これによりフリースロー2本と攻撃権が与えられ

る～このフリースローを#45渡邉が確実に決めていく。 その後三菱は鉄壁のディフェンスを見

せると、後がないトヨタ自動車はファウルゲームを仕掛けてくる。三菱は、 ファウルで得たフリ

ースローを三菱#8川井が決めていく。 残り00:05　勝利を目前にする三菱は落ち着いてタイム

アウトを要求。75-71　三菱4点リード。 タイムアウト明け、残り時間ボールをしっかりとキープ

すると、ここで勝負有り。 最後の最後までどちらに転ぶか分からない展開となったが、40分間

我慢を続けチーム力の強さを見せ付けた三菱が 75-71　4点差でWリーグ創立後、初のファイ

ナル！悲願の決勝進出を決めた！！