ビルマネジメントシステム

導入事例

株式会社鉃鋼ビルディング様

1951年7月に戦後初の高層ビルとして完成し、2015年11月、地上26階・地下3階からなる
新たなランドマークとして生まれ変わった鉃鋼ビルディング。
高水準なセキュリティーシステムの実現に向け、MELSAFETY-Gおよび
エレベーター行先予報システム「エレ・ナビ」を採択された経緯、導入効果などについて伺いました。

MELSAFETY-G

最先端のセキュリティーと利便性を実現し、
「お客様第一」を具現化することができました。

丸の内標準のセキュリティーレベルをめざして

戦後復興を象徴する高層ビルとして誕生した鉃鋼ビルディング。2015年に竣工した高さ約135mの新ビルティングは、東京駅に隣接したロケーションを活かし、羽田・成田空港への24時間リムジンバス発着場を備えるほか、1泊から利用できるサービスアパートメント(オークウッドプレミア)を開設。充実のビジネスサポート施設に加え、多彩な商業施設を併せ持つ複合インテリジェントビルとしてオープンしました。

今では入手困難な旧ビルディングの大理石を再利用するなど以前の面影を残しつつ、丸の内・大手町・有楽町エリアのオフィスビルでは初となる中間免震構造を採用するなど“安全・安心”を徹底して追求。その姿勢は、テナントに安心を約束するセキュリティーシステムにも一貫しています。

「旧鉃鋼ビルディングはセキュリティーシステムを導入しておらず、警備員による人的警備に依存していました。そこで、今回はテナント様からの高度化する要望に応えられるよう、MELSAFETY-Gを導入しました」と加藤様。


日本を代表するビジネスエリアである丸の内のビル群には“丸の内標準”ともいわれるハイレベルなセキュリティーシステムが導入されているといいます。そこで、新ビルティングでも高いセキュリティーレベルを実現すべく、信頼性の高さと豊富な実績からご採択いただいたのがMELSAFETY-G。さらに、セキュリティーとともに利便性向上を図るため、エレベーター行先予報システム「エレ・ナビ」を導入されました。

株式会社鉃鋼ビルディング
管理営繕部 係長
加藤恵子 様

各フロアのニーズに応じたセキュリティーを提供

エントランスのセキュリティーゲートと連動し、利用者の行き先階に応じてエレベーターを自動制御、待ち時間を大幅に短縮するエレ・ナビ。鉃鋼ビルディングが導入した理由とは─。

「セキュリティーシステムと併せ、快適な利用環境を実現する施策の一つとして三菱電機さんより提案いただいたものがエレ・ナビです。テナント様のことを第一に考えますと、エントランスの混雑解消や快適性・利便性の向上は魅力的であり、エレ・ナビ導入を決めました」。

鉃鋼ビルディングでは、この決定に先立ち、エレ・ナビ導入の実例として三菱電機本社(東京ビル)のエントランスからの流れを見学。そこで混雑解消への手応えを実感できたことが、導入決定への大きな後押しになったとのことです。そんなエレ・ナビに対するテナント様の反応を、加藤様はこのように振り返ります。「セキュリティーゲートにIDカードをかざすだけで自分の乗るエレベーターが表示され、行き先階のボタンが自動的に選択されていることに、入居されたテナント様も驚いていらっしゃいました。同時に、混雑時のエレベーター待ちが緩和されることには大変お喜びいただいています」。

また、オフィスのほかスポーツジムなども併設されている鉃鋼ビルディングでは、テナントごとに休日や営業時間が異なるためセキュリティーシステムのスケジュール管理も一律では行えません。このようなケースでも、MELSAFETY-Gならカード1枚1枚にきめ細やかな設定が可能なため、各テナントのビジネススタイルに応じて柔軟に対応することができます。最後に加藤様が「エレ・ナビ、そしてMELSAFETY-Gの導入でテナント様のご要望に合わせた最適なセキュリティー環境を提供できました。これからも“安全・安心”はもとより、テナント様のご要望へ柔軟に対応していきたいと考えています」と締めくくってくださいました。

MELSAFETY-Gとエレ・ナビの組み合わせにより、
縦動線のセキュリティー強化および移動効率アップを実現。

1階オフィスセキュリティーゲート「エレ・ナビ」

セキュリティーゲートとエレベーターを連動制御して待ち時間を短縮。
さらに、利用者の行先階を制限することで高度なセキュリティーを実現します。

セキュリティーゲートでIDカードをカードリーダーにかざす。

乗車号機を確認し、割り当てられたエレベーターへ。

利用者の行先階へ行くエレベーターが到着します。

エレベーター内でボタンを押す必要はありません。


ここがポイント!

エレベーターを瞬時に割り当て、行先階までスムーズに誘導。
混雑時の行列を緩和し、ビル全体の運行効率を向上させます。

これまでは到着したエレベーターに人が集まり長い行列ができていました。〈エレ・ナビ〉を導入すれば、同じ階へ行く利用者を同じエレベーターに案内して行列を分散させるので、運行効率がアップ。エレベーターホールの行列が緩和されます。

MELSAFETY-G 導入内容

カードリーダー…約550台
(テンキー付/カメラインターホン付/エレベーター内/セキュリティーゲート内)

キーボックス…3台

事務室カードリーダー

全体共有エリア(階段・付室)

カメラインターホン付カードリーダー

防災センター


導入に関するご相談・ご質問などございましたら
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
ビルマネジメントシステムウェブサイトよりお問合せください。

https://www.mitsubishielectric.co.jp/building/

三菱電機ビルソリューションズ株式会社

ページトップへ戻る