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CLUB DIATONE
いい音にこだわる、すべての大人たちへ。 CLUB DIATONE

プロフェッショナル・コンテンツ DIATONEの70年に及ぶ音響技術をここに結集。カーナビが手に入れた、異次元の高音質。

DIATONE SOUND. NAVI NR-MZ90シリーズ開発者が語る さらに進化した音と機能がカーオーディオの常識を覆す

Chapter.3 進化する音と機能

2Wayスピーカーの能力をさらに引き出すマルチウェイ・タイムアライメントの新機能を搭載

マルチウェイ・タイムアライメントはDA-PX1のときに開発した機能で、1台のパワーアンプでネットワークを使った2Wayや3Wayを鳴らすことができるうえ、スピーカーごとにきめ細かく調整できるという画期的な技術です。これを実際に使っていくうちに意外な効果がわかってきました。たとえばこの機能ではマルチ方式のタイムアライメントでは絶対にできない、フルレンジスピーカーの再生周波数帯域の中で周波数帯域を区切って各々のレベルや音の出るタイミングを変える、といったことがきます。そうすると、フルレンジスピーカーなのにあたかも2Wayスピーカーであるかのような調整が可能となるのです。これを我々は仮想2Wayと呼んでいます。これまでのハイエンドカーオーディオでもできなかった新しい調整機能によって、音像のピントをより厳格に合わせることができるわけです。この調整自体はFIRフィルターという位相直線フィルターを使っているので、レベル調整をしても位相がずれないので音像のボケが少ないという特長があります。その考え方をさらに進めたものが、NR-MZ90PREMIに搭載した、「マルチ+パッシブ設定3Way/L」という機能です。今までのDIATONE SOUND. NAVIが搭載していた「マルチ+パッシブ設定」は、市販の3wayスピーカーを対象としておりました。低音領域のウーファーに1台のパワーアンプを割り当て、トゥイーターとスコーカーの中高音の領域はパッシブネットワークを使って1台のパワーアンプでスピーカーを鳴らすことで3Wayスピーカーを駆動ができるようにしていました。今回の「マルチ+パッシブ設定3Way/L」は考え方がまったく違い、市販の2wayスピーカーを対象としております。2wayスピーカーのウーファーが受け持つ低温領域を2つに分け、分割した周波数帯域を独立して音圧レベルとタイムアライメントのコントロールを可能としました。このことでウーファー自体は1本なのに、ウーファーとスコーカーの2本のスピーカーであるかのように捉えて調整することができるようになっています。これまでの調整機能では、ウーファーが再生する周波数帯域内で低音域も中音域も同時に調整をしていたため、どうしてもピントが合わせづらいわけです。低音域が出すぎて音が手前に来やすく、中音域は中央に来るため音にズレが発生し、音楽全体で聴いたときにピントがボケてしまっていました。しかし、これはこれまでの調整機能ではどうしようもなく当たり前になっていたんです。今回はそれをしっかり調整できるようになりましたので、デモカーを聴けばビックリすると思います。この「マルチ+パッシブ設定3Way/L」はNR-MZ90PREMIのみの機能ですが、フロント左右独立31バンド・アジャスタブルFIRグラフィックイコライザーと合わせて非常にきめ細かな調整が可能で、リスニングルームで聴くのと同等のサウンドが手に入れたいとお考えなら、ぜひNR-MZ90PREMIを選んでいただきたいですね。

マルチウェイ・タイムアライメントの詳しい説明はこちら

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手軽にクルマに合わせた調整が可能な「簡単プリセット」

NR-MZ90PREMIに搭載されているマルチウェイ・タイムアライメントやフロント左右独立31バンド・アジャスタブルFIRグラフィックイコライザー、アジャスタブルFIRクロスオーバーネットワークといった、きめ細かな音質調整機能までは必要ないけれど、純正スピーカーでもできるだけ整った音場で音楽を楽しみたいという方もいらっしゃいます。そこで新たに車種やサイズ、スピーカーに合わせたセッティングが手軽にできる「簡単プリセット」を搭載しました。これはクルマの幅が6種類、スピーカーのパターンが6種類の計36種類のセッティングデータがあらかじめ搭載されていて、車幅とスピーカーのパターンを選ぶことで、手軽にセッティングができるという機能です。データは我々が数多くの車輌で試聴を繰り返し蓄積したデータを元に設定しました。幅を持たせたセッティングデータなので、厳密な調整をしたときと同じ音場が得られるわけではありませんが、かなり高いレベルの音場を得ることができます。この簡単プリセットのセッティングデータの数値はCLUB DIATONEでも入手可能です。さらにCLUB DIATONEでは、右ハンドル用・左ハンドル用の合計72種類のセッティングデータを公開しています。NR-MZ60シリーズやNR-MZ80シリーズをお使いの方は、この数値をご自身で直接入力していただけば同じ音場を得ることができますし、そこから音を聴きながら微調整することも可能です。ただしこの機能は純正スピーカーを使う場合のセッティングデータなので、市販スピーカーを取付ける場合はクロスオーバーとタイムアライメントで調整をしてください。

簡単プリセット数値データ公開ページはこちら

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高音質をキープしたまま音場を拡大するDIATONEオリジナルの画期的な音場拡張技術

今回新たに搭載した機能としてはもうひとつあって、それが「Pure Extend Wide Surround(ピュア・エクステンド・ワイドサラウンド)」という機能です。サラウンドには2種類あって、映画用のものと音楽用のものでは効果や印象が違ってきます。映画用の5.1chサラウンドはもともとソース自体がサラウンドを考慮して作られているので問題ないのですが、音楽用のソースのほとんどはサラウンドを考慮していないため、うかつに残響音を足す形のサラウンドを使うと、違和感を感じやすくなってしまいます。この理由は、音楽ソースのコンテンツにはもともと残響成分が多少なりとも含まれていて、それにサラウンド用の残響成分を一律で足してしまうと、残響音同士がけんかをして音のバランスが崩れてしまうからなのです。「Pure Extend Wide Surround」では、別の残響を加えることはせず、コンテンツに含まれている残響音を取り出し、それを増幅することに徹しました。そのため従来の音楽用のサラウンドに比べると非常にナチュラルで、コンテンツのニュアンスを崩さず、臨場感を高めることが可能です。クルマの中は非常に狭い空間のため、リスニングルームに比べてサウンドステージはどうしても狭くなってしまいます。そんな中で広いサウンドステージを作り、ナチュラルに音場を広げるためにこの機能を開発しました。中途半端なものならむしろ無い方がいいので、音楽鑑賞のジャマにならず、音場だけを広げることをコンセプトに開発を進めました。またこの処理も音楽ソースに手を加えるため、音質劣化を招く原因となってしまいます。何かをすれば音質劣化を招くのは必然であることを認識した上で、いかに音質劣化を抑えるかまでも考慮して、オーディオとして使い物になる機能としています。音質が劣化してしまうような使い物にならない機能はいらない、というのがDIATONEの徹底したこだわりです。「Pure Extend Wide Surround」を一度体験すると、この機能を常時ONで使う方がかなり多いのではないかなと思うほどの仕上がりになっています。

Pure Extend Wide Surroundの詳しい説明はこちら

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