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CLUB DIATONE
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DIATONEオススメ CD&Playlist

おすすめの名盤 SOUND EXCELLENCE

かつてニューヨークのラガーディア空港に降り立った時、ブライアン・イーノの『ミュージック・フォー・エアポート』が流れていて、しばし足を停めて聴き入ったことがある。

リフレクション/ブライアン・イーノ

ブライアン・イーノ

リフレクション

『リフレクション/ブライアン・イーノ』

アンビエント・ミュージック~環境音楽の創始者として知られるブライアン・イーノだが、その名が知られるようになったのは、初期ロキシー・ミュージックの一員としてだった。ブロンドに染めた髪を長く伸ばし、メイクをしたイーノは、中心的存在のブライアン・フェリーより目立って見えた。ロキシー・ミュージックをすぐに脱退してからは、U2やデヴィッド・ボウイなどのプロデュースや共同作業で知られ、さらに1975年に『ディスクリート・ミュージック』を発表して、アンビエント・ミュージックのパイオニアとなった。

この新作をイーノは“Thinking Music”と位置付けしている。自分のこれまでのアンビエント関係の作品を多くの人々が、思考する時に聴いていると知って、本格的に考え事をするための音楽を作ったのだ。

CDには54分の大曲が1曲入っているだけだ。それを聴いていると、確かに思考する時にぴったりのリラックスしたイメージを与えてくれる。だが、良く聴くとこの大曲は、実に良く出来ているのに驚かされる。単なる電子音を並べただけではない、世間一般のいわゆるヒーリング・ミュージックとは明らかに異なる。音楽がきちんと存在感を示しながらも、一際、思考の妨げにならない。不思議としか言えない音楽なのだ。考えに行き詰まった時、右か左かの選択に迫られた時などに、落ち着いて考えを巡らせるには車内で聴いてみるのもいいだろう。プライベートの空間で聴くとよりまとまった考えが浮かぶかもしれない。もちろんドライブの妨げになることはない。

電子音に良音を認めないという方は、現在のCDの最先端Ultimete Hi Quality CDでリリースされている(初回限定)本作を聴けば、どんな類の音楽にもそのジャンルならではの良音があることを理解していただけると思う。ダイヤトーンサウンドナビで聴くと、車内が最良のアンビエント・ルームに変化するのが分かる。

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