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2017年1月31日、UKロック史上、10本の指に入るベーシスト、ジョン・ウェットンが67歳でこの世を去った。プログレッシブ・ロックのジャンルで有名、かつR&Bやブルーズ、ジャズも通ったオールマイティなベーシストだった。

ヴォイス・メイル/ジョン・ウェットン

ジョン・ウェットン

ヴォイス・メイル

『ヴォイス・メイル/ジョン・ウェットン』

生前、“自分はバッハとベートーベンとモーツアルトとブライアン・ウィルソン(ザ・ビーチ・ボーイズ)とビートルズによって培われた”と語っていたように、その感性の幅は広く、ボーカリストとしても、作曲者としても超一流だった。

バンドを転々とした人でもあった。自我が強くて、長くバンドに居られないタイプでなく、人から頼まれると気軽に参加してしまう人だった。モーガル・スラッシュ、ルネッサンス、マリオン・シーガル、ファミリー、キング・クリムゾン、ロキシー・ミュージック、ユーライア・ヒープ、UK、エイジア、ウィッシュボーン・アッシュ…。数々のバンドを転々としたが、もっとも成功を収めたのが、1981年1月、元ELPのカール・パーマー、元イエスのスティーブ・ハウ、元イエス、バグルスのジェフリー・ダウンズと共に結成したエイジアでスーパースターになった。6分7分は当たり前、時に10分を超えてしまうプログレッシブ・ロックを4分にまとめてポップにするという、ジョン・ウェットンのアイディアは受けて、1982年のアルバムは全米アルバムチャートNo.1の大ヒットとなった。エイジアの後はソロ・アルバムを発表したり精力的に活動した。『ヴォイス・メイル』は14年ぶりに発表したソロ第2作。多重録音を駆使してジョン・ウェットンのあらゆるベース・テクニックが詰め込まれたエイジアに通じるポップなプログレッシブ・サウンド。1人きりになって、あれこれと考えを巡らせたい時が誰にだってあるはずだ。そんな時のドライブ・ミュージックにこのアルバムを選択するのはいかがだろうか。哀愁を感じるスケールの大きなメロディは秀逸。優れたカーオーディオで聴くと、室内が小さな宇宙になる、そんな音楽に浸ってみて欲しい。

キング・クリムゾン~UK~エイジアと渡り歩いたジョン・ウェットンの全精力が投入されている。

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