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おすすめの名盤 SOUND EXCELLENCE

2016年、『ストレンジャー・トゥ・ストレンジャー』という大傑作を発表し、70歳代半ばにして未だにその高い才能と音楽への冒険心を失っていないところを示してくれたポール・サイモン。本作はファンが待ち望んでいた2012年のハイド・パークでのライブ・アルバムだ。

ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク/ポール・サイモン

ポール・サイモン

ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク

『ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク/ポール・サイモン』

CD2枚組で全27曲。それにCD収録曲に加えて、ジミー・クリフによる「ハーダー・ゼイ・カム」、「遥かなる河」を収録してDVDもセットされている。

2012年は名作『グレイスランド』がグラミー賞を受けて25周年。当時としてはチャレンジといえるワールドミュージック、特にアフリカのミュージシャンを多く起用することにより多彩なサウンドを見出し、結果アルバムは大ヒットした。

コンサートはその『グレイスランド』からの選曲を中心に、「僕のコダクローム」、「恋人と別れる50の方法」などのシングル・ヒット曲、ライブ終盤では「サウンド・オフ・サイレンス」、「ボクサー」などサイモン&ガーファンクル時代の名曲まで聴かせてくれる。レディスミス・ブラック・マンバーゾ、サンディスワ・マズワイ、ジミー・クリフなどゲストも多彩だ。自由と熱狂を感じることができるこのアルバムは休日のドライブにピッタリだ。ポール・サイモンとグレイスランド・バンドの自由な演奏が休日の解放されたい気分を後押ししてくれるし、観客の熱狂が気持ちを昂らせ、例え渋滞に巻き込まれても、あっという間に目的地に着いた感覚にさせてくれる。

これがライブかと思えないほど録音が良い。一方で野外空間への音の広がり、観客の反応など野外ライブならではのムードもたっぷりとある。夕暮れ時から始まり、夜が訪れる。それに合わせたようにライブがハイド・パークの自然の中で進んでゆく。優れたカーオーディオで再生すると、聴いている自分がいつの間にか聴衆のひとりになっている。

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