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おすすめの名盤 SOUND EXCELLENCE

今年のグラミー賞は結局ブルーノ・マーズの圧勝で終わったが、注目されたのは主要部門を含む女性最多の5部門にノミネートされた、このSZA(シザ)だった。

Ctrl/SZA

SZA

Ctrl

『Ctrl/SZA』

アメリカでは、2013年に『S』、2014年に『Z』がリリースされ、一部ではそのカリスマ性から人気を集めていたが、日本デビュー盤となるこの『Ctrl』(コントロール)では、全世界でブレイクした。本名はソラーナ・ロウと言い、セントルイスで生まれ、ニュージャージーで育った。両親の手を焼かす奔放な性格で、水族館の飼育員を目指して大学にも通っていたが、何度か中退、再入学を繰り返している。音楽を志したのは、2010年代に入ってからとキャリアは浅い。ラッパーである兄のマンハッタンの作品に参加したのが、きっかけだった。現在のアメリカン・ヒップホップ/R&Bの帝王のひとり、ケンドリック・ラマーに認められ、彼の所属する人気レーベルTDEにスカウトされた。特徴的なのは、現代のアメリカの若者を代表する詞=言葉だ。『Ctrl』も“自分の人生をコントロールすること”、“他人にコントロールされないこと”がテーマになっている。ひと昔前を連想させるカーリーヘアーもSZAファッションとして流行し始めている。

サウンドはヒップホップ/ネオソウル。当然、人工的なエレクトリカル・サウンドが中心となる。日本のオーディオ・シーンでは、こういったサウンドを良音と認めるプロは数少ないが、アメリカでは昨年すでにヒップホップ/R&Bの総売り上げが、ロック/ポップスを上回り、中心的なサウンドとなった。超低音、生々しいボーカル、キレの鋭いサウンドは、まさに現代の主流の音だ。打ち込みには、打ち込みなりのいい音がある。だからこそ、そういったサウンドの売り上げが、生音中心のロック/ポップスを超えたのだ。スピード感に強い、現代のカーオーディオには、とても相性の良いサウンドと言える。

休日ののんびりした気分のドライブで是非聴いてほしい。打ち込みでありながらオーガニックで心地良いサウンドがドライバーをリラックスさせてくれるはずだ。

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