ここから本文

CLUB DIATONE
いい音にこだわる、すべての大人たちへ。 CLUB DIATONE

DIATONEオススメ CD&Playlist

おすすめの名盤 TREASURE DISC

深い青空に枯れた街路樹の立ち並ぶ都会の道路。柔らかな新緑の森の中。どこまでも続く菜の花畑。自然が創り出す美しい風景の中、優しい心を抱いてドライブするなら、この『SHANTI‘S LULLABY』をオススメしたい。風景が、心に刻む彩りをより一層鮮やかにしてくれるからだ。

SHANTI‘S LULLABY/SHANTI

SHANTI

SHANTI‘S LULLABY

『SHANTI‘S LULLABY/SHANTI』

温もりのナチュラル・ボイスを持つシンガーとして人気のシンガー、SHANTIはジャズと言うよりは、ジャジィなポップス感覚で聴いて楽しめる数少ないシンガーだ。歌い込んできたことは十分わかるのだが、それでも失われない、テクニックに走らない瑞々しさがSHANTIの声にはある。そのボーカルは優しい抱擁力を持っている。この新作は、そんな彼女の持つ魅力をこれまで以上に広げた可能性の萌芽のような内容だ。アルバムはスティングのファンの間では名曲の誉れ高い「フィールズ・オブ・ゴールド」で始まる。昔から好きで歌っていたと彼女自身が語るように、スティングが示した大きい望郷の想いさえ感じさせる追憶の愛の世界が、自然に彼女のものとなっている。

オリジナルを含めて選曲は多彩だが、自然な流れの中で違和感ない構成となっている。深夜のドライブに最適な「星に願いを」、1人ドライブをじっくり楽しめるビリー・ジョエルの「ララバイ(グッドナイト,マイ・エンジェル)」、恋人とのドライブにお薦めなザ・ビートルズの「アクロス・ザ・ユニヴァース」、スムーズなドライブを導いてくれるリッキー・リー・ジョーンズの「カンパニー」、ウィンドウ越しの風景をより気持のよいものにしてくれるジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」と大瀧詠一作の「夢で逢えたら」などは、とりとめのない選曲のようでいて、巧みなアレンジとSHANTIの歌唱力でまるでオリジナル・アルバムのように1本の線となっている。

本作は、愛しい人とのドライブはもちろん、ひとりでもゆったりと余裕のある心に導いてくれる。良質のカーオーディオほど声の温もりが実感できる。ダイヤトーンサウンドナビで聴きたい作品だ。

ページトップに戻る