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CLUB DIATONE
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おすすめの名盤 TREASURE DISC

現代では、昔ほど個性の差が少なくなったが、それでも日本車、ドイツ車、イタリア車、アメリカ車...などどこかの国のクルマが好きという方は多い。英国車ファンという方も結構多く存在した。クルマの中でも当然の如く、ブリティッシュ・ポップ/ロックを聴く。1990年代のUKファンに欠かせないと言ったら、モーリスのミニクーパー、そしてオアシスの音楽だろう。

フー・ビルト・ザ・ムーン/ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ

フー・ビルト・ザ・ムーン

『フー・ビルト・ザ・ムーン/ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ』

現在、20代から40代のUKロック(ブリット・ポップ)ファンにアンケートを取ったら、再結成して欲しい解散してしまったバンドのNo.1はオアシスになるだろう。1970年代にアンケートでいつもザ・ビートルズがNo.1だったように。1991年に結成、2009年に解散したオアシス。解散後、ノエル&リアム・ギャラガー兄弟はそれぞれ3枚のソロ・プロジェクト・ アルバムをリリースした。本作は、50歳になった兄ノエルの3枚目のソロ・プロジェクト作だ。ほぼ同時期に弟リアムも3枚目をリリースしたので何かと比較されるが、リアムのオアシスを踏襲した音楽性に対して、ノエルは元々多かった音楽的な引き出しの多さをフル活用し、ソロ史上、最良のアルバムを生み出した。オアシスの香りがまったく消えたとは言わないが、現代的な幅広いロックを聴かせる一方で、UKロックの伝統を守ったサウンドだ。「ホーリー・マウンテン」では、ポール・ウェラーが、「イフ・ラブ・イズ・ザ・ロー」ではジョニー・マーが参加するなど先輩たちのバック・アップも厚い。分かりやすく、それでいて音楽的に深いのは、ノエルの力量の高さだ。”喜”びや”愛”といったポジティブなメッセージが発せられているこのアルバムは、晴れた日のドライブでカー・スピーカーから聴こえてくると最高にハッピーな気分になれる。

アストン・マーチンでなく庶民派の代表車だった古いモーリスのミニクーパーで聴いてみたくなるUKテイストだ。

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