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おすすめの名盤 TREASURE DISC

夏というとレゲエ・フェスティバルがひんぱんに開催されていた時代もあった。実際、ジャマイカ~南国生まれのレゲエは、青空,夏のドライブに良く似合う。必ずしも陽気な内容を持った詞の楽曲ばかりとは限らないが、レゲエのリズムは、海岸道路のドライブにぴったりのグルーブを持っている。

44/876/スティング&シャギー

スティング&シャギー

44/876

『44/876/スティング&シャギー』

レゲエは1970年代、世界の音楽シーンを虜にする。そう予言したのは、ジョン・レノンだった。ザ・ビートルズはすでに1960年代、レゲエの前身のリズム,スカを取り入れた「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」を発表していた。ジョンの予言は当たり,ボブ・マーリーは世界的なカリスマになった。ザ・ローリング・ストーンズ,クラッシュ,ポリスなどレゲエを取り入れたり、カバーしたバンドも多い。

特にポリスは初めてのヒット「ロクサーヌ」,世界的な大ヒット「孤独のメッセージ」などで積極的にレゲエを導入していた。だから、スティングが現代のレゲエのカリスマ,シャギーと年の差を超えて、この共同制作アルバムを生んだのは、必然だったのかもしれない。

きっかけは、現在のスティングのマネージャーで以前はシャギーのA&Rを担当していた共同プロデューサーのマーティン・キーゼンバウムが二人を出合わせたことによる。バックには、ジャマイカの伝説のミュージシャン/プロデュース・チームのスライ&ロビーのベーシスト,ロビー・シェイクスピア,ダンスホール・レゲエの有名人アイドニアやモーガン・ヘリテイジなどシャギー関連の人脈に,スティング側からはドミニク・ミラーやブランフォード・マルサリスなどが参加した。タイトルは,国際電話の英国の国番号44とジャマイカのそれが876ということで付けられている。

陽気でカラッとしていて、日本の湿度の高い夏にはぴったりの御機嫌なサウンドが揃っている。表題曲の「44/876」ではレゲエ独特の節回しによる抜群のコンビネーションで盛り上げてくれるので、仲間たちとの海外沿いのドライブにはうってつけだ。

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