ごく普通の映画好き編集部員による試写会レポート

第1回第1回
『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』

試写会に行ってきたのは…

編集部員 F(女性)

頻度は多くないけれど、メジャーなものから小規模な作品まで、興味のある作品は一人でも映画館に足を運んで楽しんでいる。

編集部員 H(男性)

月2~3本観る程度のごく普通の映画好き。平日仕事終わりにレイトショーを観て、あれこれ振り返りながら帰宅するのが最近の贅沢なひと時。

H今回からこのコーナーでは、「シネマチケットプレゼント」で毎月前売鑑賞券をプレゼントしている映画について、試写会レポートをお送りしていこうと思っています。

F編集部の私たちの感想をレポートするんですね?

Hそうですね。われわれはプロの評論家ではないので、ごく普通の映画好きとして、会員様と同じ目線でご紹介できたらいいなと思っています。

Fそれでは、記念すべき第1回、ニコール・キッドマン主演『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』についてレポートしましょう。

あらすじ

人気絶頂の中、26歳の若さでハリウッドを去り、モナコの公妃となったオスカー女優グレース・ケリー。誰もが羨むおとぎ話を地で行く彼女だが、なかなかモナコ王室のしきたりには馴染めずにいた。そんなある日、ヒッチコックからハリウッドへの復帰を誘われる。自分の居場所を見失っていた彼女は大きく心を動かされるが、一方でモナコ公国には大いなる危機が迫っていた。現在も語り継がれる20世紀のおとぎ話の、知られざる歴史の1ページ。「公妃」と「女優」の狭間で揺れる彼女が打つ、一世一代の<大芝居>とは?

(C) 2014 - STONE ANGELS SAS

H早速ですが、どうでしたか?

F最初、ニコール・キッドマンがグレース・ケリー役と聞いて、少しイメージが違うかなと思ったんですけど、そんなことはなかったですね。

H僕も「ニコール・キッドマン?」と思ったんだけど、ヒッチコックがグレース・ケリーを訪ねてくるシーンがあって・・・。

F冒頭のシーンですね。

Hそう。その時のニコール・キッドマンの表情の演技を観て、「ああ、この映画は当たりだ!」ってワクワクしましたね。

F20世紀のハリウッドの大女優を、21世紀のハリウッドの大女優が演じる、本作の大きな見所のひとつですね。

HFさんは、グレース・ケリーについてどれくらい知ってた?

Fあまり詳しいことは知りませんでした。昔のハリウッドの大女優で、モナコの公妃になったということくらい。「おとぎ話」の裏側にあるグレース・ケリーの葛藤とか、今回この映画で初めて知ったことも多かったです。

Hあとは、「ケリーバッグ」とか?

Fエルメスの「ケリーバッグ」は有名ですよね。自分の名前が商品名になるってすごいですよね。

H命名の由来をちょっと調べてみたところ、元々は「サック・ア・クロア」という名前だったんだけど、マスコミに長女の妊娠を気付かれないようにこのバッグで隠したら、その写真で世界的に有名になってしまって・・・。

Fお腹を隠すためだったというのは知っていましたが、単なる愛称ではなく、正式に改名されているんですね。

Hそうみたいです。ちなみに、「ケリーバッグ」ももちろん登場するけど、他にも「カルティエ」「ディオール」「スワロフスキー」などたくさんの世界的なブランドがこの映画に協力しています。

Fそう!そこも、この映画の見所だと思います!映画のクレジットにも、撮影時のアクセサリーの身に着け方などについても、そのブランドがアドバイスをしたということが書かれていましたね。登場する衣装やアクセサリーがすごくステキで、着こなしや装いに合せたヘアアレンジなど、女性としては見入ってしまいます!

Hドレスやジュエリーは、今回の映画のために当時のものを再現したらしいです。

Fニコール・キッドマンも「本物を身に着けることができた」と、演技においてとても重要だったと語っていますね。そのあたりも是非注目して観たい作品ですね。

次回もお楽しみに!

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