ごく普通の映画好き編集部員による試写会レポート

第3回第3回
『想いのこし』

試写会に行ってきたのは…

編集部員 F(女性)

興味がある作品を観るためなら、一人でも映画館に足を運ぶ。休日にゆったりと、劇場の雰囲気も含めて満喫するのがたまの楽しみ。

編集部員 H(男性)

月2~3本観る程度のごく普通の映画好き。年々涙もろさが増しており、最近では頬を伝う涙も拭わなくなってきたアラフォー世代。

H今回の試写会レポートは、11月22日(土)より全国ロードショー中の『想いのこし』(出演:岡田将生、広末涼子)です。

F『想いのこし』は、シネマチケットプレゼントのプレゼント作品ではありませんが、『深夜食堂』試写会ご招待券プレゼント(※締切:2014年12月25日(木)まで)をご提供いただいた東映株式会社様にご招待いただいたので、Hさんと私で観てきました。

あらすじ

お金大好き、女も大好き、そんな遊び人のガジロウ(岡田将生)は、ある日車に轢かれてしまう。幸い無傷で済んだものの、彼の前には、その事故で亡くなった4人のユウレイが現れる。一人息子を残して逝ったポールダンサーのユウコ(広末涼子)、結婚式目前だったルカ(木南晴夏)、同級生に想いを寄せるケイ(松井愛莉)、やり残した仕事が忘れられない元消防士のジョニー(鹿賀丈史)。彼ら4人から、“想いのこし”た未練を代わりに叶えて欲しいと懇願されたガジロウは、大金に目がくらんで渋々引き受けるのだが・・・

(C) 2014「想いのこし」製作委員会

Hいやぁ、泣きました。

FHさん、かなり泣いてましたね(笑)

H4回泣きました。4人分、4エピソードできっちり泣いてしまいました。

F私もクライマックスは涙腺が耐え切れませんでした。Hさんほどではないですが(笑)

H今回、ストーリーについては事前情報なしに観たんですよ。いつもは、あらすじを読んだり、トレーラーを確認してから観るんですけど。だから、全く心の準備が出来ていない中でいきなり4人が死んでしまって・・・

Fはい。

H4人のキャラクターとか背景も全く分からない状態で。つまり、ガジロウと似ているんですね。「なんなんだこの4人(ユウレイ)は?」っていう(笑)

Fまさにガジロウですね。ガジロウは恐怖におののいてましたが(笑)

Hだから、そこから4人のエピソードが順々に展開されていくわけですけど、少しずつそれぞれの人となりや“想いのこし”が明らかになっていき、感情移入がどんどん深まっていって・・・

F毎回泣いてしまったと。合計4回(笑)

Hそういうことですね。

Fまあ、Hさんの場合は極端な例かもしれませんが(笑)、4人の設定が絶妙なんですよね。

Hそうなんです。うまい具合にバラバラなんです。

Fルカの“恋愛”、ケイの“青春”、ジョニーの“仕事”、ユウコの“親子”という感じに、各登場人物がそれぞれ異なるテーマの“想いのこし”を抱えているので、すごく幅広い層の方々が共感できるんじゃないかなと思います。

Hそれと、ガジロウの“成長”もね。

Fそうですね。最初、ガジロウは、どうしようもない“サイテー男”なんですけど、4人のユウレイの“想いのこし”を叶えていくことで徐々に変わっていきます。

Hそのあたりも見所ですね。ガジロウとユウコのひとり息子・幸太郎(巨勢竜也)との歳の離れた“友情”もほほえましいです。ちなみに、Fさんはどのエピソードが一番グッっときましたか?

F私はやっぱりクライマックスですね。ユウコと幸太郎の親子愛。Hさんは?

H僕は、ケイの“青春”でした。あの野球部のチームメイトが最後整列して・・・

Fなるほど。確かにあの場面は感動的でしたね!みなさんも是非劇場でご覧になってみてください。

次回もお楽しみに!

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