ごく普通の映画好き編集部員による試写会レポート

第18回第18回
『映画ちびまる子ちゃん
イタリアから来た少年』

試写会に行ってきたのは…

編集部員 Y(男性)

テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」を観て育った世代。
気がつくと自分の子供がまるちゃんより年上になっており、時の流れの早さをあらためて実感。

編集部員 S(女性)

ちびまる子ちゃんと同じ時代を過ごした昭和世代。
お調子者で、ついつい出てしまう毒舌は、まるちゃんぽいと言われている。

S今回の試写会レポートは、12月23日(水)から公開の『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』です。

Y1990年に放送開始したテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」の25周年を記念した劇場版ですね。

Sまずは、あらすじからご紹介しましょう。

あらすじ

まる子の町に、世界5カ国から子どもたちがやってくる。個性豊かな新しい仲間にクラスのみんなは興味津々で、まる子の家にも、イタリアからきた男の子のアンドレアがホームステイをすることに。クラスメイトたちと一緒に清水の町を飛び出し、大阪や京都へ出かけ、楽しい日々を過ごすまる子。まる子とアンドレアは一緒に行ったお祭りで「また会えますように」とそれぞれ願いごとをするが、やがてアンドレアとの別れの日が近づく―。

(C)2015 SP/F.N.T.H.Y.FNS

Y実は僕、先月イタリアへ研修に行ってきたばかりなんです。

Sそれでは、イタリアから帰ってきた元少年ということで、イタリア目線な感想をぜひ!

Yといっても、この映画の舞台になっているのは、日本ですよ…。それも懐かしの昭和の時代。

S昭和というと、ちょうど私たちが子供時代を過ごした頃なので、懐かしいシーンが色々とありましたね。

Yまるちゃんたちが大阪や京都へ旅行に行く時に乗る新幹線は、初代0系。あの丸いデザイン、子どもの頃、憧れてました。

S私は、人やお店を探す時に電話ボックスにある電話帳で探してみるという、かなりアナログな方法に懐かしさを感じました。今ならスマホでまず検索ですからね。

Yそんな時代に海外から5人の子どもたちが来るって、かなり特別なことだと思うんです。

Sそうですよね。ストーリーの中心になるのは、イタリアから来た少年アンドレア。

Yいきなり“ボクは、まる子が好きです”なんていうところがイタリアっぽいなと思いました。イタリア人って、人懐っこいから。

S確かに、そういうイメージありますね。最初はとまどっていたまるちゃんも、アンドレアが日本に来たワケを聞いてから、だんだんと心を開いていきます…。

Y他にも香港、インド、アメリカ、ブラジルと多彩なキャラが揃っていて、その声優陣がなんとも豪華。

S中川大志さん、劇団ひとりさん、パパイヤ鈴木さん、渡辺直美さん、ローラさんですからね。

Y他にも、エンディング曲を担当されているトータス松本さん(ウルフルズ)が出演されているとか。

Sうっかり見逃がしてしまいそうなので、どこに登場されるのか見つけてみるのも楽しいかも。

Yストーリーは誰もが楽しく、ちょっと胸がキュンとなるシーンもあり、大人も子供も楽しめる作品でしたね。

Sまるちゃんが握りしめているこの栓抜き!これがポイント。思い出すとじ~んとなります。

Y僕は、観終わった後、無性にスパゲッティが食べたくなっちゃいました。

Sあー、私も!きっと、あのシーンのせいですね。どのシーンなのかは、見てのお楽しみということで!

次回もお楽しみに!

ごく普通の映画好き編集部員による
試写会レポート一覧へ

シネマチケット・プレゼントトップページへ