ごく普通の映画好き編集部員による試写会レポート

第19回第19回
『パディントン』

試写会に行ってきたのは…

編集部員 N(男性)

年末年始にかなり食べ過ぎたので、運動をしなければいけないと思いつつも、寒いので家で映画を観てしまう毎日。

編集部員 S(女性)

女子力は低いが、女子が喜ぶクマのぬいぐるみはもれなく好き。
いつかパディントンのようなモフモフのトイプードルを飼いたいと夢みている。

S今回の試写会レポートは、1月15日(金)から公開の『パディントン』です。

N「ハリー・ポッターシリーズ」を手掛けたプロデューサーの作品ということで、期待が高まります。

Sまずは、あらすじからご紹介しましょう。

あらすじ

真っ赤な帽子をかぶった小さな熊が、ペルーのジャングルの奥地からはるばるイギリス・ロンドンへやってきた。家を探し求める彼は、イギリス紳士らしく丁寧な言葉遣いで道行く人に話しかけるが、なぜか誰からも相手にされず、やっと出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名付けられ屋根裏に泊めてもらえることになる。早速、家を探し始めるが、初めての都会暮らしは毎日がドタバタの連続で―。

(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington BearTM, PaddingtonTM AND PBTM are trademarks of Paddington and Company Limited.

N女子ってクマのぬいぐるみが好きですよね。Sさんも?

Sもちろん、好きですよ。だって、モフモフ&ふわふわ~かわいいじゃない?

Nでも、今回の主人公はかわいいぬいぐるみではなく、英国紳士もびっくりするほど礼儀正しい野生のクマなんですよね。

Sそう、それがパディントン!私、今回の映画でパディントンにまつわるストーリーを初めて知りました。

N僕もそうなんです。ぬいぐるみは見たことありますけど、どうしてクマが赤い帽子をかぶっているのか、“パディントン”という名前なのかは全然知りませんでした。この映画を観たら、なるほど…そうだったのかと思えることがたくさんありました。

S映画の舞台の中心は19世紀のロンドンですが、物語はどうしてパディントンが故郷であるペルーのジャングルからはるばるロンドンに来ることになったのか、そのきっかけとなったエピソードから始まります。

Nトレードマークの赤い帽子にそういう意味があったのか…というところですね。

Sはい、そして初めてロンドンにやってきたパディントンの目線で、ロンドンの名所を紹介するかのように物語は展開していくわけですが…。野生のクマがいきなり人間に話しかけても全然相手にしてもらえない。

N予告を観た時は、駅のホームに帽子をかぶったしゃべるクマがいることに、誰も驚かないのが不思議でしたけど、観終わった時には何の違和感も感じませんでした。

Sすっかり“パディントンワールド”にはまりましたね。

Nあと、パディントンのキャラがすごくいい。クマなのに英国紳士ぽくて、言葉づかいも丁寧で礼儀正しい。それなのにドジなところが…(笑)

Sほんとになんとも愛らしいキャラです。パディントンを受け入れることになった家族との生活もドタバタ続きで面白いし。

Nニコール・キッドマン演じる謎の美女ミリセントが登場し、パディントンを捕獲しようと画策するあたりから、ハラハラ…ドキドキ、しませんでしたか?

Sそうそう、このあたりの手に汗握るスリル感、あの映画のパロディシーンは見事。一見、子ども向けの映画に思えますが、実際は大人だからこそ楽しめる仕掛けがいっぱいでした。

Nファンタジー、コメディ、スリルだけではなく、思わずほろっとしてしまう心温まるストーリーにも癒されますね。

S観終わって、劇場を出る時には自然と笑顔になれる、そんな映画です。ご家族、お友達、デートにもおすすめなので、みなさんもぜひ劇場でご覧になってみてくださいね。私、もう一度観ようかな…。

NSさん、おひとり様でも十分楽しめますからね。

Sそ、そんな…(涙)

次回もお楽しみに!

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