『ミュータント・ニンジャ・タートルズ
:影<シャドウズ>』
試写会に行ってきたのは…
編集部員 Y(男性)
子供の頃、お祭りの屋台で好きだったのが「亀すくい」。 最中の皮で作ったポイでやるのが 難しかったのを覚えています。
編集部員 S(女性)
ハワイのウミガメビーチで、野生のウミガメを見たことが懐かしく思い出される今日このごろ。子供の頃、カメを飼ったこともあるほど、意外にカメ好き。
S今回の試写会レポートは、8月26日(金)より公開の『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』です。
Yシリーズ2作目となるこの作品でも、前作に引き続き、製作は『トランスフォーマー』シリーズなどを手がける人気プロデューサー、マイケル・ベイということで、楽しみにしていました。
脱獄したタートルズの宿敵シュレッダーは、マッドサイエンティストのバクスター・ストックマンや手下のビーバップ、ロックステディと手を組み、世界征服を目論む。シュレッダーが怪しげな液体をビーバップ、ロックステディに投与すると、2人はたちまちイノシシとサイのミュータントに変身してしまう。タートルズは、シュレッダーの野望を食い止めるべくその後を追うが―。
Sまずは、ヒーローが突然変異した亀っていうのが、異色でびっくりだったんですけど、Yさんは、前作もご覧になったんですよね?
Yはい。前作は、どうして亀がこのようなミュータントになったのか、ヒロインのエイプリルとタートルズの関係などを中心に展開していましたね。テレビ番組のレポーターをしているエイプリルとカメラマンのヴァーンがタートルズたちの力を借りて、シュレッダー率いる悪の軍団を倒すわけですが、表舞台に出ることができないタートルズに変わって、お手柄は全部ヴァーンが手にすることになるんです。
Sなるほど…。それじゃぁタートルズたちはちょっと面白くないですね。
Yそんな時に、バクスター・ストックマン博士の助けを借りて、宿敵シュレッダーが脱獄するところから、今作の物語が展開していきます。
Sあのシーンは見ごたえありました。謎の液体によってモヒカン男とマッチョ男がイノシシとサイのミュータントに変身!最新技術のモーションキャプチャーで、役者さんの細かい表情や、動きがものすごくリアルに演出されてました。
Y技術の進歩は、本当にすごいですね。3Dで観たせいもあるんですけど、タートルズたちの表情や動きが前作よりかなりブラッシュアップされた感じがします。最初は区別がつかなかったのですが、よくよく見ていると個性豊かなキャラクター。リーダー格のレオナルド、暴れん坊で熱血漢のラファエロ、オタク系頭脳派のドナテロ、お調子者のミケランジェロ。みんな名前負けしてません。(笑)
S前作を観た観客から「タートルズの顔が怖すぎる!」という声があって、制作チームは歯や顎のラインなどを優しい印象になるよう変更したんですって。かなり親しみやすくなったんじゃないですか?
Yそうですね、それでも彼らは、やっぱり影の存在。ニューヨークという華やかな街にいながら地上に出ることもなく、人目につかない世界で暮らしている彼らが、もしかして人間に成れるかもしれないということを耳にして、甲羅よりも強い絆で結ばれていたはずのタートルズに亀裂が生じます。
Sそこに悪の帝王、クランゲが登場し、シュレッダーと手を組んで世界征服をたくらんでますからね。
Yまさにここからが見どころです。4人の絆はどうなるのか?タートルズは再び悪を倒し、世界を救うことができるのか…?
Sタートルズは、このまま影の存在なのか、それとも…?
Yイグアスの滝で撮影したというアクションシーンは特に必見!大人も子供も楽しめる内容ですから、ご家族揃って観ていただきたいですね。
S“タートル・パワー炸裂!!“ぜひご覧ください。
次回もお楽しみに!