ごく普通の映画好き編集部員による試写会レポート

第29回第29回
『ジェイソン・ボーン』

試写会に行ってきたのは…

編集部員 Y(男性)

中学生の頃は、観たかどうかにかかわらず、幅広く、映画のチラシを収集していました。今も映画館に行くと公開前のチラシを持って帰ってしまいます。

編集部員 H(男性)

洋画の派手なアクション映画を観たい時と、邦画のゆったりした心温まる映画を観たい時、というのが結構はっきり分かれる傾向があります。ちなみに最近は前者です。ストレスの問題でしょうか。

H今回の試写会レポートは、10月7日(金)より公開中の『ジェイソン・ボーン』です。

Y“あの”ボーン・シリーズの4作目となる最新作ですね。『ボーン・アイデンティティー』(02)、『ボーン・スプレマシー』(04)、『ボーン・アルティメイタム』(07)の過去3作も全て観ているので、今回の9年ぶり続編はとても楽しみでした。

HCIAの暗殺者養成プログラムが生み出した最強の男「ジェイソン・ボーン」が、失われた記憶を探し求める大人気シリーズですね。

Y前作『ボーン・アルティメイタム』で、自身の本名がデビッド・ウェッブであることや、自ら志願してCIAの暗殺者になったという事実を突き止めたジェイソン・ボーンですが、再び新たな戦いに巻き込まれていきます。

あらすじ

世間から姿を消して生活していたジェイソン・ボーン(マット・デイモン)の元に、CIAの元同僚のニッキー(ジュリア・スタイルズ)が現れる。彼女は、CIAが世界中の情報を監視・操作することを目的とした恐ろしい極秘プログラムを始動したこと、そしてボーンの過去にまつわる衝撃的な真実を告げる。その真実は、ボーンの新たな戦いの始まりを意味していた。ボーンは再び姿を現すことになり、追跡を任されたCIAエージェントのリー(アリシア・ヴィキャンデル)はボーンを組織に取り込むことを画策するが・・・。

(C)Universal Pictures

H今作は、前作でも明らかにならなかった、「なぜ自らCIAの暗殺者に志願したのか?」という謎をめぐってストーリーが展開していきます。

Y確かに、ジェイソン・ボーンは、さすがCIAの最高傑作というだけあって並外れた戦闘術やリスク回避能力を持っているけど、決して自分から暗殺者になりたがるような人物には見えないですからね。

Hそうですね。どちらかというと戦いを好まない感じすらありますよね。敵が攻めてくるから仕方なく対応する、というような。もちろん手加減はしないですが(笑)

Y今作でもCIAは執拗にボーンを付け狙います。

HCIA長官のデューイ(トミー・リー・ジョーンズ)とその差し金の作戦員(ヴァンサン・カッセル)ですね。この2人がまたしつこい(笑)。手段も選ばないし、何が何でもボーンを消そうとしてきます。

Yこの2人には追いかけられたくないね(笑)。トミー・リー・ジョーンズは、最近は日本のTVでもコミカルな姿をよく見かけるけど、悪役を演じると本当に憎たらしい見事な演技でした。

Hそして、今作では、ボーンに協力をすることでCIAに引き戻そうとする若い女性エージェント、リーも登場します。CIAも若い感性を持った世代の登場で、これでボーンの逃避行も終焉を迎えるのかなと思うんですが・・・。

Yラストに注目ですね。最後までジェイソン・ボーンは、期待を裏切りません(笑)

H9年ぶりに復活した世界中で大人気のボーン・シリーズですが、今作は「新章始動」と銘打ってます。更なる続編にも期待していきたいですね。

Y是非劇場でご覧になってください。

次回もお楽しみに!

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