ごく普通の映画好き編集部員による試写会レポート

第35回
『SING/シング』

試写会に行ってきたのは…

編集部員 W(男性)

海外映画を見る際に字幕版か吹き替え版かで悩みます。
台詞と動きの臨場感を取るか、見易さをとるか‥。
そんな時、元の言語を理解して楽しめたら、と思います。

編集部員 A(女性)

SFか元気になれる映画を好んで見に行きます。最近は仕事で先輩にしごかれて凹むことも多いので、週末、元気をチャージしに映画を観に行っています。

A今回の試写会レポートは、3月17日(金)より公開の『SING/シング』です。

W『ミニオンズ』や『ペット』などのヒット作で知られるイルミネーション・エンターテインメントの長編アニメーション作品ですね。

A作品の舞台は人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界です。まずは、あらすじをご紹介しましょう。

あらすじ

動物だけが暮らすどこか人間世界と似た世界―。取り壊し寸前の劇場支配人バスターは、かつての栄光を取り戻すため世界最高の歌のオーディションを開催することに。極度のアガリ症のシャイなティーンエイジャーのミーナ、ギャングファミリーを抜け出し歌手を夢見るジョニー、我が道を貫くパンクロックなティーンエイジャーのアッシュ…、事情を抱えたたくさんの動物たちが、人生を変えるチャンスを掴むためオーディションに参加する。

(C)Universal Studios.

Aタイトルどおり、観終わった後に歌いたくなる映画でしたね!?

Wそうでしたね。ユニークな動物のキャラクターたちが歌っている音楽は、たくさんの人に愛されてきた名曲やみんなが大好きなヒットソングばかりでした!

A私は「歌劇《トゥーランドット》~誰も寝てはならぬ」「クレイジー・イン・ラブ」などの曲が懐かしくて‥。

Wビートルズからレディー・ガガ、クラッシックなど60曲以上もの幅広いジャンルの曲を聞くことができて、まるでミュージカル映画のようでしたね。

Aキャラクターたちが本当に楽しそうに歌っているシーンを見ていると、あらためて音楽のすばらしさ、楽しさを感じました

Wマシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーンら豪華キャストがキャラクターの声優をつとめ、その素晴らしい歌声を披露しているんですよね。

A日本のアイドルをイメージしたキャラクターも登場して、思わず笑ってしまうシーンもありました。

Wそうそう、試写会の会場でよく笑いが起きていたましたよね!それだけ楽しい映画だったということですね。

A登場するキャラクターがとにかくみんな個性豊かで魅力的。

W家族間の問題や、パートナーとの関係、アガリ症などそれぞれが抱えている事情も身近にありそうなものばかりで、動物たちの話でありながら非常に“人間”らしかったです。

A誰でもどれかのキャラクターに感情移入しながら見られると思いました。実は私は、主人公マイクの父親に感動してしまいました。

W登場する全キャラクターが主人公といっても過言ではないかもしれないですね。

A個性と才能あふれる動物たちが時につまずきながらも人生を変えようと夢に向かって奮闘する姿、そしてそれを支える周囲の動物たちの思いには、とにかくぐっときました。

W今回は字幕版で楽しみましたが、吹替版も、内村光良さん、長澤まさみさん、大橋卓弥さん(スキマスイッチ)ら豪華なメンバーが勢揃いしているようなので、そちらも見てみたいと思いました。

A友情あり、親子愛あり‥大人からお子さんまで楽しめる内容でしたね。

W春休みシーズンですし、友達や親子で映画を楽しむ絶好のタイミングです。みなさんにもぜひ、劇場で楽しんでいただけたらと思います!

次回もお楽しみに!

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