ごく普通の映画好き編集部員による試写会レポート

第39回
『怪盗グルーのミニオン大脱走』

試写会に行ってきたのは…

編集部員W(男性)

日常生活で癒しがほしい今日この頃です。アニメを見ているといったん実世界から離れて元気が湧いてきます。自分も明るく楽しいキャラクターになれたらなと思います。

編集部員K(男性)

字幕・吹き替えのどちらを選ぶか。私は字幕派ですが、言い回しが独特な映画だと吹き替え版のほうが楽しめることがわかり、使い分けて観ます。

K今回の試写会レポートは、7月21日(金)より公開の『怪盗グルーのミニオン大脱走』です。

Wスピンオフ含め3作が公開されている『怪盗グルー』シリーズ最新作、3Dアニメ映画ですね。世界中で人気のキャラクターが活躍する新たな物語ですから、きっと楽しみにされていた方も多いのでは?

Kまずは、あらすじからご紹介しましょう。

あらすじ

反悪党同盟をクビになった元・大悪党のグルーが、これを機に悪の道に戻ってくれるのではないかと期待するミニオンたちだったが、その世界からは足を洗ったと告げられる。生きがいを求めてグルーと決別し、新たな最強最悪のボス探しの旅を始めるミニオンたちは、ある出来事をきっかけにとんでもないことに…。

(C) 2017 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED

K『怪盗グルー』シリーズをまだ観たことがない方のために少し解説すると‥黄色い不思議なキャラクターがミニオン、ミニオンたちを率いる元悪党がグルーです。

Wグルーは坊主の彼ですね。

Kはい。グルーは元最強最悪の怪盗ですが、前作で悪党稼業から足を洗います。改心した彼は世界トップクラスの超極秘組織「反悪党同盟」に引き抜かれて特別捜査官として任務にあたり、当時相棒だったルーシーと結婚しました。

Wミニオンってなんだか不思議なキャラクターですよね?正体は一体何なんですか?

Kシリーズスピンオフを観るとわかるんですが、ミニオンたちははるか昔、人類よりも早く誕生していて、その時代の最強最悪のボスに仕えることを生きがいにしています。で、かつては怪盗グルーにも仕えていたのですが、グルーが悪党稼業をやめてしまったので、最新作ではミニオンたちはあらたなボスを求めて旅に出て‥という状況から始まります。

Wなるほど。今回はそこに史上最強の新たなライバルとの対決、家族愛、ミニオンたちの騒動が加わるというわけですね。スピード感のあるストーリー展開と、縦横無尽にスクリーンで動き回るキャラクターたちの魅力にすっかり夢中になってしまいました。

K色々なキャラクターが出てきましたよね。私はとにかくかわいいミニオンたちが目当てです。よくわからない言語をしゃべって動き回る自由なミニオンたちを観ているとスカッとします。ちょっとブラックな笑いもあるところが気に入っています。

Wミニオンって全部同じじゃなくて、それぞれ微妙に外見も性格も違うところがいい。きっと皆さんそれぞれに自分のお気に入りのミニオンがいるのでは?

Kあと、印象に残ったのは今回の敵役、バルタザール。元天才子役ともてはやされたけど、今ではパっとしない人生を送っていて、過去の栄光が忘れられない恨み節を抱えた悪党という設定。未だに80年代のファッションをしています。でも、80年代のカルチャーが好きな私には、なんだか憎めないキャラクターでした。

W彼が出てくるときは80年代の大ヒット曲が使用されていましたね。

Kはい。マイケル・ジャクソンの『Bad』、ヴァン・ヘイレン『Jump』、マドンナ『Into the Groove』など。この時代の音楽が好きな方は、『おっ!』と思うのではないでしょうか。ファレル・ウィリアムスが1作目からずっと音楽を手がけているんですよね。

W音楽に合わせたダンスバトルのシーンも楽しかった。キレッキレのダンスの表現はもちろん、全体的に映像のクオリティーが素晴らしいです!

Kノリが良くてちょい悪の憎めないキャラクターたちの活躍と友情もテンポ良く描かれていますから、ぜひご家族揃って映画館で観ていただきたいですね。

次回もお楽しみに!

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