『メイズ・ランナー：最期の迷宮』
試写会に行ってきたのは…
編集部員M（女性）
最近の映画館にはプレミア、ラグジュアリーといった高級シートがあります。アクション映画など観賞中に、手足がビクッと一緒に動いてしまうこともあるので、周りを気にせずそんな席で観てみたいものです。
編集部員S（女性）
甘い恋愛ものより、サスペンスやホラーの映画が結構好きです。ゾンビ系も映画館で観ると迫力があって、怖さが倍増！最近、面白かったゾンビ系の映画を友達に薦めたら、心が病んでいると言われてしまいました（笑）
M今回の試写会レポートは、6月15日（金）より公開の『メイズ・ランナー：最期の迷宮』です。
S2014年の第1作以来、全世界を騒然とさせてきた最新作にして最終章。監督はシリーズ1作目から手掛けているウェス・ボールが努めます。巨大迷路を3年がかりで攻略、脱出したトーマスたちが、今作ではどのようにファイナル・ミッションを乗り越えていくのでしょうか！早速あらすじをご紹介しましょう。
テレサ（カヤ・スコデラリオ）の裏切りにより、秘密組織＜WCKD＞に捕らわれたミンホ（キー・ホン・リー）を助けるため、トーマス（ディラン・オブライエン）たちは彼が乗った列車の急襲を計画する。戦闘機も駆使して列車一両の切り離しに成功するものの、その中にミンホの姿はなかった。“ラスト・シティ”と呼ばれる隔離地域に運ばれたミンホは、WCKDの研究室で実験対象となっていた。捕らわれたミンホを救い出すため、そして自分たちが閉じ込められた理由を突き止めるために、トーマスたちは伝説の迷宮に逆侵入することを決意する。そこには誰もが予期せぬ試練と戦いが待ち受けていた―。
M最初から最後まで気を休める暇がありませんでしたね。実は私、第1、2作両方とも観ずにファイナルを観てしまったのです。
Sな、なんと。では、そんなMさんのような方でも分かるように、ざっと過去のストーリーを説明しましょう。
Mお願いします！
Sある日突然、巨大迷路に送り込まれた主人公トーマスは、仲間とともに力を合わせ、なんとか迷路を脱出します。しかし、その先に広がっていたのは灼熱の砂漠と謎の組織WCKDの施設。そこは、人類を滅亡の危機へさらす“フレア”という謎のウイルスに効く抗体を研究し、その抗体を持っているであろう若者を育成、厳選、そして人体実験を行っている施設だったのです。本作は、脱出の際に裏切りにあい、WCKDに連れ去られたミンホや実験サンプルにされている若者たちを救出するところから始まります。と、だいぶざっくりですがこんな感じです。
Mなるほど、それで若者たちが大勢捕えられ、人体実験をされていた訳ですね。
Sそうなんです。そのミンホを助けようと奮闘するのが、今作の冒頭、列車での攻防シーンです。
Mありがとうございます。やっと謎が解けました（笑）第3作目ということで、人間関係も複雑になっていて、理解出来ないのでは！？と思いましたが、観ていくうちにだんだんと関係性が解っていったので大丈夫でした。
S 良かったです（笑）劇中、何度もあるアクションシーンは見ごたえがありましたね。とても身軽で、特殊部隊のような身のこなしは一見の価値ありです。
M本当ですね。思わず体に力が入ってしまうようなシーンもありました。私はフレアに感染してしまった人がクランク（人間を襲うゾンビのような状態）となり襲い掛かってくるシーンが印象的でした。とても怖くて…。
S私もクランクに追いかけられるシーンは、予想外でドキドキハラハラしまし た。そして、誰もが予期せぬ試練が待っていましたね。
Mそのシーンは後々、観ている人を感動へと誘う重要な場面でもありました。
S後半は、第1作目から観ている人にとっては、涙なくしては観られない、そんなストーリー展開ではないでしょうか。裏切り、友情、家族、恋愛感情、いろんな思いが詰まっていますから…。
M実はこの3作品を撮影するのに、出演者たちは5年もの時間を共にしていて、まさに家族のような関係で撮影に臨んでいたようです。テレサ役のカヤ・スコデラリオと、ミンホ役のキー・ホン ・リーには、それぞれ10日違いで生まれた赤ちゃんがいて、オムツの世話の話などもしていたようで、お互いが家族のような関係だと語っています。
Sそうなんですね。長い年月を共にしたからこそ、赤の他人とはいえ、家族、もしくはそれ以上の絆で結ばれているのが、演技にも少なからず表現されていたように思います。
Tあのー、横からすみません、実は僕、第1作目から観ていて、今回の最終章をとても楽しみにしていたので、試写会に行きたかったんですよ。悔しいなぁ。
Sあっ！Tさん、今回は、突然の出張で、試写会に行けず残念でしたね（笑）
T2作目が続きの気になる終わり方だったので、すごく観たかったんですよ。で、ラストは一体どうなったんですか？ちょっとだけ、教えてください。
Sそれは…ここでは言えません。ただ、前2作を観ている方もそうでない方も、冒頭からぐいっと引き込まれ、スリルと感動を味わえると思いますよ！
Mぜひ、皆様も劇場で最後の迷路（メイズ）を攻略してみてください。
次回もお楽しみに！
2018.06.05