かわいい!美味しい!練りきりで朝顔を作ろう。

日本の四季にあわせて自然や植物を表現してきた和菓子。
今回は、電子レンジを使って簡単にできる「練りきり」を使って、
美味しくて見た目にもかわいい朝顔を作ってみませんか?
基本の手順からやってみましょう!

まずは基本の練りきり生地を
作ります。

基本の練りきり生地

材料

【ぎゅうひ(できあがり70g)】

  • ・白玉粉 20g
  • ・水 40cc
  • ・砂糖 40g
  • ・片栗粉 少々(手粉用)

【練りきり生地(6個分)】

  • ・白あん 150g
  • ・水飴 3g
  • ・ぎゅうひ 10g

レシピにある電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の時間の目安です。

【最初にぎゅうひを作ります。】

  1. 1)白玉粉に水を少しずつ入れてよく混ぜ、さらに砂糖を加えよく混ぜる。
  2. 2)蓋をしてレンジで1分加熱し、しっかり混ぜる。 透明な色と粘りがでるまで、レンジで30秒加熱しては、混ぜる…を繰り返す。
  3. 3)片栗粉を敷いたバットに2)を取り出し、手粉をして、10gを計る。
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残りは冷凍保存できます。
使う時は様子を見ながら、ほんの少しずつレンジで加熱し、元の状態に戻していきます。
加熱しすぎると硬くなるので注意。
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そのまま召し上がっても美味。

【練りきり生地に仕上げます。】

  1. 1)白あんをレンジで2分加熱し、よく混ぜ水分を飛ばす。さらに約2分加熱。よく混ぜ、水分を飛ばす。この工程をあんがべたつかなくなるまで、繰り返す。(粉ふきいもぐらいになるまで)
  2. 2)1)にぎゅうひを加えてよく練り、レンジで1分加熱し、さらによく練り、あら熱がとれたら水飴を加えてよく練り込む。
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ここでは、買ってきた白あんの水分量がメーカーにより様々なので、レンジに入れて水分量を調節します。
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途中でパチパチとはじけたような音がしたら、取り出し、よく練り水分を確認し、足りないようなら再度レンジに入れる。この作業をくり返していきます。レンジから出すと湯気が上がっているので、湯気が消えるまで様子みましょう。
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機種によって加熱時間が違うのでご注意ください。

【注意】音がして、指定時間まで入れっぱなしにするとむら焼けする原因になります。

次に基本の練りきり生地を応用して
朝顔を作りましょう。

練りきり朝顔の作り方

材料 6個分

【中あん】

  • ・基本の練りきり生地 150g
  • ・こしあん 30g
  • ・色粉(赤・青) 少々
  • ・抹茶 少々

作り方

準備
こしあんは電子レンジで加熱(約40秒)し、よく混ぜ水分調節し、べとつかなければ6等分して丸めておく。
  1. 1)錬りきり生地を10g取りわけ、少量の水で溶いた抹茶で緑色に染めて葉と蔓を作る。蔓は6本の紐状に作る。染めた生地の残りを6個の俵型にし、親指と人差し指で平らにして2カ所切り込みを入れ、6枚の葉型を作る。
  2. 2)練りきり生地を30g取りわけ 、半分を水で溶いた色粉(赤)でピンク色に染めて3個に丸めておく。残りの半分も少量の水で溶いた色粉(青)でブルーに染め3個に丸めておく。
  3. 3)残りの練りきり生地(白)を6個に丸めておく。
  4. 4)3)の生地を平らにのばし、中心を小指の背で少しへこまし、そこに、2)の生地を乗せ、周りを馴染ませ、中心になかあんを乗せて、あんを包む。
  5. 5)布をかぶせ四方をぴんと張り、中心を箸などでそっと押す。
  6. 6)1)の蔓と葉を付ける。

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