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夏の風物詩、花火を知って楽しもう夏の風物詩、花火を知って楽しもう

今、日本の花火が凄いことに!
実は日本の花火はここ数年で革命的な進化を遂げており、全世界で桁違いの花火と称賛されています。
最近では海外から日本の花火大会を見に来る方々も増加傾向にあります。
今回はそんな日本の花火進化事情をご紹介します。

世界を牽引している流行の時差式花火世界を牽引している流行の時差式花火

近年爆発的に流行している花火と言えばこの「時間差発光式花火」。
通称「時差式花火」スライド花火とも言われ、火薬の燃焼時間を少しづつ変えることで発生する「ズレ」を応用しています。
開いた時にイルミネーションのようにキラキラと不規則に光るものから、回転リングのように発光しながら楽しませてくれる花火です。

時差式花火

火薬の配合と管理に通常の花火の数十倍以上もの計算が必要とされる時差式花火は、まさに世界に誇る日本の花火職人技術のたまものと言えます。
近年では国内の花火屋さんが各社、オリジナルの時差式花火の開発に取り組んでいるため想像の枠を超えた花火まで見られるようになり、数年先が全く予想できない早さで進化しています。

しかしこの時差式花火は実はカメラマン泣かせでもあります。
料理を撮影しても「味」が写らないのと同じように、写真では花火の時間差までは表現しきれません。ですのでぜひ、花火会場で生で見ることをお勧めします。
最近では競技会が行われるような大きな花火大会で時差式花火を見ることができますよ。

10号 イルミネーション花火

究極とも言える火薬の配合技術による色変化究極とも言える火薬の配合技術による色変化

少し前までは赤や青、緑と言った原色の花火が主流でしたが最近では新しい薬品の配合によりパステル系等の発色も可能になり、それらを組み合わせたグラデーションに変化する花火まで見られるようになりました。中でも究極とも言える花火と言えばこの虹色変化!
まさに夢のような光景が現実となった虹色グラデーション花火です!

花火の火薬は燃焼させる事によって発光しますが、赤や青では燃焼温度が異なるために同じ薬品配合率だと燃焼時間が異なります。
その異なる薬品の燃焼時間を調整して生まれるのが究極とも言える虹色花火なのです。
一度見たらきっと記憶に残ること間違いなしの花火ですよ。

山梨県 神明の花火

この虹色変化のほかにも花火の明るさを調整し、コントラストが美しく開く花火やパステル系と点滅系を組み合わせたジュエリーのようなキラキラした印象の花火もあり花火女子に大人気だそう。

海外の花火ではほとんど見ることができない、この色変化にも注目して花火を観覧してみてください。

茨城県 土浦全国花火競技大会 競技スターマイン

大玉が進化し始めた!大玉が進化し始めた!

花火大会での大玉と言うと「尺玉」や「10号玉」という言葉を聞いたことがあると思います。
「尺玉」と「10号玉」は言い方の違いで、実はサイズは同じです。その尺玉は上空で直径約300mほど開きますが、さらにその上の二尺玉ともなると上空で直径約500mも開きます。
二尺玉なんて見た事がない!なんて思う方がほとんどではないでしょうか?それもそのはずです。花火は万が一のことを想定して保安距離と言う安全基準が設けれています。
つまりこれだけ大きい花火の場合、それだけの広大な土地が必要となるので都心ではもちろん、郊外でもなかなか打上げることのできない非常に珍しい花火と言えます。

山形県 赤川花火大会 三重芯の二尺玉とワイドスターマイン

さてそんな二尺玉ですが大玉ゆえに1発の中により多くの火薬を使用するため製作は難しいとされており、昔から二尺玉は柳系の花火が主流で多少失敗しても大きく垂れ下がってくるので迫力満点!というイメージでした。
ですが近年その二尺事情に変化が!

二尺玉に柳系ではなく菊物や八方咲き、さらには流行系の時差式系を取り入れた二尺まで登場。まさに、二尺の芸術時代突入と言えるでしょう!
今後益々目が離せなくなる二尺玉。どんな二尺玉が登場してくるか楽しみです。

まだ間に合う芸術二尺玉が見られる花火大会。

8/11(祝・金)
福井県「三国花火大会」
水中二尺玉を始め打ち上げ二尺玉も数発あり
8/12(土)
栃木県「うつのみや花火大会」
終盤に初披露?時差式系の二尺玉登場!
10/21(土)
神奈川県「ふじさわ花火大会」
こちらも三国と同じ花火業者担当で二尺数発

※2017年7月時点の情報です。花火大会当日は天候などの都合により開催が延期や中止になる事がございます。必ず事前にご確認の上お出掛け下さい。

福井県 三国花火大会 八重芯の二尺玉と水中スターマイン

やっぱりミュージックスターマインやっぱりミュージックスターマイン

花火大会で音楽付の花火を見たことがあるでしょうか?
音楽と言ってもBGMではなく完全に音楽とシンクロした花火でミュージックスターマインと呼ばれることが多いプログラムです。
担当する花火屋さんの個性が出やすいことから全国の花火ファンに人気があり、通称「ミュースタ」とも呼ばれて親しまれています。
音楽に合わせて花火を上げるので1曲での使用が多く、通常は約5分前後のプログラムと短く感じるかも知れませんが、このミュージックスターマインをメインプログラムとしてアピールしている花火大会も増えてきています。

コンピューターを駆使してプログラミングされた花火が音楽に合わせて点火される様はまるで花火が踊っているかのようです。地上から扇状に打ち出すトラと呼ばれる特殊効果系の花火を組み合わせて夜空の花火が開くとテンションは急上昇!
好きな曲や知っている曲が流れると一気に花火の世界に入り込めますね。

長野県 えびす講煙火大会 ミュージックスターマイン

ミュージックスターマインが見られるお勧めの2017年の花火大会

8/2(水)、3(木)
[両日開催] 新潟県「長岡まつり」
8/4(金)
茨城県「水戸黄門まつり」
8/5(土)
福島県「いわき花火大会」
茨城県「古河花火大会」
8/7(月)
山梨県「神明の花火」
8/11(祝・金)
静岡県「ふくろい遠州の花火」
8/12(土)
栃木県「うつのみや花火大会」
8/14(月)
秋田県「男鹿日本海花火」
8/19(土)
山形県「赤川花火大会」
8/26(土)
秋田県「大曲 全国花火競技大会」
11/23(祝・木)
長野県「長野えびす講煙火大会」

※2017年7月時点の情報です。花火大会当日は天候などの都合により開催が延期や中止になる事がございます。必ず事前にご確認の上お出掛け下さい。

山形県 赤川花火大会 OPミュージックスターマイン

今、日本の花火は世界に誇れるほどの革命的進化と遂げています。
そんな花火を見るべく今夏は少し足を伸ばして大型花火大会へ出かけてみてはいかがでしょうか

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