キーワードは様々な“出会い” 三菱電機イベントスクエア METoA Ginza 体験レポートキーワードは様々な“出会い” 三菱電機イベントスクエア METoA Ginza 体験レポート

2016年3月31日、三菱電機イベントスクエア「METoA Ginza(メトア ギンザ)」が、
東京・銀座に誕生しました。
オープンに先駆け、CLUB MITSUBISHI ELECTRIC編集部はひと足お先に内部を体験取材!
METoA Ginzaの魅力や見どころをたっぷり紹介しつつ、その様子をレポートします。

開催期間
2016年3月31日(木)~2016年7月5日(火)終了しました

三菱電機が銀座から新しい価値を創造・発信!

数寄屋橋交差点近くに誕生した銀座の新名所「東急プラザ銀座」。METoA Ginzaはその一角に3フロアで展開しています。実は三菱電機が銀座にこのような施設を構えるのは、29年ぶりのこと。しかも今回は、「見て、ふれて、体験」できる、単なるショールームとは一線を画した、まったく新しいスタイルのイベントスペース。早速、ご紹介いたしましょう。

METoA Ginzaは、東急プラザ銀座の南側1~3Fにオープン

【1F】
カフェやショップ、アートに心躍る空間

METoA Ginzaのメインエントランスは、東急プラザ南側の1F。このフロアではカフェやグッズショップ、そして各種イベントと連動したアートインスタレーションが楽しめます。

イベントと連動したフラワーアートがお出迎え!

大きなガラス張りのエントランスを入ると、天井から盛大に降り注ぐ花々がお出迎え。これはオープニングイベントのテーマ「Flowers for Ginza」に合わせて作られた、ニコライ・バーグマン氏の「花の滝」という作品です。華やかさにつられて近づくと、ふわっといい香りの漂う自然のアート。素敵なおもてなしに、早くも館内への期待が高まります。

光と花に彩られた1階フロア。インフォメーションカウンターもここにあります。
ニコライ・バーグマン氏によるフラワーアート「花の滝」は、一見の価値あり!

ここでしか買えないオリジナルグッズ

ショップでは、METoA Ginzaのオリジナルグッズを販売しています。ロゴカラーである未来をイメージしたシルバーと、挑戦の意志を込めたイエローを基調にしたトートバッグやノート、ハンドタオル、マグカップなど、デザインも素敵なアイテムが揃っています。

シルバーとイエローを基調にしたスタイリッシュなオリジナルグッズが勢揃い。
外国のお客様に喜ばれそうなオリジナル手ぬぐい。館内エレベーターのまわりにも採用しているハニカム文様です。

オーストラリアのカフェ文化が楽しめる!話題のパドルバーガーを試食!

目にも舌にもうれしいグルメ&スイーツをゆったりと楽しめる居心地のいいカフェ。METoA Ginzaを訪れたら、ぜひ立ち寄りたいのが「Me‘s CAFE & KITCHEN」です。おすすめは、オーストラリアで人気のミニバーガー「パドルバーガー」や「オールプレス・エスプレッソ」のスペシャリティコーヒー。素材にスーパーフードやエディブルフラワーを用いたり、器や盛り付けにもひと技ありと、上質なひとときを満喫できそう。

みゆき通りに面した陽当たりもよく眺めのいいMe's CAFE & KITCHEN

トップバリスタの岡田さんに直撃!
Me's CAFE & KITCHENってどんなカフェ?

編集部Me's CAFE & KITCHENは、オーストラリアのカフェをイメージしているそうですね。

岡田さん(以下敬称略)はい、オーストラリアで人気のオールプレス・エスプレッソやスーパーフードを多用したオーガニックフードをご用意しています。僕自身オセアニアの出身なんですが、向こうではヘルシーフードがおいしいのは当たり前。ところが、日本では体にいい料理はおいしくないという風潮がある。それを払拭していきたいという想いから、Me's CAFE & KITCHENでは、"Eat Positive!"をコンセプトに掲げています。

編集部前向きな料理……?

岡田毎日の食事でプラスの要素を採り入れていく、すると生活自体が豊かになる、という発想です。サラダやスイーツにスーパーフードを採り入れているのも、食べて元気になろうよ、という提案。またコーヒーやお食事のお供には、浄水やスパークリングウォーターのほか、果実やハーブを一晩漬け込んだデトックスウォーターも日替わりでサービスしています。

編集部員を虜にした、ビーフステーキパドルバーガーとデトックスウォーター。

編集部今日は「ビーフステーキパドルバーガー」と、ピンク色のデトックスウォーターをいただきました。わずか5センチ径ほどのバンズににんにくとワインビネガーの香りが効いたお肉やミックスリーフ、アイオリソース、エディブルフラワーなどぎっしりの具が詰まったパドルバーガーは、まさに芸術的バーガーですね!見た目は小さくてかわいらしいのに、意外とボリュームもあります。デトックスウォーターも香りがほど良くて、クセになりそうです。

岡田ありがとうございます。パドルバーガーはスイート系も含め9種類ご用意していますので、いろいろ試していただきたいですね。ランチにもおすすめです。

Me‘s CAFE & KITCHEN トップバリスタ
岡田 寛太郎さん

Me's CAFE & KITCHEN [ミーズ カフェアンド キッチン]

METoA Ginza 1F
Tel:03-6264-5761
営業時間:11:00〜23:00(L.O. 22:00)

【1F-2F】
エレベーターが立体音響空間に!

METoA Ginzaには、専用のエレベーター(もちろん三菱電機製!)があります。
実はここにもおもしろいしかけが……。まずは、このエレベーターで2階へと上がっていきましょう。

箱の中で体感できる音響アート

エレベーターのドアが閉まると、そこは不思議な立体音響空間。気泡の弾けるような音で周囲が満たされ、まるで水中にいるような錯覚に……。その正体は、天井や壁の各所に埋め込まれた11台のDIATONEスピーカーにありました。コンテンツはすべて音響クリエイターYosi Horikawa(ヨシ・ホリカワ)氏による作品で、2基のエレベーターそれぞれの上昇時・下降時に異なる音を楽しむことができます。ぜひ乗って、体感してみてください。

2層のハニカムパネルと組み合わせることで、美しい花の模様を描くエレベーターシャフトの壁。
エレベーター内部に埋め込まれた11台のDIATONEスピーカーが、未知の音響体験へと誘います。

【2F】
METoA VISIONで迫力の映像体験

METoA Ginzaの企画展示スペース。64面液晶マルチディスプレイ「METoA VISION(メトア ビジョン)」が映し出す映像の美しさは、とにかく圧巻です。ここからは、METoA Ginzaのアテンダントの方に案内していただきましょう。

壁いっぱいに広がる64面液晶マルチディスプレイ「METoA VISION」で、各界のクリエイターたちのコラボ映像を体験!

圧倒的大画面で描く花と映像のコラボレーション

編集部壁一面見渡す限りに広がるディスプレイ。この「METoA VISON」はどういう構造になっているんですか?

アテンダント三菱電機の高精細55型4K液晶ディスプレイを16面組み合わせたものを4基使用し、横幅19.4m×高さ2.7mの64面マルチディスプレイを構成しています。合計すると、772インチ相当にもなるんですよ。

編集部とんでもないスケールですね。この巨大な画面を使ってどんなことをするんですか?

アテンダント各界のアーティストと三菱電機の最新映像技術によるコラボレーション企画を、テーマに応じて開催します。現在は、オープニングイベント「Flowers for Ginza ‐ 映像と花との美しい出会い。」をテーマに、著名なフラワーアーティストと映像作家3組によるスペシャルコラボレーション・ムービーをお楽しみいただけます。上映は毎日行われ、どなたでもご鑑賞いただけますので、お気軽にお越しください。

【3F】
アートやイベントを介し、最新技術と触れあう

3Fは、最新の技術と人々との出会いを導くコミュニケーションスペース。
テクノロジーとアート、伝統工芸が融合した展示をはじめ、多彩なテーマのワークショップやトークイベントもここで行われる予定です。

フロア中央には、松尾高弘氏による約1万枚の紙の花びらを配したアート「Airis(エアリス)」を展示。LEDライティングとプロジェクションによって、桜が舞い散る瞬間を描き出します。

最新テクノロジーを遊びやアートで体験!

編集部エレベーターから降りると、色とりどりのお花が舞うデジタルサイネージが正面に。あれ、お花のこの動きって……?

アテンダントはい。これは「Floating flowers」というインタラクティブアートで、お客様の動作に合わせて花が浮遊するしかけになっているんです。3種類ありますので、好きなお花の前でいろいろなポーズをとってみてください。

編集部ほんとだ、体の動きと連動してお花を自由に動かせる!おもしろいですね。

エレベーター正面に設置されたデジタルサイネージでは、インタラクティブアート「Floating flowers」を展示中。
体の動きに連動して画面の中の花が浮遊。花をかき集めたりまき散らしたりもできる、とても楽しくて美しいアートです。

アテンダントこのフロアでは、「最新技術と人との出会い」をさまざまなかたちで演出しています。こうしたアート作品のほか、日本の伝統工芸と家電を組み合わせたスペシャルプロダクトの展示も行っています。

編集部見たことのないカラーリングの三菱IHジャー炊飯器やルームエアコン、クリーナー、冷蔵庫が並んでいますね。

アテンダントシルバーの家電には「銀箔」を、木目の家電には木を薄くスライスした「突板(つきいた)」を用いています。どれも職人さんとのコラボレーションから生まれた一品モノで、販売の予定はありませんが、新しい試みのひとつとしてご提案しています。また、フロアの一角では、全国から選りすぐりの伝統工芸品の販売もしています。

編集部METoA Ginzaはミュージアムのような施設ですね。

1万分の1mmの薄さに伸ばした「銀箔」で、おなじみの三菱家電シリーズの表情もガラリと変化。
本物の木を薄くスライスした「突板」をあしらうことにより、最新家電がぐっと温かみのある印象に。

新しい発見と出会いがある、METoA Ginza

様々な体験ができるMEToA Ginza。この施設をオープンさせた経緯や、そこに込められた想いを、METoA Ginzaの今川孝二支配人に訊いてみました。

METoA Ginzaが発信するメッセージとは?

編集部METoA Ginzaは従来のショールームと違い、多彩なアートやしかけで来場者を楽しませる要素が盛りだくさんですね。

支配人三菱電機は、2020年度に創立100周年を迎えます。それを機に、お客様ひとりひとりにもっと三菱電機を知っていただくための出会いの場として、METoA Ginzaを開設しました。施設のテーマは、「新しい発見を、三菱電機といっしょに。」です。三菱電機のテクノロジーがさまざまなアートや伝統、文化と結びつき、これまでにない発見や驚き、新しい価値を創出していくことを目指しています。

編集部METoA Ginzaという名称には、どんな想いが込められているのでしょうか?

METoA Ginza 今川孝二 支配人

支配人METoAは、"Mitsubishi Electric: Touch of Advancement"の頭文字をとった造語で、「三菱電機で未来に触れる」という意味です。そのために、お客様ご自身が「見て、ふれて、体験」していただけるしくみを数多くご用意していきます。

編集部METoA Ginzaの見どころや、今後のイベントなどをご紹介ください。

支配人第一弾イベントとして「Flowers for Ginza ─ 映像と花との美しい出会い。」を6月28日まで開催しています。2FのMEToA VISIONを舞台に、気鋭のフラワーアーティストと映像作家たち3組のスペシャルコラボレーション・ムービーを上映するほか、1Fのカフェや3Fのコミュニケーションスペースでも連動したメニューや展示、ワークショップなどを展開していきます。また、7月2日からは第二弾イベントとして、宇宙をテーマとした「Space in Ginza ─ 銀座の宇宙(仮題)」や参加型イベントなども開催する予定です。

編集部最後にお客様へのメッセージをお願いいたします。

支配人METoA Ginzaでは、訪れるたびに新しい発見をお客様にご提供したいと考えています。何度も遊びに来ていただくことで、それを実感していただければうれしいですね。みなさまにお会いできる日を、スタッフ一同楽しみにお待ちしております。

CLUB MITSUBISHI ELECTRICでは今後も引き続き、
METoA Ginzaの最新情報をご紹介していく予定です。
ぜひお楽しみに!