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CLUB MITSUBISHI ELECTRIC

三菱家電進化のストーリー プレイバック!三菱家電

第2弾 三菱掃除機 前篇

リンク先では最新の製品をご紹介しています。

時代とともに変わる、掃除機のカタチ

三菱掃除機第1号イメージ「掃除機のない暮らしなんて今では考えられないわね~」

「掃き出す」から「吸い込む」へ。お掃除文化の変遷

世界最初の掃除機は1860年頃に誕生したといわれています。その頃、日本はまだ幕末。1933年(昭和8年)にはようやく三菱掃除機第1号が登場するものの、普及には40年近くの時間を要しました。その理由は、日本の住宅事情。カーペット文化の欧米と違い、畳と板の間が主流の日本家屋では、はたきやほうきでゴミを家の外に掃き出すほうが簡単ではやかったためです。
ところが、1960年代になると住まいの様子も変わってきます。洋間も和室もある和洋折衷型の住宅が大半を占めるようになり、カーペットやアルミサッシが普及したため、はたきやほうきだけではお掃除がむずかしくなりはじめ、掃除機の需要が一気に高まりました。そこで三菱電機では1961年、畳・じゅうたん切り替え式床ブラシを採用。さらに掃除機にはじめて手元スイッチを採用しました。続いて翌1962年には伸縮自在のパイプ付きモデルを発売し、現在の掃除機の基礎を確立しました。

住まいの変化とともに急速にニーズの高まる掃除機。その普及率は1968年頃には50%台だったのが、1975年には90%を超えるまで向上し、掃除機はもはやなくてはならない家電の仲間入りを果たしたわけです。

三菱掃除機 初代「風神」「風神って40年以上も前からあこがれの掃除機の代名詞だったのね」

主婦のあこがれの掃除機「風神」デビュー

普及の追い風となったのは、1967年に登場した三菱掃除機「風神」。オールプラスチックで小型軽量。驚くほどの吸引力を持ち、さらに胴体が真ん中から2つに分かれることで、業界で初めて手を汚さずにチリを処理できるという"夢の掃除機"は、あっという間に主婦たちの心をつかみました。

※1967年9月現在

当時テレビのプロレス中継で、試合の前に「風神」でリングを掃除する様子が放映されていたのを覚えている方もいらっしゃるでしょうか。土俵をほうきで掃き清めるように、リングを掃除機で吸い清める──。時代が大きく変革した瞬間でした。

1983年:ホース360度回転タイプ、1987年:「ダニパンチ」
2002年:光るセパサイクロン、2006年:センターサイクル方式サイクロン「ラクルリ」イメージ画像

ひと味違う個性派ぞろい。三菱掃除機史

「風神」第1号で小型軽量・簡単チリ処理時代を拓いた三菱掃除機はその後も不織布フィルター採用の「風神ロシポーザ」(1972年)や「押すとポン」式ワンタッチゴミ処理タイプ(1977年)、1980年代に入り紙パック式掃除機が登場してからはホース360度回転タイプ(1983年)や、温風でダニを退治する「ダニパンチ」(1987年)、快足大車輪の「くるリーな」(1991年)などなど、ユニークな掃除機をいち早く発表し続けてきました。
そして1990年代後半には掃除機の集じん方式に大きな変革が訪れます。それはサイクロン式掃除機の登場。紙パックが必要ないという経済性が注目され、それまで紙パック式一色だった市場で急速に普及し始めます。
そしてシュフレーが誕生した10年前の2002年に三菱初のサイクロン式掃除機「光るセパサイクロン」が誕生。ここから10年にわたるサイクロン技術の研究が始まります。その進化の足取りは、業界最軽量※1強力吸引と低騒音化を実現した「ストロングサイクロン」(2004年)、業界初※2の360度センターサイクル方式サイクロン「ラクルリ」(2006年)などで、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「吸引力だけじゃなく、 使いやすさにも こだわっているのが 三菱掃除機の魅力ね!」

そしてその集大成として2010年には、ついに国内メーカーで初めて※3サイクロンボックスのフィルターレス化を実現した「風神」が誕生。25年ぶりに復活した新生「風神」の底力とは──? 次回は、伝説の名に恥じぬ風神サイクロン・テクノロジーとその開発秘話をご紹介したいと思います。

※1 2004年7月現在
※2 2006年10月現在
※3 2010年6月現在

工場の紹介

画像:三菱電機ホーム機器

三菱電機ホーム機器
1984年の設立以来、「生活(くらし)に、価値を。」を企業理念に、商品の企画から開発、設計、製造、販売を一貫して行っているものづくりの現場。掃除機やIHジャー炊飯器、IHクッキングヒーターなど、数々の三菱家電がここから生まれています。

三菱家電まめ知識3

「風神雷神図屏風」

まさに名は体を表す?「風神」のネーミングの由来

これまでにない吸引力と取り回しのよい軽さ、画期的なチリ処理機構を備えて大ヒットした初代「風神」。風神といえば、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」で知られる、"風気により万物を養育し、風害を避ける為"に祀られた風の神。でも名前の由来は、他にもありました。それは当時の製造工場が群馬県であったことから、上州名物"からっ風"の爽快さにちなんだというものです。風の神とからっ風。どちらも強力な吸引力を象徴する、ナットクの由緒といえそうですね。

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