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CLUB MITSUBISHI ELECTRIC

三菱家電進化のストーリー プレイバック!三菱家電

第4弾 三菱冷蔵庫 前篇

リンク先では最新の製品をご紹介しています。

冷凍という既成概念に革命を起こした「切れちゃう冷凍」

画像:1954年(昭和29年)製
静岡製作所 第1号機、1960年(昭和35年)製MR-095B形、
ライフスタイルの変化が、そのまま冷蔵室・冷凍室・野菜室の位置に反映されているなんておもしろい!

"おいしい冷蔵庫"への情熱が開発の原動力

冷蔵庫といえば、お肉やお魚、野菜を冷やしたり冷凍したりして保存してくれる、いわば食品の見張り番。食べ物を長持ちさせるだけでなく、今やおいしさまで見張ってくれるのが、冷蔵庫の役目です。1954年に静岡製作所で製造をスタートした三菱冷蔵庫の約60年の歩みも、まさにおいしさと便利さの追求の歴史といえます。
たとえば、長い年月のなかでの形態の変化もその現れ。当初の冷蔵庫は、冷たい空気は降下するという特性を利用して、上に冷凍室・下に冷蔵室という形態でしたが、使用頻度が高い冷蔵室をより使いやすくという発想から、冷蔵室が上になりました。さらに、食品の種類ごとに整理し最適な冷やし方を実現させたり、自動製氷の部屋を独立させたり、といった多ドア化が進みました。その後90年代にはよく使う野菜室が真ん中に、2000年代になると対面キッチンの増加に応じて冷蔵室フレンチ扉が主流に。そして現在は、共働き世帯のまとめ買い・冷凍保存ニーズを反映し、冷凍室が真ん中の形態へ……と変遷を重ねています。

こうしたなか、三菱電機は時代のニーズを的確に、且つ、先取りした商品提案を行ってきました。1980年には世界初※1の「ロータリーコンプレッサー」を搭載した、省エネタイプの冷蔵庫を開発。1984年には、業界初※2のチルド搭載冷蔵庫を発売。1999年には「切れちゃう冷凍」、2008年には「瞬冷凍」といった便利においしく冷凍する独自機能も業界に先駆けて発表。また、すべての部屋を仕切りによって独立させる「全室独立設計」をベースに、2001年にはすべての部屋に温度センサーを搭載した世界初※4「お部屋別冷却」システム(5ドアタイプにおいて)を導入。これにより、冷却力の強化と省エネ化の両立を実現しました。現在の三菱冷蔵庫の柱にもなる、これらの技術や機能を開発する原動力となったのは、"おいしい冷蔵庫"にかける開発陣の情熱にほかなりません。

【表】三菱冷蔵庫 プレイバック年表

※4
2000年10月発売 5ドアタイプにおいて
※5
2006年10月発売
※6
2007年9月発売
※1
1980年4月発売
※2
1984年3月発売
※3
1999年2月発売

冷凍したお肉も必要な分だけ切れる!解凍や小分けいらずで、冷蔵庫から出してスグに使える「切れちゃう
冷凍」はホントに便利!

主婦の実感から生まれた「切れちゃう冷凍」のひらめき

三菱冷蔵庫の中でも人気の機能といえば「切れちゃう冷凍」。1999年、はじめてこの機能の開発に着手したのは、三菱電機の女性開発者でした。忙しく働く彼女にとっても、まとめ買いした食品を冷凍しておける冷蔵庫は"家事を効率化する"家電として頼れる存在。でも一方では、食品を冷凍するために小分けしたり、調理の前に解凍したりと、別の時間を使っていることに疑問を感じていました。そこで、"家事の効率化"に役立つ冷蔵庫のあるべき姿を考えてたどり着いたのが、「凍っている肉や魚が包丁で切れれば、解凍も小分けもいらなくなるのでは?」という発想でした。これは自ら台所を預かる女性ならではのひらめきといえるでしょう。

とはいえ、ひらめきを機能に結実させるまでには、数々の試行錯誤がありました。 本来の冷凍室の温度は-18度。そこから1度ずつ温度を上げていき、食品の種類ごとの保存温度を検証、女性でもラクに包丁で切れる硬さの検証を繰り返し、最終的に行き着いたのが、-7度という最適温度でした。 但し、-7度で保存する場合、保存期間の目安は約2~3週間。-18度に比べて保存期間が短くなりますし、アイスクリームや市販の冷凍食品の保存には適しません。そこで-7度と-18度の2つの温度帯の冷凍室を設けることで解決したのですが、これは、全室独立設計と部屋別温度センサーによって部屋毎に温度管理をしているからこそ実現できたものです。また、使用頻度を踏まえて、よく使う-7度の冷凍室を上に、冷凍食品のストックとして使う-18度の冷凍室を下に、それぞれ設置しました。

この「切れちゃう冷凍」のおかげで、買ってきたお肉やお魚をパックのまま冷凍保存できるようになり、小分けは不要に。また、使いたいお肉を前もって冷凍室から冷蔵室に移動させたり、レンジで解凍したりする必要もなくなりました。まとめて買って保存し、使いたいときに使いたい分だけ包丁で切って調理できるため、食材のムダもなくなる。まさに"家事の効率化"を実現してくれたのです。その結果、事前にメニューを決めておかなくても、そのときどきの気分や都合でメニューが考えられるので家事が楽しくなった、という主婦の方の嬉しい声も。「冷凍したものは切れない!」という常識をくつがえしたことが、新機能の開発につながったのですね。

画像:使う分だけすくって使える。三菱冷蔵庫には、私たち主婦の意見もいっぱい採り入れられているのね!

使う人の生活に寄り添って新機能を開発。それが進化へ──

「切れちゃう冷凍」をはじめ、三菱冷蔵庫には開発者自身の生活を通して生まれたアイディアが満載です。家電づくりで重要なのは、使う人の深層心理を洞察して、それをどのように解決し具現化していくかということ。そのために三菱電機では、開発のコンセプト段階から開発途中においても主婦のみなさんに直接お話をうかがう機会を設け、狙っている方向性が正しいか、ズレていないかなどを検証しています。実際、そうした中から、新しいひらめきを得ることも多いのです。この「切れちゃう冷凍」にしても、当初開発側が想定していたのは「凍ったお肉が切れる!」という訴求ポイントでしたが、主婦のみなさんのご意見から「カレーやミートソースを必要な分だけすくえる」「離乳食の保存に便利」といった新たな利点も見えてきました。

主婦目線で開発と訴求を繰り返し、さらにみなさんのご意見に耳を傾けて改良を重ねていく──。この積み重ねの結果、「切れちゃう冷凍」は「切れちゃう瞬冷凍」へと進化していきました。次回は、"おいしい冷凍"を実現する「瞬冷凍」の開発に迫ってみたいと思います。

三菱家電まめ知識(7)

ごはん冷凍保存イメージ

ごはんはアツアツのまま冷凍した方がおいしい!

ごはんを冷凍保存しておくのは、もはや常識。でも冷蔵庫に入れる最適タイミングについては、意外と知られていません。いったんあら熱をとってから保存する、という人も多いのではないでしょうか。上手な冷凍保存のコツは、おいしさを即閉じ込めること。実は、炊き立てのごはんはあら熱とりをしている間に、水分の蒸発やでんぷんの劣化が進み、味が落ちてしまうのです。炊けたら早いうちにラップで平たく包み、熱いまま冷凍する。でも、「熱いまま冷蔵庫に入れても大丈夫なの?」との声が聞こえてきそうですが、三菱冷蔵庫の「切れちゃう瞬冷凍」なら炊き立てのアツアツごはんをそのまま冷凍でき、瞬冷凍でさらにおいしく保存できます。ごはんはまとめて炊いて、すばやく、おいしくストックしておくのがオススメです。

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