和食シリーズ企画 第二弾 郷土料理を楽しもう和食シリーズ企画 第二弾 郷土料理を楽しもう

その地域の産物を使い、独自の調理方法で作られてきた郷土料理には、日本の食文化の素晴らしさがたくさん詰まっています。「和食とは何か?」に迫った和食シリーズ企画第一弾に続き、今回は、日本全国の郷土料理を通して、食卓の未来について考えます。本企画は、産経新聞社様のご協力により、過去に産経新聞料理面に掲載された郷土料理から一部をご紹介しています。その地域の産物を使い、独自の調理方法で作られてきた郷土料理には、日本の食文化の素晴らしさがたくさん詰まっています。「和食とは何か?」に迫った和食シリーズ企画第一弾に続き、今回は、日本全国の郷土料理を通して、食卓の未来について考えます。本企画は、産経新聞社様のご協力により、過去に産経新聞料理面に掲載された郷土料理から一部をご紹介しています。

和食シリーズ企画 第二弾 郷土料理を楽しもう

第九回 東北の郷土料理を作ってみよう!第九回 東北の郷土料理を作ってみよう!

【東北】ずんだもち【東北】ずんだもち

ゆで枝豆のペースト「ずんだ」に砂糖で甘みをつけ、つきたてのもちに絡めた南東北地方のもち菓子です。
枝豆が収穫される夏から秋、お盆などの行事の際に食べられていました。
甘味をつけない「ずんだ」は、きのこや山菜などの和え物にも使われます。

【材料(4人分)】
  • 切りもち…4個(200g)
  • ずんだ
    • 枝豆(さや付き)…約350g(むき実200g)
    • 砂糖…50g
    • 塩…ひとつまみ
作り方作り方

※三菱レンジグリル(オーブンレンジ)を使用した作り方をご紹介しています。

  1. 1.ずんだを作る1.ずんだを作る

    枝豆はやわらかめに塩ゆでし、実を取り出して薄皮を除き、粗く刻む。
    すり鉢に入れて丁寧にすりつぶし、砂糖を加えてさらにすり、塩を加え混ぜる。

    • ※かたくてすりつぶしにくい場合は、水(分量外)を加えてかたさを調節してください。
  2. 2.もちを加熱する2.もちを加熱する

    耐熱性のガラスボウルにもちを入れてかぶる程度の水を加え、【電子レンジ・80℃】で自動加熱する。
    水を捨て、【電子レンジ・600W】で20~30秒加熱する。

  3. 3.仕上げる3.仕上げる

    もちを木べらでよく混ぜ、手を氷水で濡らしながら小さめのひと口大にちぎってずんだの中に入れ、からめる。

    • ※もちはとても熱くなっているので火傷に注意してください。手を氷水で冷やしながら扱いましょう。