社長メッセージ

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執行役社長 杉山 武史

「グローバル環境先進企業」を目指し、
グループ一丸となって企業理念の実践に取り組みます。

企業理念の実践

三菱電機グループにとって、企業理念「三菱電機グループは、技術、サービス、創造力の向上を図り、活力とゆとりある社会の実現に貢献する」を実践することが最も重要です。

三菱電機グループは、環境問題や資源・エネルギー問題をはじめとする今日的な社会課題に対して、製品・システム・サービスの提供等によりグローバルに解決に取り組み、持続可能性と安心・安全・快適性が両立する豊かな社会の実現に貢献する「グローバル環境先進企業」を目指しています。また、社会課題の解決に向けた価値創出をはじめ、全ての企業活動を通じて持続的成長を追求することにより、世界共通の目標であるSDGsの17の目標達成にも貢献していきます。

私は、企業理念にある「活力とゆとりある社会」とは、「持続可能な社会」であると捉えています。すなわち、SDGsへの取組は、三菱電機グループとしても企業理念に合致するもので非常に重要であると考えています。

柵山前社長は、財務数値を企業の「身長・体重」に、CSRを「人格」に例え、その2つの面で、世の中から認めていただくことが大切だと語っていました。信頼なくして企業は存続することはできません。人格を認めていただくためには、ステークホルダーの皆様に企業理念実践に向けた三菱電機グループの活動を知っていただいた上で、経営方針にある「社会・顧客・株主・従業員の4つの満足」を実現して信頼を得ていく必要があります。

  • SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)は、2015年に国連総会で採択された、2030年に向けた人、地球及び繁栄のための行動計画

CSRの重要課題への継続的な取組

三菱電機グループは、企業理念をより具体的に実践していくために、CSRの4つの重要課題を定め、2016年度から活動を本格化させています。

重要課題の1つ目は「持続可能な社会の実現」、2つ目は「安心・安全・快適性の提供」です。個々の事業においても持続可能性と安心・安全・快適性が両立するような製品・サービス等の提供を目指していますが、技術シナジーや事業シナジーの実現によって、さらなる価値を提供する事例が生まれてきています。ビル全体の省エネ化を実現するZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)、準天頂衛星システム「みちびき」の高精度位置情報サービスを活用した自動運転技術、自動化・IoT化により生産性・品質の飛躍的向上を実現するスマート工場化などのように、異なる技術・事業の組み合わせにより、社会課題の解決に資する新たな価値を創出しています。

3つ目の「人権の尊重と多様な人材の活躍」においては、国際的な人権課題に対応するために、2017年9月に三菱電機グループ『人権の尊重に関する方針』を定めました。また、多様性の観点から外国人や女性の採用も増やしています。誰もが活躍でき、様々な働き方に対応できるよう、2016年度から経営施策として働き方改革を進めています。業務スリム化による生産性向上、“成果・効率”の更なる追求、「仕事」と「生活」双方の充実、職場内コミュニケーションの促進の4つの視点に基づき、ソフトとハードの両面を引き続き整備しています。従業員には仕事と自分の生活を両立し、三菱電機グループで働いてよかったと思えるようになって欲しいと考えています。

4つ目は「コーポレート・ガバナンス、コンプライアンスの継続的強化」です。コーポレート・ガバナンスについては、その実効性の向上や継続的な強化を最重要課題の一つと考えており、経営の監督機能向上のため、社外取締役への情報提供と意見交換の場の設置や、取締役会レビューの実施等により、取締役会のさらなる実効性の向上を図っています。これらの機会を通して、多様な知見や経験を有している社外取締役から、企業の果たすべき責任について様々な意見を具体的に頂いています。それらを経営に取り入れることで、「健全なチェック機能が働く企業経営」を目指しています。コンプライアンスは会社存続の基本と考えています。昨今相次いでいる、品質問題などのコンプライアンス違反の一因は、企業の社会的責任よりも目先の利益を優先したことにあると考えます。このような問題を起こさないためには、従業員一人ひとりが「活力とゆとりある社会の実現に貢献する」という企業理念を認識し、「倫理・遵法に反する行為は行わない」としっかり意識して行動することが重要です。


SDGsへの取組

執行役社長 杉山 武史

三菱電機グループは、2017年度からSDGsへ取り組んでいますが、経団連が掲げる企業行動憲章においてもSDGsへの貢献が全面的に求められるように改定されるなど、社会からの期待の高まりを感じています。

三菱電機グループは、多くの事業や環境・社会・ガバナンスなどの企業活動を通じて、SDGsの達成に貢献することが可能です。一方、さらにSDGsの達成に貢献していくためには、注力する分野を選択することが必要です。三菱電機グループは、「グローバル環境先進企業」を目指すべき企業の姿として掲げており、総合電機メーカーとして環境問題や資源・エネルギーといった分野に大きく貢献することが可能です。社会に与える影響を考慮し、三菱電機グループが価値を創出でき、目指すべき姿とも合致する「目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、「目標11:住み続けられるまちづくりを」、「目標13:気候変動に具体的な対策を」に重点的に取り組むこととしました。

2018年5月に三菱電機グループは、国際的な規範に基づいたCSR活動を推進するため、「国連グローバル・コンパクト」に署名しました。これを契機として、グローバルで持続可能な社会の実現に向けた活動をより推進していきたいと考えています。

また、社会課題を解決し、顧客価値を創出するキーワードとして、「スマート生産」「スマートモビリティ」「快適空間」「安全・安心インフラ」を掲げ、持続的成長に向けた研究開発に取り組んでいます。加えて、未来社会に向け、あるべき姿の実現に必要な未来技術の研究にも取り組んでいます。

  • 国連グローバル・コンパクトは、持続可能な成長を実現するために国連に創設されたイニシアティブ

企業理念のさらなる徹底

三菱電機は、2020年度に創立100周年を迎えます。豊かな社会の実現に向け、三菱電機グループがどのように貢献していくかの道標となる、環境をはじめとした中・長期的なビジョンを策定したいと考えています。

三菱電機グループが引き続き成長していくためには、グループの全従業員が、CSRやSDGsの考え方・重要性をしっかりと理解することが大切です。約15万人の従業員一人ひとりに、環境問題や貧困問題といった地球規模の課題を、自身に関係する事項と捉えて業務に励んで欲しいと考えています。また、業務から離れても、社会貢献活動などを通じて世の中に貢献できる人でいて欲しいと期待しています。

三菱電機グループの従業員一人ひとりが、自ら考え、企業理念を実践することで、三菱電機グループはより社会に貢献できる企業集団となることができます。「グローバル環境先進企業」を目指すことを通じて、グループ全体で持続的成長を追求し、企業価値のさらなる向上に努めていきます。

執行役社長 杉山 武史

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CSRの取組
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