当社では、2011年度から各環境マネジメント組織において、周辺地域の生態系・自然環境との関連を再認識し、自らの行動を検証して新たに取り組むべき課題を見つける活動を展開していく計画を立てています。その先がけとして、2010年8月に、中部地方に位置する支社と製作所で「工場でのいきもの観察」を実施しました。また、この活動で発見したことを「生きもの図鑑」としてまとめたほか、「水と三菱電機のつながりMAP」(ポスター)と「三菱電機と水と生きもの つながり体感ブック」(小冊子)も作成しました。
すべての事業活動において生物多様性に配慮
人間のあらゆる活動は、地球上に生息する多種多様な生物の営みから恩恵を受けています。その一方で、人間の様々な活動が、生態系の破壊をはじめ、生物の多様性に重大な影響を与えています。多くの生物種の絶滅が報告されている現在、生物多様性の保全は人類共通の課題となっています。
このような認識のもと、当社は、グループ全体で生物多様性の保全に貢献していくためのガイドラインとして、「生物多様性行動指針」を定めました。今後はこの行動指針に基づいて、「グリーン調達」や「大規模・高純度プラスチックリサイクル」といった環境負荷低減のための活動を強化するとともに、既に取り組んでいる「里山保全プロジェクト」「みつびしでんき野外教室」など、環境マインドの醸成を目指した活動も拡大していきます。
更に当社では、生物多様性に対する社員の理解を深めるために、当社の事業活動と生物多様性とのかかわりを分かりやすく整理したマップも作成しました。今後このマップを活用して、国内外の各事業所が自らの活動と周辺地域の生態系・自然環境との関連を再認識する活動を推進して、地域とのコミュニケーションや生物多様性保全に貢献する具体的な行動につなげていきます。

工場での生きもの観察、図鑑・ポスター・小冊子づくりを実施



工場周辺や敷地内にどのような生きものが棲んでいるかを観察してつくった「生きもの図鑑」

水に恵まれた地域にある拠点ならではの企画としてつくった「水と三菱電機のつながりMAP」

生きもの観察の様子とその成果などをまとめた小冊子「三菱電機と水と生きもの つながり体感ブック」

