三菱電機グループでは、「Just in Time改善活動」の一環として、物流業務の改善を推進しています。この活動は、物流業務の定量評価によって物流を「見える化、解る化」し、ムリ、ムラ、ムダをなくすもので、輸送効率、経済性の改善と、環境負荷も少ない物流「Economy & Ecology Logistics」(エコ・ロジス)の実現を目指しています。
製品(販売)物流における基本方針
三菱電機グループの目標と2010年度の成果
- 目標:
- CO2排出量 2009〜2011年度の3年間で、2008年度比3%削減
- 結果:
- 2010年度のCO2排出量 11.6万トン
- 2008年度比0.8万トン減 6.3%減
集計値について: 東日本大震災で被災した当社の「コミュニケーション・ネットワーク製作所 郡山工場」のデータは含まれていません。当該データを含めた集計値は、改めて公開します。
当社と国内関係会社については、第6次環境計画(2009〜2011年度)の3年間で、CO2排出量を2008年度比で3%削減するという目標を設定。その実現に向けて、2010年度は次のような施策を前年度から継続して実践しました。
- トラックの台数や走行頻度の削減
(例えば、複数の工場が協調して、同一地域にある複数の納品先宛の製品を共同配送するなど) - 出荷物量の変動に対応したオペレーションの工夫による輸送効率向上
- トラック輸送から鉄道輸送・海上輸送への切り替え(モーダルシフト)など
2010年度の当社のCO2排出量は9.7万トン(2008年度比 3.2%減・0.3万トン減)、国内関係会社のCO2排出量は1.9万トン(2008年度比4.7%減・0.5万トン減)となりました。
海外関係会社については、詳細な情報の把握に努め、地域の事情に応じたCO2排出量削減施策を展開しています。2010年度のデータ収集会社数は21社(2008年度は19社)となりました。CO2排出量は23.5万トン(2008年度 17.9万トン)で、2008年度と比べて5.6万トン増加しました。


集計値について: 東日本大震災で被災した当社の「コミュニケーション・ネットワーク製作所 郡山工場」のデータは含まれていません。当該データを含めた集計値は、改めて公開します。
[物流でのCO2排出量削減活動事例]
「エコ・ロジス」活動を推進
2009年4月から2012年3月にかけて、国内の生産拠点で「エコ・ロジス」活動を展開しています。「エコ・ロジス」とは「Economy & Ecology Logistics」のことで、「見える化・解る化」から物流業務を効率化し、コストと環境負荷の両方を減らしていく取組です。
航空機輸送から海上輸送への転換により、CO2排出量を削減
日本から海外へ向けて輸送される製品は、原則的に海上輸送で運ばれます。しかし、半導体など短納期の製品では、輸送スピードを上げるために航空機などを用いるケースも発生します。アジアやヨーロッパなど海外地域での景気回復に伴い、今後は海外への出荷規模の増加が予想されることから、環境への影響を考慮し、輸送方式の見直しに着手しました。

例えば、従来は航空機で送付していた貨物を、他の貨物とともに一旦は海上輸送し、中継地点に集約。そこから最終地まで、海上輸送もしくは航空機で輸送するようにしました。短納期の貨物でも途中までは海上輸送することで、輸送時のCO2排出量削減を図ることができ、従来の航空機輸送に比べてCO2排出量をほぼ半減することができました。
今後は、海外への製品輸送時に発生するCO2の量について、より厳密に把握できる仕組みを整えていく予定です。
鉄道輸送の活用


当社のリビング・デジタルメディア事業本部の製品(販売)物流※においては、500km以上の鉄道輸送が30%以上を占めており、「エコ・レールマーク」の認定を受けています。
- ※空調機器、住設機器、家電製品、デジタルメディア製品などを輸送。


