三菱電機グループでは、監査主体や監査視点などが異なる三種の監査を組み合わせることで、多角的に環境マネジメントのレベルアップを図っています。
第一の監査は、製作所・研究所及び関係会社が実施する「内部環境監査」で、年に1〜2回、規則や地域の法規制の遵守、ISO規格への適合について組織ごとに確認しています。
第二の監査は、支社・製作所・研究所、関係会社を対象に、環境法規制や環境に関する会社規則の遵守状況、環境リスク低減への取組状況、三菱電機グループの環境計画の進捗状況を確認する「環境監査」です。この監査を、本社が主体となって、2年に1回を標準に実施しています。監査の結果は環境担当執行役から社長に報告するとともに、報告書や環境推進責任者会議を通じて三菱電機グループ内に伝達し、各拠点での活動内容改善に役立てています。2010年度までは、海外では主に「環境現場点検」を行っていましたが、海外拠点での環境活動のレベルを更に上げ、グループとしての環境活動の質を揃えていくため、世界共通のチェック項目を見直しました。この見直しにより、2011年度からは国内外とも共通の基準・確認項目に基づいて監査していくことになります。
第三の監査は、ISO14001に基づいて認証機関がISO14001認証取得拠点を対象に実施する「マネジメントシステム審査」です。
これら三種の監査のうち、グループ内部での環境監査の対象分野は、1)環境関連法規制に対する遵守状況、2)有害物質漏洩等環境事故予防措置状況、3)第6次環境計画実施状況と多岐にわたります。適正な監査を実施するには、高い専門知識とコミュニケーション能力が求められます。そのため、当社では、監査員の育成・スキルアップのための教育を継続的に実施しています。また、拠点同士の相互監査や本社から拠点への講師派遣、ガイドラインなどの整備、イントラネットによる講習なども実施し、その情報をグループ全体で共有しています。今後も、三種の監査とそれを担う監査員の育成を通じて、環境マネジメントの質的向上を図っていきます。




