自動車機器事業本部

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事業概要とリスク・機会を認識・評価している環境課題

グローバルな開発・生産・営業体制を強化

車載用電装品やカーマルチメディア機器などをグローバルに展開し、「フルサポート・サプライヤー」として、お客様と最先端の技術開発に取り組むとともに、生産・供給・補用・リビルトまでの幅広いサービス提供に努めています。環境負荷低減の取組では、開発も担う国内3拠点(姫路製作所・三田製作所・自動車機器開発センター)がマザー工場となり、11ヵ国14社の海外製造拠点を管理し、各国・各地域の環境関連法規・製品環境規則や廃棄・リサイクル性を考慮した環境適合設計に確実に対応するとともに、大気、水、土壌汚染の防止に努めています。

リスク・機会を認識・評価している環境課題

  • 気候変動
  • 化学物質の適正管理
  • 大気・水・土壌汚染

事業本部からのメッセージ

自動車の低燃費化・電動化技術の開発を通じて、低炭素社会の実現に貢献していきます

井口功
専務執行役
自動車機器事業本部長
井口 功専務執行役
自動車機器事業本部長

当社は、「グローバル環境先進企業」を目指し、“持続可能な地球環境”の実現に貢献していきます。

自動車機器事業本部では、グローバルに事業を展開しています。当社製品の搭載により実現される自動車の低燃費化・電動化と、製品生産時の省エネ化の両面からCO2排出量削減に取り組むなど、事業活動における環境貢献の拡大を目指しています。また、将来の自動運転の実現に向けた自動車機器製品の技術革新を進めています。

自動車の低燃費化では、エンジンの更なる高効率化が進められています。当社は、高圧縮比エンジンの燃焼を精密に制御する点火システムや、ダウンサイジングターボエンジンの過給圧を制御するターボアクチュエータなど、関連部品とその制御によりエンジンの高効率化に貢献しています。

また、大型車両への適用も進んでいる電動パワーステアリング用のモータや、減速エネルギー回生機能の強化とアイドリングストップの静粛再始動を実現するベルト駆動式モータジェネレータ、モータの高出力化と発電量向上により燃費改善と快適性向上に寄与するISGシステムなど、より小型で高出力・高効率な電動化機器の開発を進めています。

製品生産時の省エネ化では、新生産棟にLED照明と自動調光制御、空調・換気設備の中央監視・最適制御など最新の省エネ技術を採用しているほか、既存棟も含め太陽光発電の採用など省エネ対策を徹底することで、電力量の抑制を図っています。また、これらの成果は海外の製造拠点にも展開し、グローバルで省エネ化に努めています。


事業を通じた環境課題への取組

48Vハイブリッド車向けエンジン出力軸直結型ISGシステム
48Vハイブリッド車向けエンジン出力軸直結型ISGシステム

内燃機関の燃費低減、EV・HEVの普及、安全・快適性の向上に貢献する電動化技術を開発

気候変動

オルタネータ、スタータ、電動パワーステアリングなどの製品を「小型・軽量化」「高性能・高効率化」することで、自動車の燃費低減に貢献しています。また、燃費改善ニーズの拡大、排ガス規制の強化に対応するため、当社の強みである半導体デバイス設計・電気回路設計・構造設計・車両運動制御技術を活かし、更なる効率向上・技術連携を図った「電動化製品」の提供を目指しています。エンジン制御ユニット・トランスミッション制御ユニット・スタータが有する始動機能とオルタネータが有する発電機能とを統合したモータジェネレータ、また、エンジンのアイドリングストップ・スタートや車両減速時のエネルギー回生、加速時のトルクアシストなどを行うエンジン出力軸直結型のISGシステムなど、幅広い技術を実現し、お客様の燃費低減をサポートしています。なお、当社GXiオルタネータは、2015年2月に欧州の「ECO Innovation Technology」認証を取得しています。

  • 電動化製品:自動車の電動化に貢献する製品。電気で稼働する装置に、ガソリン燃焼で稼働する装置と同等以上の機能を持たせた製品。
主な電動化製品
主な電動化製品

自動運転技術搭載車 xAUTO
自動運転技術搭載車 xAUTO
コンセプトカー EMIRAI4
コンセプトカー EMIRAI4

自動運転に向けた自動車機器製品の技術革新

気候変動

自動運転による「環境にやさしく、事故のない、快適な都市空間」の構築に向けて、自動車機器製品の技術革新を進めています。

当社は、自動運転の実用化に向け、前方及び後側方を監視するミリ波レーダ、前方監視カメラなどの周辺センシング技術を高度に組み合わせた「自律型走行技術」を開発してきました。これに加え、準天頂衛星システムからのセンチメータ級測位補強サービス信号と高精度3次元地図を組み合わせた「インフラ型走行技術」を開発しています。これらを組み合わせた自動運転技術を実証実験車「xAUTO」に搭載し、高い安全性と快適性を両立した自動運転の実用化に向けて、実証実験を実施しています。

また、最新技術で低燃費化を図り、持続可能な社会を支える「電動化」、自律型・インフラ型自動走行により安心・安全な社会に貢献する「自動運転」、一人ひとりに快適性を提供する「コネクテッド」の3つの分野の開発成果を集約したコンセプトカー「EMIRAI4」を開発し、次世代の運転支援技術の開発に取り組んでいます。

ハイエンドオーディオ&カーナビゲーションシステム「DIATONE SOUND.NAVI」
ハイエンドオーディオ&カーナビゲーションシステム
「DIATONE SOUND.NAVI」

省エネを支援するカーナビを開発

気候変動

ユーザーが楽しく省エネできるよう、燃料消費が最小となるルートを検索する「省エネルート検索」機能や、運転操作のエコドライブ度がわかる「エコ運転評価」機能を搭載したカーナビゲーションシステムを開発、提供しています。

設計・製造における化学物質の適正管理を推進

化学物質の適正管理

グローバルに事業を展開する自動車機器事業本部では、REACH規制、EU-ELV指令をはじめとする、各国・各地域における環境関連法規・製品環境規制への確実な対応に努めています。また、化学物質管理システムにより、自動車の廃棄・リサイクル性を考慮した環境適合設計にも確実に対応しています。

リビルト事業を展開

気候変動

自動車機器事業本部では、環境保全に貢献する事業として、オルタネータやスタータなどの自動車電装品のリビルト事業を展開しています。取り外した部品をそのまま販売する中古品(リユース)に対し、リビルト品は使用後の製品を分解して、性能が劣化した部分を修理し、元の機能をよみがえらせた再生品(リサイクル)であり、新品同様の品質を保ち、環境保全に貢献するシステムとして展開しています。

リビルト工程
リビルト工程

環境負荷低減の取組

国内の取組を海外に展開

気候変動大気・水・土壌汚染

国内の姫路製作所・三田製作所・自動車機器開発センターにおいて以下の施策を推進するとともに、米州、欧州、アジア、中国に取組を広げています。

  • 「ムダ・ムラ・ムリ」の見える化
  • 高効率機器への更新
  • Just in Time活動と連携した運用改善
  • 大気、水、土壌の汚染防止
  • 良好事例の水平展開

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環境への取組
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