空調機の省エネ化と冷媒量削減により、
カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。

概要

三菱電機では、冷暖房用ヒートポンプ※1式空調機向けに、業界最高クラス※2の伝熱性能を実現した鉛直アルミ扁平管熱交換器(VFT※3熱交換器)を開発しました。

今回、当社が開発した鉛直アルミ扁平管熱交換器は、鉛直上向きに延びるアルミ扁平管(VFT)と、二重管構造の高性能冷媒分配器を採用することで、より細径のアルミ扁平管を高密度に多数実装しながら冷媒を均等に行き渡らせることが可能となりました。

これにより、従来の水平アルミ扁平管熱交換器と比較して、伝熱性能が最大で約40%向上し、さらに熱交換器の内容積を最大で約20%削減することで、熱交換器内部の冷媒量の削減も実現しました。

開発した鉛直アルミ扁平感熱交換器

ニュースリリース

●掲載内容は、2023年11月1日時点の情報をもとにしています。

※1外気と屋内の間で熱を移動させることで、高いエネルギー効率で暖房や冷房したり、水を温めたりする機器。

※22023年11月1日現在、当社調べ。冷房と暖房を行う定置の空調機において。

※3VFT:Vertical Flat Tube

SDGsへの取組

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

SDGsとは?