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部分一致対応秘匿検索基盤ソフトウェア

高い安全性と柔軟性を両立。世界初の秘匿検索技術。 情報技術総合研究所 高い安全性と柔軟性を両立。世界初の秘匿検索技術。 情報技術総合研究所

近年、別々に管理されてきた個人情報を相互に関連づけ、健康促進など我々の暮らしを豊かにするビッグデータの活用が期待されています。ビッグデータの処理にはクラウドの利用が一般的ですが、個人情報をクラウドで利用する場合、安全性への配慮が不可欠です。そのため、クラウドで機密情報や個人情報を活用する場合、暗号化して保存することが望まれます。しかし検索などの処理の際は、一般的にはクラウド上で一旦復号し処理するため、一瞬でも元の文書がクラウド上に現れ第三者に情報を盗み見られる可能性があります。

三菱電機は、データを暗号化したまま検索する「秘匿検索」の研究開発に注力してきました。2013年には、検索キーワードとデータの完全一致判定を暗号化したまま実現した「秘匿検索基盤ソフトウェア」を発表しました。しかし電子カルテのコメント文などの自由形式文書を暗号化したまま全文検索するには、キーワードをあらかじめ抽出し暗号化する必要がありました。

今回、秘匿検索をさらに進化させ、暗号化されたデータの中に一致する文字列があるかを、暗号化されたキーワードをずらしながら検索可能な世界初※の「部分一致対応秘匿検索基盤ソフトウェア」の開発に成功しました。ますます加速するクラウド時代・IoT時代に、当社の情報セキュリティー技術が貢献します。

※公開鍵暗号に基づく秘匿検索分野において、2016年2月4日現在(当社調べ)。


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