複写機用 仕様・特長
仕様 | 特長 |
独自開発のCMOSセンサと複写機表面に使用されているCCDと同等の分光特性を持つカラーフィルタを採用することで、CCDと比べて遜色ないレベルの色互換を達成。表面、裏面用途のどちらにも使用いただけるCISを開発いたしました。
仕様 ※以下は参考仕様となります。複写機用CISはお客様ごとのカスタマイズでの対応となります。
WF6R305X | |
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読取幅(総画素読取幅) | 305㎜(309.8㎜) |
有効画素数(総画素数) | 7,200(7,296)画素 |
画素密度 | 600dpi |
出力クロック周波数 | 70MHz |
読取速度* | 110 usec/line |
電源電流(Typ.) | +5[V] X 1.4[A], +12[V] X 0.3[A] |
データ出力方式 | 10bit長digital出力 7bit X 6ch X 1系統(LVDS) |
光源 | 白色LED |
フォーカスポイント | ガラス面上0.3㎜ |
ロッドレンズ | 12度 |
外形寸法 | 335(L)X 32(W)X 20(H)㎜(取付部除く) |
特長
1.カラーフィルタ方式
本製品ではカラーフィルタ方式を採用しており、白色のLED光源と赤、青、緑の3色のカラーフィルタを持ったセンサICで原稿の情報を電気信号にしています。この構成により一度のスキャンでカラー画像が得られます。
また、当社ではCCDに採用されているカラーフィルタと同等フィルタを採用することで、CCDとの色互換を達成しております。
カラーフィルタ方式
参考:光源線順次方式
光源線順次方式と比較時のメリット
1. 副走査方向の色ずれがない。
2. RGBの色再現性が良い。
3. 蛍光色の再現性が良い。
4. 高線数画素のモアレがない。
5. モノクロ読取時はカラーの3倍速まで対応。
2.センサの構成
当社CISは独自で開発した半導体センサICを複数個一列に配置してラインセンサを形成しています。
300㎜サイズで24個のセンサICを42μmピッチで並べています。配列は1/3画素(約±15μm)以下の精度で行っています。