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Factory Automation

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展示会情報

三菱電機FAが出展を行った展示会の情報を掲載しています。
展示会に出展した製品やソリューションなどの情報をご確認頂けます。

[展示会報告] DMS 2017(第28回 設計・製造ソリューション展)

  • DMS 2017(第28回 設計・製造ソリューション展)
三菱電機は2017年6月21日〜23日にかけて東京ビッグサイトで開催された「第28回設計・製造ソリューション展(DMS)/第21回機械要素技術展(M-Tech)に出展しました。DMSでは「e-F@ctory」をコンセプトに、「FA-ITオープンプラットフォーム」を活用したソリューションを、M-Techでは2017年始めからシリーズ展開を始めたFAセンサ「MELSENSOR」を中心としたソリューションを、パートナー各社とともに展示しました。その内容をご紹介いたします。

DMS 2017(第28回 設計・製造ソリューション展) 展示会報告

  • スマホの生産ライン(奥)の稼働状況をSCADA「MC Works64」(手前)で見える化

    スマホの生産ライン(奥)の稼働状況をSCADA「MC Works64」(手前)で見える化

  • FA-ITオープンプラットフォームのコンセプト図。エッジコンピューティングを核としたソフトウェア・プラットフォーム

    FA-ITオープンプラットフォームのコンセプト図。エッジコンピューティングを核としたソフトウェア・プラットフォーム

  • 富士通の生産シミュレーションソフト「WITNESS」で設備の停止時間やエラー回数などを可視化

    富士通の生産シミュレーションソフト「WITNESS」で設備の停止時間やエラー回数などを可視化

  • KSKアナリティクスのデータ分析ツール「rapidminer」は多数のセンサの情報をツリー形式で表示する

    KSKアナリティクスのデータ分析ツール「rapidminer」は多数のセンサの情報をツリー形式で表示する

  • 電気設計情報を一元管理し、配線経路を3D空間でシミュレーションできる図研の「E3.series」

    電気設計情報を一元管理し、配線経路を3D空間でシミュレーションできる図研の「E3.series」

  • HMSインダストリアルネットワークスの「Cosy」は生産現場の遠隔監視に特化したゲートウェイ

    HMSインダストリアルネットワークスの「Cosy」は生産現場の遠隔監視に特化したゲートウェイ機器

  • 手動によるデータ入力をタブレット化し、自動で収集したデータと統合的に管理する立花エレテックの工程管理システム

    手動によるデータ入力をタブレット化し、自動で収集したデータと統合的に管理する立花エレテックの工程管理システム

  • 三鈴エリーの工程チェックシステムは、ハンディターミナルとシーケンサの連携により、正確なデータでチェックできる

    三鈴エリーの工程チェックシステムは、ハンディターミナルとシーケンサの連携により、正確なデータでチェックできる

  • シーシーエスの生産現場用LED照明は、画像認識の対象や用途に合わせた照明で認識の精度向上を支援する

    シーシーエスの生産現場用LED照明は、画像認識の対象や用途に合わせた照明で認識の精度向上を支援する

スマホの生産ライン(奥)の稼働状況をSCADA「MC Works64」(手前)で見える化 FA-ITオープンプラットフォームのコンセプト図。エッジコンピューティングを核としたソフトウェア・プラットフォーム 富士通の生産シミュレーションソフト「WITNESS」で設備の停止時間やエラー回数などを可視化 KSKアナリティクスのデータ分析ツール「rapidminer」は多数のセンサの情報をツリー形式で表示する 電気設計情報を一元管理し、配線経路を3D空間でシミュレーションできる図研の「E3.series」 HMSインダストリアルネットワークスの「Cosy」は生産現場の遠隔監視に特化したゲートウェイ機器 手動によるデータ入力をタブレット化し、自動で収集したデータと統合的に管理する立花エレテックの工程管理システム 三鈴エリーの工程チェックシステムは、ハンディターミナルとシーケンサの連携により、正確なデータでチェックできる シーシーエスの生産現場用LED照明は、画像認識の対象や用途に合わせた照明で認識の精度向上を支援する
製造業向けITソリューションのDMSでは、メインの展示として、スマホの生産ラインを模した生産設備をSCADAソフトウェア「MC Works64」で「見える化」するなど、FAをITで統合管理する「e-F@ctory」のコンセプトを展示。ワークの投入から加工機による加工、ロボットによる搬送など一連の工程をITで監視・制御できることを紹介しました。
そのシステムの基盤として発表した「FA-ITオープンプラットフォーム」は、パネルでコンセプトを紹介。FA-ITオープンプラットフォームは、フィールド機器からデータを集めるデータコレクタ、収集したデータを活用するエッジアプリケーションなどで構成されており、それらをつなぐAPIやSDK(ソフトウェア開発キット)を提供することで、ユーザのエッジコンピューティングを支援することをアピールしました。

パートナー18社がソリューション

ソリューション展示は「データ活用」「設計効率化」「つながる工場」の3つに分けて行われました。「データ活用」では、富士通が生産シミュレーションソフト「WITNESS」、KSKアナリティクスがデータ分析ツール群「KSKP」、ジェイティエンジニアリングがネットワークカメラ画像を活用した統合監視システム、日立製作所が製造業向けのOT-IT連携ソリューションをそれぞれ展示。WITNESSはリアルの生産現場データを生産シミュレーションに生かすシステムで、予測と実績の差異を分析しながらパラメータを調整していくことができます。またKSKPは、三菱電機のC言語コントローラ上で動くエッジアプリケーションの一つで、駆動機器のセンサなどが発する大量のデータを高速に処理。収集したデータを分析ツール「RapidMiner」でツリー形式で整理し、エラー時の原因特定を迅速に行える機能などが特徴です。
「設計効率化」のゾーンでは、iCAD、ラティス・テクノロジー、ITAGE、図研の各社がソリューションを展示。いずれも生産現場の物理的なシステムを仮想空間で再現し、シミュレーションで最適化したうえで現実のシステムへの反映することで、手戻り防止を可能にするものです。図研が展示した「E3.series」では、電気設計にまつわる情報を一元管理し、配線経路を3D空間で検討することで、設計ミスを防ぐことができることを紹介しました。
「つながる工場」のゾーンでは10社がソリューションを展示しました。つなぐためのソリューションを披露したのが、たけびしとHMSインダストリアルネットワークスで、たけびしは生産現場のさまざまな機器に対応したゲートウェイ機器を展示。HMSインダストリアルネットワークスが展示した「Cosy」は、生産現場の機器へのリモートアクセスを可能にするゲートウェイで、接続を生産現場からのアウトバウンド接続に限定することで、外からの接続を受け付けるためにポートを開ける必要がなく、セキュリティが保たれるのが特徴です。
つなぐことによる付加価値向上を提案したのが、クオリカやビーシーシーです。クオリカはIoTによる遠隔監視システムを通信回線も含めて提供するソリューションを展示。ビーシーシーが展示したエネルギー監視システムは、三菱電機の福山製作所でも試験的に導入されています。データを解析するツールでは、キヤノンITソリューションズが「BIGDAT@Viewer」、三菱電機コントロールソフトウェアがトレーサビリティシステム「Traceabia」をそれぞれ展示。BIGDAT@Viewerはデータから仮説を立てる段階の「0次分析」を支援するシステムです。
データ入力部分のソリューションとして、立花エレテックは自動で収集するデータだけでなく手動でタブレットから入力するデータも統合的に管理する工程管理システム、三鈴エリーは工程のチェックリストをハンディターミナルに置き換え、シーケンサと連動させてチェックを徹底させるシステムを披露しました。また画像処理用LED照明を提供するシーシーエスは、ビジョンカメラによるセンシングに適した照明を提案。対象物に合わせた波長の光を出すことで、画像認識の精度が向上するとのことです。

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三菱FA総合ソリューションe-F@ctory
e-F@ctoryは、「生産情報の見える化」「エネルギーの見える化」「安全の見える化」の実現による企業のTCO削減、企業価値向上を支援します。

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