文化・教養
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知っ得マナー
東南アジアのビジネスマナー
-【シーン別】海外進出時に押さえておきたい、やってはいけない事例集 -
2015年4月公開【全1回】
要旨
経済成長を続ける東南アジアには、今日も多くの日本企業が進出している。東南アジアでのビジネスを成功に導くためには、市場の伸びしろの見極めや日本とは異なるニーズの探求はもちろん、土台となるその国の文化を理解しなくてはならない。
文化を分かっていないと陥りやすいのがマナー面での失敗だ。思わぬところでコミュニケーションの齟齬が生じ、せっかくのビジネスチャンスを逃がすことがないように留意したい。
そこで必要となるのは現地の生の情報。ビジネスは世界共通と高をくくっていると落とし穴に落ちる。楽観視は禁物だ。
東南アジアは非常に多様性に富み、一括りにできない。宗教も仏教、イスラム教、キリスト教とさまざまだ。民族に関しては1000以上。インドネシアだけでも民族数は300を超える。シンガポールの公用語は、実に4つも存在する。長きにわたりタイを除く諸国は米国、英国、フランス、オランダなどに分割統治されたことも多様性を生む一因だったのだろう。マナー面も当然複雑になる。
そこで今回は、基礎知識として、代表的な例をいくつか紹介したい。
- 要旨 東南アジアのビジネスマナー
- 東南アジアのビジネスマナー -【シーン別】海外進出時に押さえておきたい、やってはいけない事例集 -
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