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Factory Automation

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MELSEC iQ-Rシリーズ

コンセプト


機械制御のシーケンサ実行エンジンと、モーション制御の実行エンジン。「MELSEC iQ-Rシリーズ」は、2つのエンジンを高速システムバスでデータ連携し、 それぞれが得意とする制御の分散処理を実現しました。シングルエンジンに比べ、負荷変動のある装置や軸数の多い装置においても負荷を分散できるため、持てる性能を最大限に発揮できます。

業界最高水準の性能を実現するとともに、「人」、「環境」にも配慮したサーボアンプ「MR-J4シリーズ」。光ネットワーク「SSCNETⅢ/H」で接続することで、 サーボアンプの実行エンジンと高分解能エンコーダを使った高速・高精度制御を実現します。

充実したラインアップからお客様の装置に合わせて最適なエンジンの組み合わせを選択することで、無駄なコストを抑えながら性能を最大限に発揮。装置の性能アップに加えて、 設計、デバッグの効率アップが図れます。
 


時間と手間のかかるプログラム開発は、生産性を大きく左右します。「MELSEC iQ-Rシリーズ」は、開発、設計、デバッグ、立ち上げにいたるまで一挙に効率化します。

iQ Platformならではのデュアルで駆動するエンジンを搭載した「MELSEC iQ-Rシリーズ」。その可能性をさらに広げるのが、パートナー企業との連携です。たとえば、ステッピングモータ、ダイレクトドライブモータをはじめとしたSSCNETⅢ/H対応のパートナー製品も多彩にご用意して、装置革新を加速します。

特長

  • アドバンスト同期制御、カム制御、速度・トルク制御(押当て制御)など、高度で幅広いモーション制御をファンクションブロック(FB)などのシーケンスプログラムだけで手軽に実現できます。
  • 位置決めユニットQD75MHの機能をすべて実現できます。
  • 1つのエンジニアリングソフトウエア(MELSOFT GX Works3)で、プログラミング、サーボ調整、運用・保守などを行うことができます。

幅広い用途に対応する豊富な機能

オールインワンのエンジニアリングツールRevolutionary

1つのエンジニアリングツールでシンプルモーションユニット、サーボアンプを使ったサーボシステムのプログラミングからデバッグまで対応できます。

基本性能

シンプルモーションユニットの基本性能向上により、タクトタイムの削減が可能になります。

高速同期ネットワーク SSCNET III/H

SSCNETⅢ/Hの詳細はこちら

  • データ送受信を従来比3倍の双方向150Mbps(片方向300Mbps)へと高速化。システムの応答性を飛躍的に向上します。
  • 0.222msへと、指令通信周期を高速化
  • 同期通信により、装置の高性能化を実現
    SSCNETⅢ/Hでは、完全同期通信が可能。高精度な同期が必要な装置の高性能化を実現します。
  • 最大1600mの長距離配線に対応
    1系統あたり最大1600m(局間最大100m×16軸)の長距離配線が可能
  • SSCNETⅢ/H対応品とSSCNETⅢ対応品との混在が可能
    同一系統にSSCNETⅢ/H対応サーボアンプとSSCNETⅢ対応サーボアンプを混在して使用できます。
    (混在時の通信速度:双方向50Mbps)
    ※SSCNET (Servo System Controller Network)

位置決め制御Productivity

ポイントテーブル方式で簡単に位置決め制御が可能です。

基本的な位置決め制御Productivity

  • 直線補間、2軸円弧補間、定寸送り、および連続軌跡など豊富な制御で様々な用途に対応できます。
  • 位置決めアドレス、速度などをシーケンスプログラムから設定して手軽に自動運転ができます。
  • Mコード、スキップ、速度変更、目標位置変更などの充実した補助機能を装備しています。

アドバンスト同期制御 Ver.UPProductivityEngineering

ギア、シャフト、クラッチ、変速機、カムなどの機械機構をソフトウェアに置き換えた同期制御に加え、カム自動生成機能によりカム生成を簡単に実現できます。軸ごとに同期制御の始動、停止ができ、同期制御軸と位置決め制御軸の混在が可能です。

同期エンコーダ軸やサーボ入力軸で全軸を同期させます。
 

用途  包装機、印刷機、サニタリ製造装置、タイヤ成形機など

2軸が同期して移動する機構です。2軸のみ同期制御を行い、他の軸は通常の位置決めをすることができます。

用途  タンデム駆動など

同期制御の機械構成 Engineering

アドバンスト同期制御の機械構成を表示、 対象モジュールのモニタリングもでき、 デバッグ効率アップが図れます。

カム機能ProductivityEngineering

同期制御の出力軸はカム動作となります。
カム動作には、直線動作、往復動作、送り動作があり、用途にあわせて選択できます。

シーケンサと連携したシミュレーション NEWEngineering

MELSOFT GX Works3のシミュレータを使用することにより、 プログラムの動作を実機なしで、 デバッグ段階から確認でき、 立上げ時間の短縮を図れます。

多軸調整機能 NEWQualityMaintenance

位置決めテストでは、エンジニアリングツールから軸の試運転や調整を行います。
タンデム機構のように複数軸が同時に動作する機構を持つ装置において、サーボ調整を容易にし、装置の立ち上げ時間を短縮できます。

  • 速度、加減速時間を指定して、複数軸を同時にJOG運転することが可能です。
  • 複数軸同時に位置決め運転を行うことが可能です。
  • チューニングでは複数軸を同一設定で同時に行うことが可能です。

ヘリカル補間の実現 NEWProductivity

大きな穴をあけるボーリング用途では、 X、 Y、 Zの3軸でヘリカル補間をします。

  • フライス加工により、 必要とするサイズの穴をXY軸方向に円弧状に開けます。
  • 穴の深さはZ軸に沿って、 切出位置の偏差を最小限に留めながら、 精度の高い加工が可能です。

プログラミングProductivityEngineering

シーケンスプログラム、ファンクションブロックからバッファメモリへ位置決めデータを書くだけで、直線補間などを簡単に実行可能です。

機能一覧

クリックで機能詳細が表示されます。
  シンプルモーションユニット
RD77MS16 RD77MS8 RD77MS4 RD77MS2
サーボアンプ接続方式 SSCNETⅢ/H (150Mbps)
サーボアンプ間の
最大接続距離[m]
100
接続サーボアンプ MR-J4(W)-B詳細はこちら
最大制御軸数
(仮想サーボアンプ軸を含む)
16軸 8軸 4軸 2軸
演算周期[ms]
(演算周期設定)
0.444ms、 0.888ms、 1.777ms、 3.555ms
エンジニアリング環境 MELSOFT GX Works3
制御方式 位置制御、速度制御、トルク制御押当て制御 カム制御
アドバンスト同期制御、軌跡制御(直線,円弧,ヘリカル)
制御単位 mm、inch、degree、pulse
位置決めデータ数 600データ(位置決めデータNo.1~600)/軸
(MELSOFT GX Works3、シーケンスプログラムでの設定が可能)
加減速方式 台形加減速、S字加減速
位置決め制御 直線補間(最大4軸)、2軸円弧補間、3軸ヘリカル補間、速度位置切換え制御(ABS/INC)、
位置速度切換え制御(INC)、現在値変更
手動制御 JOG運転、手動パルサ運転、インチング運転
制御内容を変更する機能 目標位置変更機能、トルク制限値変更、速度変更、オーバーライド機能、
加減速時間変更機能
原点復帰方式 近点ドグ式、カウント式1、カウント式2、データセット式、スケール原点信号検出式
補助機能 緊急停止機能、H/Wストロークリミット機能、S/Wストロークリミット機能、絶対位置システム、
アンプなし運転機能、無限長送り機能、 任意データモニタ機能 マーク検出機能
フラッシュROMバックアップ、イベント履歴機能、Mコード出力機能、デジタルオシロ機能、
カム自動生成機能 マスタスレーブ運転機能 安全監視機能
入出力占有点数 32点(I/O割付:インテリジェント機能ユニット32点)
DC5V内部消費電流[A] 1.0
質量[kg] 0.23 0.22