C言語コントローラユニット・C言語インテリジェント機能ユニット
- データ自動収集ソフトウェアは、製造現場の様々なデータを収集して分析・解析システムにデータを送る機能を持つC言語コントローラユニット用ソフトウェアです。
- 半導体や液晶工場の歩留り向上/生産能力増強/設備稼働率改善で豊富な採用実績
- 加熱・塗布・成型工程など環境影響を受けやすい工程での多変量データ分析用収集にも活用
※データ自動収集ソフトウェアはR12CCPU-V、または、Q12DCCPU-Vで動作します。
C言語コントローラユニット
標準価格 オープン価格
R12CCPU-V
C言語インテリジェント機能ユニット
標準価格 オープン価格
RD55UP06-V
C言語コントローラユニット
C言語コントローラユニットとC言語インテリジェント機能ユニットは、どちらもARM®マルチコアベース、VxWorks® Version6.9組込済みで、それぞれ複数プログラムを同時に実行できるため、パソコンベースのシステムに劣らない堅牢でリアルタイムなシステムを構築できます。C/C++プログラムによる演算処理を実装することで、製造品質のテスト用途や、異なる通信プロトコル用のゲートウェイとして活躍します。また、ファンレス構造を採用しているため、塵埃の発生が許されないクリーンルームでの使用にも最適です。
1. 長期運用コストの低減
C言語コントローラユニットは、産業用途での使用を前提に開発されたMELSEC iQ-Rシリーズの堅牢さを持ち合わせています。
一般用途を前提としているパソコンでは、脆弱性のために頻繁に保守が必要であり、部品やソフトウェアの供給期間が限られているために部品の買い替えが必要となります。
このような問題とは無縁のC言語コントローラユニットを使うことで、長期的な運用コストを低く抑えることができます。
2. データ解析ライブラリ
FFT※演算、ディジタルフィルタ演算など、シーケンサCPUのラダーでは実現困難なデータ解析・判定処理を行う関数を、iQ-Rシリーズ C言語コントローラユニット・C言語インテリジェント機能ユニット用のライブラリとしてラインアップ⇒データ解析・判定処理を手軽に実現できます。
※ Fast Fourier Transform(高速フーリエ変換):
収集データの中にどの周波数成分がどれだけ含まれているかを算出するために、時間軸のデータを周波数軸のデータに高速変換する処理のこと。
C言語コントローラユニット+データ自動収集ソフトウェア
1. 生産現場データの管理・分析・活用を実現し、ものづくり全体の最適化を支援します
- データマイニングシステム(データ自動収集ソフトウェア+データ解析ツール)
- データマイニングを低コストで実現
解析に必要なデータを直接収集可能とした製品で、上位のデータ解析処理を最小の工数で容易にできる特長・機能を有しています。
- プログラムレスで収集可能
欲しい情報を欲しいタイミングで欲しいフォーマットで提供できる製品です。設定のみで、装置情報やホスト間通信*をモニタリングし、データを自動収集できます。
* ホスト間通信対応プロトコル:SECS-Ⅰ(SEMI E4)、HSMS(SEMI E37)SECS-Ⅱ(SEMI E5)、GEM(SEMI E30)
- 様々な解析ツールに対応可能
データマイニングに必要な多種解析ツールに対応可能。
※解析ツールは別途必要となります。
- 取り出したデータを有効に活用するためには多大な作業が必要となります。
- ロギングした大量のデータから、必要なデータを切り出して、解析するのは大変!時刻ずれでデータ突き合わせが困難!
- データ自動収集ソフトウェアなら設定のみでデータの切り出し・加工が容易になります。
- 同一条件での切り出しデータのため正確な重ね合わせが可能!逸脱データをガードバンド監視!