特殊環境向器具

製造業、研究施設等のクリーンルームや食品工場などの一般環境と異なる特殊な環境エリアには、安全性の確保や作業効率を向上させる照明が必要です。

クリーンルーム用器具

つねに清潔さを維持する必要のある空間に。気密性が高く、じん埃が付着しにくい構造の照明器具です。

クリーンルームとは…

製造業、研究施設、医療関連施設等では、じん埃混入による製造不良の低減やカビ、細菌による汚染防止の目的で、空気中における浮遊微小粒子・浮遊微生物を、限定された清浄度レベル以下に管理する必要があります。このように清浄度管理が行われている空間をクリーンルームといい、大きく以下の2つに分類されます。

●インダストリアルクリーンルーム(ICR)
機械、電子工業の製造工程で用いられる、主に空気中の浮遊微小粒子が管理された空間。
●バイオロジカルクリーンルーム(BCR)
医療および薬品関連の製造工程で用いられる、主に空気中の浮遊微生物が管理された空間。

特長

Point 1気密性を向上。

クリーンルームでは室内を加圧(または減圧)するため、室内の気密性が要求されます。当社クリーンルーム用器具は、器具の気密性を向上。取り付け部をパッキン構造にすることで、室内の気密性維持に努めています。

Point 2じん埃が付着しにくい構造。

クリーンルーム内の気流を乱しにくい形状を採用し、埃の付着を防止。また、器具の下面カバーにはガラスを使用し、静電気による埃の付着も防止しています。

Point 3耐食性を向上。

医療、食品、医薬品分野のクリーンルームでは、薬品による消毒が頻繁に行われます。このような場所には、耐食性の高い「ステンレス枠」器具をおすすめします。器具の室内側に露出する部品の材料に、耐食性のよい材料を使用しています。

クリーンルームの清浄度

クリーンルームの清浄度は、室内中のじん埃数や細菌数により定義されます。当社クリーンルーム用器具では、清浄度の目安として米国連邦規格(FS209b)の清浄度クラスに準じています。

クリーンルームの用途分野と清浄クラス

表:クリーンルームの用途分野と清浄クラス

洗浄度クラス別おすすめ器具

器具タイプ 直付形 埋込形
  細断面タイプ
YP4001・YP4011
箱形タイプ
YP4002
逆富士形タイプ
YV4011F・YV4012F
アルミ枠タイプ
YB4352等
SUS枠タイプ
YB4372等
洗浄度
クラス
クラス100    
クラス1000    
クラス10000    
クラス100000  

※施工時に天井と器具本体枠の合わせ目地および取り付け穴・電源穴をコーキングしてください。

埋込形器具

YB4362A VPH

直付形器具

YP4002 VPH

食品工場向HACCP器具

食品工場、学校給食室等、HACCPの考え方に基づいた衛生管理が求められる空間に対応します。

特長

Point 1ほこりが付着・堆積しにくい構造

下面カバーに帯電防止透明アクリルを採用し、静電気によるほこりの付着を防止します。

埋込形:断面形状を工夫することで、ほこりが付着しにくく、清掃時に拭き取りやすい断面形状です。また、器具の密閉性を向上し、天井裏および器具下面からのほこりの侵入や堆積を防止します。/直付形:直付カバーを一体化した、R曲線の形状で、清掃時の拭き取りが容易です。パッキンを取り付けることで、ほこりの侵入も防止します。

Point 2万が一のランプの落下や衝撃による破損を防止

アクリルカバーや飛散防止膜カバーの採用で、万が一破損した場合の安全性を考慮。ランプのガラス片が飛散するのを防ぎます。

アクリルカバー:直管ベース照明機種群は「帯電防止アクリルカバー」を採用しました。/ガラスカバー:非常灯はガラスカバー自身の安全性を高めた「飛散防止膜付ガラス」を採用しました。

Point 3耐食性を向上

薬品による消毒を考慮し、器具の室内側に露出する部品の材料には、耐食性のある材料を使用しています。

JIS K7114「プラスチックの対薬品性試験方法」に準じた
常温・浸漬120時間後の外観変化による判定結果

  薬品
材質 次亜塩素酸
ナトリウム
陽イオン
界面活性剤
(パコマ)
エチル
アルコール
過酢酸 酸塩化
ベンザルコニウム
ガラスカバー
アルミ枠
(アルミ押出材、
 アルマイト処理)
×
溶解
パッキン
(EPDMスポンジゴム)
アクリルカバー
(アクリル樹脂)
×
白濁
ステンレス枠
(SUS304)
鉄枠
(鋼板メラミン塗装)
×
塗装フクレ錆
×
塗装フクレ錆

○:使用上問題なし ×使用上問題あり

直付形器具

YP4012 VPH

YWP4022 VPH

ハロゲン非常灯

WDB24001

LED誘導灯

WSH2971 1EL

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