階調シミュレーションソフトウェア「トーンカーブエディター」

概要

昨今の写真プリント市場では、プリンターメーカーの純正紙だけではなく、ハイエンド向けプリント用紙(ファインアート紙)が国内外のメーカー(画材紙メーカー、和紙メーカー)から発売され、用紙の階調特性や風合いを生かした写真プリントがブームになっています。しかし、ファインアート用紙はディスプレイでの見え方とは階調感(特性)が異なり、実際にプリントしてみないと階調特性や印象が分かりません。また、多くの用紙は高価であり、なかなか購入にも慎重になってしまうのが実態です。

「トーンカーブエディターβ版」(以降「トーンカーブエディター」「本ソフト」と表記)はプリント用紙の表示特性を、ディスプレイの画面上で表示シミュレーションする専用ソフトウェアです。ディスプレイガンマを任意の特性で定義することができ、プリント物の階調や紙色をディスプレイ画面上で再現します。

ファインアート紙の画像処理・プリント時の課題


ファインアート紙は、光沢紙とは違いディスプレイの見え方とは階調感(特性)が異なります。下の図を見てください。「写真用光沢紙」と「ファインアート紙」の階調特性を表したものになります。縦軸が明るさ、横軸が階調(0が黒〜100が白)になりますが、写真用光沢紙にくらべ、あきらかにファインアート紙の方が黒が浮いており、濃度が出ていないことが分かります。

トーンカーブエディターを使えばマット紙・和紙プリントと画面の見え方が合う


上図の特性の違いから、光沢紙は適切に調整されたディスプレイの見え方と合わせることができますが、マット紙はシャドウ部の見え方がディスプレイとは合いません。

これに対して、トーンカーブエディターを使用してマット紙の階調特性をディスプレイに反映させることにより、マット紙の見え方とディスプレイの見え方をおおむね一致させることができます。

三菱ディスプレイトップに戻る

ページトップへ戻る