階調シミュレーションソフトウェア「トーンカーブエディター」

トーンカーブエディターとは

トーンカーブエディターは、特定のプリンター、用紙、印刷設定でプリントした写真プリントの階調特性を、ディスプレイ画面上でシミュレーションするソフトウェアです(三菱ディスプレイグラフィックモデル専用)。本ソフトを使って、プリント用紙の購入前にプリント階調イメージを確認したり、プリントイメージを画面に表示しながら画像処理をおこなうことが可能です。

特長

1. プリント用紙の補正データを当社ウェブサイトから入手し、プリント階調イメージを画面上にシミュレーション表示することができます。
2. プリント用紙のICCプロファイルを使用せずに、モノクロ印刷やドライバー補正を使用した時に便利です。
3. 市販のキャリブレーションセンサーを使用することで、ご自身で用紙の特性を測定し、その階調特性データを編集・保存できます。また、ディスプレイガンマを任意の特性で定義することも可能です。

メリット

1. ファインアート紙の選択サポート
高価なプリント用紙の購入前に、ご自身の写真画像のプリント階調イメージを画面上で確認できます。
用紙の補正データを当社ウェブサイトより入手できます。(補正データ、推奨印刷設定、使いこなし例、など)
2. プリントイメージを画面に表示しながら画像処理
使用する用紙のプリントイメージを、画面上で見ながら画像処理(階調の追い込み)を行うことができるので、ご自身のイメージに沿った作品づくりが容易になります。
3. 高価なアート紙の試しプリント数を削減
使う用紙のプリントイメージを確認しながら画像処理を行うことにより、試しプリントの枚数を減らすことが可能ですので、高価な用紙費用の軽減につながります。
作品展など大量の画像処理時に力を発揮します。
4. 用紙ICCプロファイルが無くてもプリント階調イメージを確認可能

トーンカーブエディターは、プリント用「ICCプロファイル」を使用しないで階調特性を画面上にシミュレーション表示する仕組みを実現しています。
これにより、次のような場合でも表示シミュレーションが可能となります。

プリンタードライバーによる色管理を使う場合
モノクロ印刷、類似プロファイル流用等の場合
Photoshop®の「Camera Raw」を使用したRAW現像時(※いずれもアドビシステムズ製)
「Color Efex ProTM※」「Silver Efex ProTM※」などのPhotoshop®プラグインソフトによる画像編集時のプリントイメージシミュレーション(※いずれもNikソフトウェア製)

補正データは当社ウェブサイトからダウンロードいただけます。 また、ご自身のキャリブレーションセンサー(X-Rite社製 ColorMunki)を使用して、ご自身で階調特性を測定することも可能です。

5. 階調特性を、感覚・イメージではなく「定量的」に把握できる

いままでプリントの階調感は感覚的にしか把握できませんでしたが、このツールを使用することにより、定量的に把握することができます。

動作対象機種


RDT241WH(BK)、RDT262WH、RDT262WH(BK)、RDT221WH(BK)
※EDID切り替えで「Digital-HD」を選択した場合には使用できませんのでご注意願います。

ソフトウェア動作環境(β版)


Mac OS X 10.5.8以降(但し、Mac OS 10.8[Mountain Lion]は未対応)
※Windows®ではトーンカーブエディターβ版は使用できません。(次期新製品での対応予定になります)
※一部のMacintoshとの組み合わせでは動作しない場合もあります。

対応キャリブレーションセンサー


X-Rite社製: i1Basic Pro/i1Photo Pro/i1Publish Pro、i1Display/i1Display2、huey、ColorMunki Photo、ColorMunki Design、i1 Display Pro
※ColorMunki Displayには対応していません。
※i1 Display ProはPowerPCには対応していません。
Datacolor社製: Spyder2 express、Spyder3 Elite、Spyder3 Pro、Spyder4 Elite、Spyder4 Pro

精度のよい調整結果を得るためには、スペクトル分光方式のキャリブレーションセンサーをおすすめします。
ColorMunki Photo、ColorMunki Design(X-Rite社製)
i1Proシリーズ(X-Rite社製)

ご注意


本ソフトでは、キャリブレーションセンサーを使用してディスプレイの特性を正確に測定する必要があります。キャリブレーションセンサーが無い場合は機能しませんので、必ず市販のキャリブレーションセンサーをご用意ください。
キャリブレーションセンサーは経年変化を生ずることがあり、その場合は調整結果に、色かぶり、色ずれなどの問題が発生することがあります。
用紙の特性をご自身で測定される場合は、X-Rite社製ColorMunki Photoをおすすめします。

環境光について


本ソフトは、ディスプレイの表示状態を細かく調整することにより、ディスプレイ設置場所におけるプリント物の見え方に近づけるものです。プリント物は光が紙に反射して見えていますので、環境光の状態に大きく左右されます。環境光には写真やプリント物の評価に適した光と、適さない光があります。評価に適さない光の場合、本ソフトの機能を十分に発揮できないことがあります。

[写真やプリント物の評価に適した光源]

・三波長型の昼白色蛍光灯(ナチュラル色、自然な色合い、色温度5000Kなどと表記されているもの)
・色評価用(高演色)蛍光灯(5000K、演色性AAA)

[写真やプリント物の評価に適さない光源]

以下の光源は色の偏りが大きいため、本ソフトでは十分な性能を発揮できません。
・電球色(オレンジ色)の蛍光灯、電球
・事務所等で使用されている白色蛍光灯(色温度が4200K近辺)

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