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販売店様/工事店様向け技術情報エコヌクール設置について

下記をよくお読みのうえ、正しく設置し、上手にお使いいただくようお願いいたします。

HFC

家庭用エアコン等に採用されているHCFC(R22)はオゾン層保護のもと2004年から大幅な生産削減が開始されています。オゾン層を破壊しない新代替物質HFC(R410A)が開発され、家庭用エアコン等の冷媒として採用いたします。エコヌクールレオ、エコヌクールピコは、HFC(R410A)採用商品であり、冷媒R410A専用工事が必要です。今後とも地球環境保護に対する取組みを進めていきます。

設置制約

項 目 内 容
適用地域 エコヌクールピコ40・50・レオは日本国内で平年の最低外気温度が-25℃以上の地域、エコヌクールピコ30は-15℃以上の地域
外気温度範囲 エコヌクールピコ40・50・レオは暖房-25℃~20℃ 冷房 20℃~40℃、エコヌクールピコ30は暖房-15℃~20℃ 冷房20℃~40℃
(冷水を生成する場合の注意点はこちらをご確認ください)
建物の気密・断熱性能 気密・断熱性能が次世代省エネルギー基準(H11年基準)を満足する住宅を推奨

*必ず冷暖房負荷計算をして、機器の能力≧空調負荷となるようにしてください。能力が不足する場合は、不足分を補える空調機器を追加してください。

循環液 当社純正の三菱防錆循環液を必ず使用してください。
(VPZ-01KX-ECO、VPZ-10KX-ECO、VPZ-18KX-ECO希釈不要タイプ)
(水や自動車用不凍液を使用すると凍結や、防錆効果が異なることによるポンプロック、システム寿命低下、水漏れ等の原因になります)
熱交換ユニット設置 屋内・屋外設置可、屋内時は寝室への隣接を避け非居室へ設置。(冷房運転する場合は、屋内設置不可)熱交換ユニットの屋外設置は、外気温度-15℃以上。-15℃を下回る場合は屋内に設置してください。

*屋内設置の場合、密閉式を選択してください。開放式は防錆循環液の蒸発によりユニットから臭いが発生するおそれがあります。

*屋外設置の場合は隣家のご迷惑とならない場所を選定してください。

ヒーターユニット設置 雨水対策が施されていませんので必ず屋内または床下へ設置してください。
[屋外設置禁止]
室外ユニット設置 隣家と離れた位置へ設置・寝室と離れた位置へ設置。冷媒配管許容値:配管長18m(VEH-304HPD(-H)、VEH-406HPD(-H)、VEH-507HPD(-H)は3m、VEH-406HPD-HL、VEH-507HPD(-HL)は8mを超える場合は、充填が必要)、高低差12m
*熱源機1セットの構成
・エコヌクールレオ:熱交換ユニット1台、室外ユニット2台
・エコヌクールピコ:熱交換ユニット1台、室外ユニット1台
  • 本システムは技術マニュアルに基づいたシステム設計が必要です。また、システム設計に基づいた施工をしてください。
  • 各機種の能力を超える冷暖房負荷では使用しないでください。(早期に故障に至る可能性があります。)
  • 当社製放熱器以外の端末との組合せはシステム設計された方の責任のもとで行ってください。
  • 施工は当社指定の施工認定店への依頼を推奨します。また、施工される方は施工認定店制度をご利用ください。
  • 開放式は三菱防錆循環液の補充が必要です。
  • 冠水、振動などに十分配慮してください。
  • 温水配管は銅管または架橋ポリエチレン管をご使用ください。
  • 冷水利用の配管は断熱材20mm以上が必要です。
  • 積雪の多い地域では防雪架台を使用して設置してください。
  • エコヌクールは、一般住宅、福祉施設、保育園およびそれらに類する施設で温水床暖房またはふく射冷暖房用の熱源としての使用を目的に設計されたものです。
    これらの目的以外の用途で使用された場合は保証対象外となります。
    冷水を生成する場合の注意点はこちらをご確認ください
保証外用途例 具体例
農事用 ビニールハウスなど
融雪用 ロードヒーティングなど
家畜用 牛舎、豚舎など
保管用 食品、動植物、精密機械、美術品の保管など
*その他特殊用途や非対人用途も保証対象外となります。
  • 特殊環境(温泉地、塩害地、大気汚染、化学薬品を使用するクリーニング店、美容院など)には設置できません。
  • 据付工事の詳細は「据付工事説明書」をご参照ください。
  • 床暖房パネルは金属・木質部品を使用していますので、温度変化による膨張・収縮によるこすれ音がする場合がありますが、異常ではありません。
  • エコヌクールは冷温水回路を単独で使用するように設計されていますので、外付けポンプや複数台のエコヌクール、他熱源(ガス・石油ボイラー等)を接続して使用しないでください。

暖房の上手な使い方

  1. 長時間ご使用にならないとき以外は、連続運転してください。
    床暖房やパネルヒーターなどのふく射暖房は部屋が暖まるまで時間がかかるものです。長時間ご使用にならないとき以外は連続運転(通常運転またはひかえめ運転)することをおすすめします。
  2. “ひかえめ運転”が経済的でおすすめです。
    室温を設定温度より3℃低い温度で運転を行う“ひかえめ”モードをお使いいただくと経済的です。暖まりが悪い時は、“通常運転”に切替えてお使いください。(床暖房の場合)
  3. シーズン始めの上手な使い方。
    暖房シーズン開始時には、建物を暖める必要があり、そのためのエネルギーと時間が必要です。電気料金の安い深夜(夜間)電力を使って暖めていただくと経済的です。
  4. タイマー運転で上手に経済的な暖房。
    おやすみの時や、おでかけの時、タイマーを活用して必要な時間だけ運転しましょう。
    ・床暖房やパネルヒーターのふく射暖房は、暖まりに時間がかかります。ご使用の1時間程度早めの運転をおすすめします。
    ・時間帯別電気料金をご利用になる場合は、割安時間帯にタイマーを合わせて運転しますと経済的です。
  5. 室温設定は“22℃以下”、水温設定は“自動”をおすすめします。
    室温設定、水温設定を高くしますと、より多くのエネルギーを使います。あまり温度を上げず、ご使用いただくことをおすすめします。(室内温度設定は22℃以下、湯温設定は自動)