三菱ジャー炊飯器
活動レポート
稲の成長記録レポート
宮城県登米地区の専用水田で栽培をしている稲。
田植えから、収穫、そして、オリジナルブレンド米として完成するまでをレポートします。
2013年10月22日。
約1ヵ月間の天日干しを終え、いよいよ脱穀作業です。脱穀作業とは、機械を使い稲から籾(もみ)を取り出すこと。そして次は籾すり作業に移ります。籾すり機で籾から籾がらを取り除くと、待ちに待った玄米が誕生するのです。今回は台風の影響で脱穀の時期が少し遅れましたが、日照時間がたっぷり取れたので、糖分を多く含む玄米に仕上がりました。
脱穀
棒がけで天日乾燥された稲を脱穀機にかけ、籾だけを集めます。
脱穀機に籾袋をセット。
粒のしっかりした良質の籾が取れました。
天日乾燥後の藁は質が良いので、畳や納豆づくりにも使われるんです。
籾すり
籾すり機を使いこなすのも高度な技術が必要です。お米の品種や状態に合わせて、きめ細かく籾すり具合をコントロールします。
回転速度の異なる2つのローラーを回して、稲から籾がらを除いていくのです。
籾すりしながら玄米をふるいにかけ、粒が大きくしっかりと形が整った整粒米(せいりゅうまい)だけを選りすぐります。
精良質の整粒米(上)と加工食品等に使われる未熟米(下)に分けられます。
玄米は袋づめして出荷されます。
精米
大切に育ててきた玄米を精米して白米へ。この玄米の種皮(ヌカ層)を削り取る精米工程も、 おいしさを左右する重要な作業です。精米のやり方ひとつで、お米の味が変わってしまうのです。
先進の精米機で品質管理を。
お米各品種の特徴を見極め、さらに気温や時間帯等も考え、玄米の層の旨みや甘みを残すように精米具合を細かく調整していきます。
最高の一杯を目指して。
オリジナルブレンド米づくりへ
お米をブレンドすることで、ごはんはもっとおいしさや楽しみ方が広がります。五ツ星お米マイスター佐藤貴之氏にご協力いただき、お米塾オリジナルのブレンド米づくりを行いました。ブレンドに使用したのは、オリジナル米栽培専用水田で栽培した3品種「ひとめぼれ」、「ササニシキ」と、その2つをかけ合わせてできた新品種の「東北194号」。各お米の品種特性を見極め、最高においしいブレンド米が誕生しました。
宮城を代表する3品種「ひとめぼれ」「ササニシキ」「東北194号」を黄金比率で混ぜ合わせた贅沢なスペシャルブレンド米が完成!