三菱IHジャー炊飯器

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お米に関する講座

お米づくりの農作業玄米食のために生まれたお米「金のいぶき」とは?

健康食として広く知られる玄米。しかし主食として毎日食べ続けることに抵抗がある人は多いと思います。問題は食味と炊飯。独特の硬さや香り、ボソボソ感、炊飯が難しいといった点が、玄米を日本人の主食から遠ざけられる要因でした。しかし、これまでの常識を覆す玄米として登場したのが、玄米食のためのお米「金のいぶき」。その魅力を一般社団法人高機能玄米協会事務局長の日浦拓哉さんにうかがってみました。

一般社団法人 高機能玄米協会 事務局長

日浦 拓哉さん

今なぜ玄米が注目されているのか

── ここ数年何度か訪れている玄米ブーム。でも、「なんとなく身体に良さそうだから」と始めてみたものの、なかなか続かないという人も。ここでは、玄米の歴史やトレンドを振り返るとともに、玄米が健康に良いとされる理由をおさらいしてみましょう。

日浦さん もともと日本人の主食は玄米だったんですよ。それが江戸時代になって白米に進化しました。すると、米ぬかに含まれていたビタミンB1が不足することにより、「江戸煩い」つまり「脚気(かっけ)」が流行したんです。同じことが、太平洋戦争中にも起こっています。米に「健康」の「康」で「糠(ぬか)」となります。それだけ米ぬかには栄養が含まれていたというわけです。

近年の玄米ブームの起こりは、2000年代の初め。まず発芽玄米から火がつきました。これにより「主食から栄養を取る」という考え方が広まり始めたんです。発芽玄米とは、玄米を発芽させて栄養価を高め、ぬかをやわらかくすることで炊きやすくした玄米。これを白米に混ぜて食べるのが主流でした。そこで、混ぜるという発想から、今度は雑穀米が登場しました。もち麦などもその一種です。しかし、本来であれば混ぜずにそのまま一膳食べられることが、主食としては望ましく、なかでも、ぬかや胚芽に栄養が凝縮された玄米は、特に優秀です。ただ、そうはわかっていても、硬くてボソボソしている、炊飯がしにくいといったデメリットがあるのも事実でした。

精米せずにおいしく炊ける「金のいぶき」

── モチモチとしておいしく、誰でも簡単に炊けて毎日続けられる玄米を作りたい。そんな想いから生まれたのが、玄米食のためのお米「金のいぶき」です。他の玄米とはどこが違い、どんな栄養素が含まれているのか、うかがいましょう。

日浦さん 「金のいぶき」は、胚芽の大きさがふつうの玄米の約3倍、ぬかが約2倍もある点が特長です。そのため、ビタミンB1やビタミンE、食物繊維、抗酸化作用のあるγ-オリザノールなどが豊富に含まれています。

通常の玄米の3倍の胚芽

また、胚芽が大きいということは、お米の中に水が入り込む余地もそれだけあるということ。しかも、「金のいぶき」は炊飯中に果皮(かひ)が弾ける特性があり、吸水性が非常に高いんです。だから浸漬時間を必要とせず、白米とまったく同じように炊飯できます。この「炊きやすい」というメリットは、毎日食べ続けるのに欠かせない条件と言えるでしょう。

豊富な栄養で美容と健康をサポート

一般的な玄米にはない、モチモチとした食感も「金のいぶき」の魅力です。これは親品種(「めばえもち」と「たきたて」)の特性を受け継いだもので、同時に巨大胚芽ならではのプチプチ感も楽しめます。この異なる2つの食感を楽しみながら、噛むほどに甘みを味わえるのが、「金のいぶき」のおいしさの秘密。炊き上がりの姿も十分に美しく、金色に輝いて見えることから、名前に「金」を冠しました。また、大きな胚芽を生命の源と捉え、「いぶき」と命名。宮城県生まれの「金のいぶき」には、東日本大震災からの復興に立ち向かう東北人のたくましさと、再生への祈りも込められているんです。

「金のいぶき」専用モードを搭載した本炭釜KAMADO

── 白米と同様に炊飯可能な「金のいぶき」を、さらにおいしく炊き上げる。それを叶える炊飯器が、三菱電機の「本炭釜KAMADO」です。これまでも「玄米芳潤炊き」や「美容玄米」など数々の玄米炊き分けモードを搭載してきた同シリーズですが、今回初めて「金のいぶき」専用モードが登場しました。

日浦さん 三菱電機さんとは「玄米芳潤炊き」モードを共同開発した経緯もあり、そのご縁で開発者の方にも「金のいぶき」を召し上がっていただいたんです。そうしたら、とてもおいしいと高く評価していただき、専用モードを作ろうということになりました。お米に惚れ込んで開発してくださっただけあって、「金のいぶき」の持ち味をとことんまで引き出す工夫をされているんですよ。実際、私も食べてみたんですが、いつも以上にふっくらした炊き上がりとそのおいしさに驚きました。「金のいぶき」は日々食べ慣れているはずなのに、感動して4杯も平らげてしまったほどです。

まだまだ流通量の少ない「金のいぶき」ですが、今後は大手スーパーなどにも販路を拡大し、全国にその名を広めていきたいと考えています。だからこそ、「金のいぶき」をおいしく炊ける「本炭釜KAMADO」の存在は非常に心強いです。高機能玄米協会は、日本に玄米食を根付かせようという想いから、炊き分けモードの共同開発を行ってきました。「金のいぶき」モードが搭載されたことで、その可能性はさらに広がるのではと期待しています。これからも三菱電機さんとともに玄米食の普及・定着を目指し、みなさんの健康や幸福に寄与する活動をしていきたいと思います。