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空調冷熱総合管理システム AE-200J 標準機能

  • ※1「ET制御」「サーもOFF時の送風停止制御」JIS B 8616のデータに基づき、当社にて試算。

AE-200J 1台で50台の室内ユニットを管理可能

■室内ユニット管理台数が50台以下の場合

室内ユニット管理台数が50台以下の場合の構成
  • 機能制約があります。詳細は別売部品付属の据付説明書をご覧ください。

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拡張コントローラを接続することで200台まで管理可能

■室内ユニット管理台数が51台以上の場合

室内ユニットが51台以上になる場合は、拡張コントローラ(EW-50J)を使用します。
AE-200Jの画面では最大200台を表示します。

室内ユニット管理台数が51台以上の場合の構成 3台のEW-50J※2との併用により室内ユニット200台接続(制御)可能
  • ※2機能制約があります。詳細は別売部品付属の据付説明書をご覧ください。
  • ※3EW-50Jの代わりにAE-50Jを使用することもできます。

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「AIスマート起動」搭載(グランマルチ、リプレースグランマルチ、シティマルチY GR(高効率EXシリーズ)のみ)

外気温や室温など5つのパラメーターを学習し、空調設定時刻に設定温度の室温になるように 予冷予熱運転の起動時刻をAIにより自動で設定します。 またAIによりシステム内の室外ユニットは分散起動となるため、最大需要電力(デマンド値)の抑制に寄与します。

これまでの空調機の起動はどちらかでした

①手動で起動
手動
  • メリット
    • 節電
  • デメリット
    • 快適な室温になるまで時間がかかる
    • 設定温度までフルパワー運転により空調機の負担大
②スケジュール設定による起動
設定
  • メリット
    • 始業時刻に快適な室温に
    • 起動時刻を分散させると、最大需要電力(デマンド値)の抑制に貢献できる
  • デメリット
    • 始業時刻より前に設定温度となり、その分の電力量が無駄になることも
    • 外気温や室内状況により始業時刻に快適な室温にならないことも
①+②のメリットだけを実現しようとすると 外気温や室内状況により毎日異なってくる起動時刻に対応しきれない

↓

室外ユニット※3+空調冷熱統合管理システム〈AE-200J〉で、システムとしてAIの導入が可能に
  • ※4対応室外ユニット:グランマルチ、リプレースグランマルチ、シティマルチYGR(高効率EXシリーズ)
Maisart

「Maisart」は三菱電機のAI技術ブランドの名称であり、独自のAI技術で全てのモノを賢く(smartに)する思いを込めた、Mitsubishi Electric’s AI creates the State of the ART In technologyの略です。

独自技術3つの柱 ディープラーニング:演算数を大幅に減らす独自開発のアルゴリズムにより、幅広い機器への実装を可能に。 強化学習:試行数を従来の1/50に。Ai導入にかかる期間・コストを大幅に削減。 ビッグデータ分析:異常兆候を検出するための演算回数を従来の1/40に。時系列データ分析の効率化・高速化に貢献。

AIスマート起動を支える5つのパラメーター

Iスマート起動を支える5つのパラメーター:外気温・室温・設定時刻・設定温度・運転台数

過去の学習※5で、起動時刻を決定。

  • ※5窓の開放、熱負荷の大きな変動がある場合など、学習環境や使用条件によっては性能を発揮できない場合があります。
空調運転(冷房)イメージ※5
  • ※6窓の開放、熱負荷の大きな変動がある場合など、学習環境や使用条件によっては性能を発揮できない場合があります。
POINT1:指定時刻に無駄なく快適
POINT2:省エネな立ち上げ運転
POINT3:建物ごとの最適なマネジメント

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空調機のエネルギー消費量を見える化

室外ユニットで消費電力を演算。電力量計が不要でコスト低減が可能。

電力量計を使用せず、室外ユニットで消費電力量を演算し、消費電力の推移をAE-200Jで表示することが可能です。

  • 電力量計の設置や計装工事が不要!
  • より簡単に消費電力の見える化が可能!

■グラフ表示画面

グラフ表示画面 省エネ効果は色を変えて表示。

【棒グラフ項目例】

  • 消費電力量
  • FAN運転時間
  • サーモON時間(冷/暖/合計)
  • 計量値(電力量 等)

【折れ線グラフ項目例】

  • 室内温度
  • 冷房設定温度
  • 暖房設定温度
  • 計測値(外気温度/湿度 等)
  • 環境用計測コントローラには、アナログ信号の入カが必要です。

空調機の使用が多い順にランキングで表示することもできます。

■ランキング表示画面

ランキング表示画面

【表示期間】

日:(1時間毎 24時間のグラフ)25ヶ月分

月:(1日毎 31日分のグラフ)

年:(1ヶ月毎 12ヶ月分のグラフ)5年分

  • 室外ユニットでの演算値は目安値となり、実際の電力量とは異なる場合があります。
  • 電力量計算やデマンド管理には本機能は使用できません。電力量計算やデマンド管理を行う場合は電力量計を使用してください。
  • 本機能はDMG5以降の室外ユニットが対象となります。

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自動省エネ制御で約15%の省エネを実現

「ET制御」や「サーモOFF時の送風停止制御」により、快適性を大きく損なうことなく年間約15%※7の省エネを実現!またET制御、アドバンストパワーセーブはスケジュール設定による実施が可能です。※8

  • ※7JIS B 8616のデータに基づき、当社にて試算。
  • ※8DMG5以降の室外ユニットが対象。

ET制御 (Evaporating Temperature制御)※9

年間省エネ効果
10.5※10

ET制御イメージ

冷房運転時、負荷に応じて蒸発温度を上昇させ、圧縮機入力を低減することにより運転効率を向上させて省エネを実現。

  • ※9接続しているすべての室内ユニットの負荷が小さい時に有効となります。
  • ※10JIS B 8616のデータに基づき、当社にて試算。

■こんなシーンではET制御が有効

ビルのエントランスホール

例えば ビルのエントランスホールなどの大空間に採用

室内ユニットごとの負荷にばらつきが少ないビルのエントランスホールなどの大空間では特に効果的です。

  • 一系統内の室内ユニット毎に負荷にばらつきがある場合は省エネ効果が小さくなることがあります。

サーモOFF時送風停止制御

年間省エネ効果
4.5※11

空調機のサーモOFF時にファンの送風運転を停止させて省エネを実現。※12

中間期等の低負荷時でサーモOFF時間が長くなれば、送風運転の消費電力量も見逃せません。サーモOFF時送風停止制御は手元リモコンからも設定可能※3
  • ※11JIS B 8616のデータに基づき、当社にて試算。
  • ※12サーモOFF時送風停止制御を実施する場合は、リモコンサーモに変更するか別置温度センサーを設置してサーモ検知の変更が必要です。
  • ※13手元リモコンからは、形名の末尾がG1以降の室内ユニット接続時にMAスマートリモコン(PAR-33MA以降)から設定が可能です。(サービスメニューの「機能選択画面」からの設定となり、E制御ライセンスは不要)

アドバンストパワーセーブ

空調が低負荷、高負荷の状態にかかわらず、常に一定の割合で省エネを実現。

アドバンストパワーセーブ 「弱」設定時/「強」設定時イメージ

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納入事例

空調冷熱総合管理システム AE-200Jの納入事例一覧