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大型ビル地下飲食店街への出店を支える水冷式パッケージエアコン

博多ラーメン由丸 国際ビル店 様

株式会社 M・R・S 博多ラーメン由丸 国際ビル店 様(東京都千代田区)

東京・日比谷の帝国劇場に隣接する国際ビルは、1966年竣工のオフィスビル。地下1階の飲食店街「KUNIGIWA(クニギワ)」に、2015年7月「博多らーめん由丸」様の14店舗目がオープン。
客数は昼夜で200人/日の見込み。空調の効いたビル内とはいえ、麺とスープのほか、餃子・揚げ物・炒め物などに対応する厨房の熱負荷はかなり大きい。このため開店にあたって冷房専用小型水冷パッケージエアコン(MB-P50MT形)を増設されました。

  • 少冷媒
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吊込後のMB形。細パイプは冷却水配管とドレン管。

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ビルの空調用AHU(写真は2階用)

納入製品
納入時期

2015年07月

導入後の効果

信頼性が高かった旧MB形の後継機に期待

麺場・コンロ周囲は高温で、単純に発生熱量に合わせて空調機を選定すると、能力が大きくなりすぎます。このため、室温よりも作業者に冷気が届くことを重視しています。また、セントラル空調の吹出(SA)を全て客席側に設け、厨房排気にて排出する設計とすることで、厨房内の熱気、水蒸気が換気されやすい計画となっています。旧タイプのMB形はシンプルで故障も少ない機種でしたので、新MB形にも期待しています。

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将来的にはビル空調ネットワークに組み込みも

国際ビルでは、エアハンドリングユニットによるセントラル空調から、シティマルチWR2 E eco(水冷式)を用いた個別分散空調への改修を実施中です。地階は現在の空調方式を継続予定ですが、新MB形はM-NET対応なので、将来はビルの空調ネットワークに組み込める利点もありますね。

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お客様の声

株式会社 M・R・S 様

厨房にはスープ釜が多く、茹麺機は6連対応、餃子や揚げ物もあるので館内空調だけだと40℃近くなります。専用の空調機で作業者の負担を減らし、店のコンセプト「麺処・飲み処」にふさわしい味とサービスを提供したいと思います。

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納入事例