ここから本文

ハイブリッドシステムを採用し、灯油代を大幅削減。

外観

万葉倶楽部グループ ニュー・八景園 様

いにしえの時代から名湯として知られる伊豆長岡温泉郷。万葉倶楽部グループ「ニュー八景園」様は、その湯けむりを見渡す小高い丘の上に立つ和風の宿です。富士山と満点の星空を満喫できる「天空風呂」は同館自慢の展望露天風呂。美肌効果があり、無味無臭で癖の無い泉質と共に多くの人々に愛されてきました。また、高効率空調設備、LED照明、エネルギーの見える化などをグループ全体で導入され、省エネ活動を推進しています。

""

露天風呂の保温を4台のHWHPで負担

""

壮大な富士山を眺めながらの天空風呂(写真は男性用)

納入製品
納入時期

2013年12月

導入前の悩み

露天風呂の湯温低下

積極的な省エネ活動を推進しているニュー八景園様ですが、唯一残された問題は、冬季露天風呂の湯温管理と、それに伴うエネルギーコストの上昇。美しい景観を損なわぬよう、開放的なつくりとした露天風呂は、それ故に海からの風が吹き込み、湯温が下がることが悩みの種でした。

設置前イメージ図

導入後の効果

ボイラーの稼動率を下げつつ、湯温も安定

今回、この問題に対処するため、ホットウォーターヒートポンプを採用頂きました。露天風呂の熱負荷損失は、季節によって大きく変動するため、中間期負荷ベースで機種選定を行い、CAHV-P500AK1-H×4台による、既存ボイラー併用のハイブリッドシステムを導入しております。

設置後イメージ図
リース活用で、初期投資の抑制も実現

上記システムの導入により、「湯温の安定」と「灯油の消費量の大幅削減」を実現しました。転換される電力料金に対しては、デマンド制御システムにより基本料金を抑制できています。また、導入にあたっては初期投資不要のリース活用し、削減されるエネルギーコストからリース料金を差し引いても、十分な受益が見込まれています。

デマンド制御システム画像

お客様の声

ニュー八景園  取締役支配 岡本 隆弘様  施設管理 増田 英二様

当旅館は丘の上にあるので、見晴らしが良い反面、冬は海からの冷たい西風が当たり、展望露天風呂の湯温低下が悩みの種でした。当初はボイラー増設を考えていましたが、環境面にも配慮してホットウォーターヒートポンプを導入。震災以降の節電努力で、デマンドは毎年下げていた為、自動制御システムと夜間の安価な料金単価は本当に助かっています。湯温管理も楽になり、お客様には「真冬の天空風呂」も満喫頂けるようになりました。

ホットウォーターヒートポンプの納入事例一覧へ

納入事例