ここから本文

シティマルチY GR 製品特長

  • ※1空調冷熱総合管理システム「AE-200J」と接続する必要があります。

高い省エネ性を実現

〈高効率EXシリーズ〉

マルチポート機構を有する新型圧縮機の搭載により、高いAPFを実現しました。
全馬力で2015年省エネ基準値をクリアし、年間電気代の削減に貢献します。

■APF2015一覧

APF2015一覧 シティマルチY GR(高効率EXシリーズ)

ページトップに戻る

BCP支援モードで、災害時も非常電源での運転を実現

今まではBCP対応として、緊急運転用の系統を個別に用意するケースが一般的でしたが、室外ユニットに新たに「BCP支援モード」を標準搭載。ユニット内で設定した電力値を超えないように容量制御を実施。非常電源での限られた容量制約の中でも緊急運転への対応を実現しました。

  • 室外ユニット2台以上の組み合わせ機種の機能です。
  • 各機種毎の設定値については技術マニュアルをご参照ください。

また、室内ユニット電源の一部が停電した場合でも、電源が通っている室内ユニットは運転する事が可能です。最低限必要な機器のみを稼働させることで、非常電源の出力抑制に寄与します。(全室内ユニットが対象)

BCPモード設定中
  • 「BCP支援モード」をご使用の場合は、室外ユニットのスイッチ設定が必要です。また室外ユニットに外部入出力アダプタ(別売)を取り付け、電源切替時の接点信号を入力する必要があります。
  • 室内ユニットアドレスの番号順に運転します。(設定容量以上はスタンバイモードとなり運転はできません)

ページトップに戻る

先進の「AIスマート起動※1」で快適+省エネの大きな導入効果を。

外気温や室温など5つのパラメーターを学習し、空調設定時刻に設定温度の室温になるように 予冷予熱運転の起動時刻をAIにより自動で設定します。 またAIによりシステム内の室外ユニットは分散起動となるため、最大需要電力(デマンド値)の抑制に寄与します。

  • ※1空調冷熱総合管理システム「AE-200J」と接続する必要があります。

これまでの空調機の起動はどちらかでした

①手動で起動
手動
  • メリット
    • 節電
  • デメリット
    • 快適な室温になるまで時間がかかる
    • 設定温度までフルパワー運転により空調機の負担大
②スケジュール設定による起動
設定
  • メリット
    • 始業時刻に快適な室温に
    • 起動時刻を分散させると、最大需要電力(デマンド値)の抑制に貢献できる
  • デメリット
    • 始業時刻より前に設定温度となり、その分の電力量が無駄になることも
    • 外気温や室内状況により始業時刻に快適な室温にならないことも
①+②のメリットだけを実現しようとすると 外気温や室内状況により毎日異なってくる起動時刻に対応しきれない

↓

室外ユニット※3+空調冷熱統合管理システム「AE-200J」で、システムとしてAIの導入が可能に
  • ※2対応室外ユニット:グランマルチ、リプレースグランマルチ、シティマルチY GR、シティマルチR2 GR
Maisart

「Maisart」は三菱電機のAI技術ブランドの名称であり、独自のAI技術で全てのモノを賢く(smartに)する思いを込めた、Mitsubishi Electric’s AI creates the State of the ART In technologyの略です。

独自技術3つの柱 ディープラーニング:演算数を大幅に減らす独自開発のアルゴリズムにより、幅広い機器への実装を可能に。 強化学習:試行数を従来の1/50に。Ai導入にかかる期間・コストを大幅に削減。 ビッグデータ分析:異常兆候を検出するための演算回数を従来の1/40に。時系列データ分析の効率化・高速化に貢献。

AIスマート起動を支える5つのパラメーター

Iスマート起動を支える5つのパラメーター:外気温・室温・設定時刻・設定温度・運転台数

過去の学習※3で、起動時刻を決定。

  • ※3窓の開放、熱負荷の大きな変動がある場合など、学習環境や使用条件によっては性能を発揮できない場合があります。
空調運転(冷房)イメージ※5
  • ※4窓の開放、熱負荷の大きな変動がある場合など、学習環境や使用条件によっては性能を発揮できない場合があります。
POINT1:指定時刻に無駄なく快適
POINT2:省エネな立ち上げ運転
POINT3:建物ごとの最適なマネジメント

ページトップに戻る

エネルギー管理機能

室外ユニットで消費電力量を演算※5し、消費電力量の推移を空調冷熱総合管理システム「AE-200J」の時系列に表示することができます。電力量計を必要としていた従来システムに比べて、計装工事を削減することができるため、安価にシステム構成が可能です。また自動省エネ制御(E制御機能)や高顕熱制御などの省エネ運転を実施した場合に、その効果を把握することができます。

  • ※5あくまで目安値となります。そのため電力量課金やデマンド管理には使用できません。
消費電力量を室外ユニットで演算

ページトップに戻る

3段階の低騒音設定で騒音対策に貢献

低騒音の設定を3段階(55/50/45dB)※6まで増やし、従来に比べてより細かな設定が可能となりました。AE-200Jのスケジュール機能と併用することで、夜間の騒音対策等にも使用できます。また低騒音設定時の騒音値を全馬力※7で共通とすることで、騒音対策がしやすくなりました。

  • ※6騒音値は反響音の少ない無響音室で測定した数値(音圧レベル)です。
  • ※7組合せユニットの場合、騒音値は単体ユニットより高くなります。
建物が密接するエリアでは、昼間はしっかり運転、夜間は周辺環境を考慮して55/50/45dBで低騒音運転

ページトップに戻る

代表室内ユニットの運転モードに連動して、他ユニットも一括で切替可能な「オートチェンジオーバー」機能

オートチェンジオーバーを設定すると、システムコントローラが設置されていない場合でも、代表室内ユニットの運転モードに連動し、他室内ユニットの運転モードも一括で切り替える ことが可能です。

  • システムコントローラ搭載機能「オートチェンジオーバー」との併用はできません。
  • 室外ユニットのスイッチ設定が必要です。
  • 代表室内ユニットは、他の室内ユニットと同一グループに設定できません。

■使用イメージ①

連動し、自動的に運転モード変更

■使用イメージ②

連動し、自動的に運転モード変更

ページトップに戻る

納入事例

シティマルチY GRの納入事例一覧