AREA HIGHLIGHTS

ここから本文

北海道支社では、北海道テレビ放送(HTB)協力のもと、生活の中など身近にある科学を知り、科学の面白さを伝える科学教室と、放送スタジオ見学を開催しました。 笑顔に溢れる1日の様子をお伝えします!

Vol.1 熱と遊ぼう!その12014.5.20(火)

2014年3月28日、春休み。まだ雪が残る北海道支社では一般の方を40人を招待し、北海道テレビ放送(以下 HTB)社屋内にて科学教室とスタジオ見学を開催しました。

HTBは、北海道を放送対象地域とした民間放送局です。札幌市豊平区に位置するHTB本社では、三菱電機製のエレベーターをはじめ、番組の制作スタッフの作業を支える各部屋の空調機器やモニター、家電製品などがあります。 そんな中、今回の科学教室は北海道テレビにご協力いただき、放送社屋内の広い会議室をお借りすることで、沢山の方を招くことができたんです!

onちゃんとご対面!
【 画像 】onちゃんに続いてHTBに入っていく子ども達。

お昼を過ぎた頃、HTBに参加者の子どもたちや大人の方々がいらっしゃいました。
スタッフと一緒に玄関でお出迎えしてくれたのは、HTBマスコットキャラクターとして北海道を中心に大活躍中の人気者、onちゃんです!

onちゃん

玄関で入館証を受け取ったら、楽しそうにスキップするonちゃんを先頭に、HTBの局内を通りながらサイエンス教室を行う部屋へ。
onちゃんと記念撮影をしたら、いよいよHTBサイエンス教室の開幕です!

「熱の伝わりやすさ」ってなに?

まずは、人材開発センターの講師陣による科学教室がはじまりました。
今回のテーマは「熱と遊ぼう」。子ども達は勿論、一緒に参加される大人の方々にも楽しんで頂けるように、普段の生活の中でよくみる現象を取り上げ、科学的に解明していきます。

ではまず、身の回りのものを触ってみましょう。温かいのはどこ?冷たいのはどこ?

三菱電機人材開発センターの講師陣 小倉 坂井 井上
【 画像 】科学教室の様子。色々な場所を触って温度の違いを確かめる子ども達。

さて、それぞれ何度くらい違うのでしょうか。
ドキドキしながらサーモグラフィカメラか非接触温度計で測ってみると…なんと、どこも同じ温度だという結果が!確かに冷たいところと温かいところがあるはずなのに…。

実験メモ

しばらくしてから触ってみると...おや?冷たさに違いがあるようですね。
実は、氷水の中に入れた棒の材料は、片方がステンレスで、もう片方は銀。より冷たいと感じたのは、銀の棒のようです。

これは、材料によって熱伝導率(熱の伝わりやすさ)が異なることを利用した実験。銀は、ステンレスの26倍も熱伝導率が高いんですよ。
熱の伝わりやすさが材料によって違うから、温かかく感じたり冷たく感じたりするんですね。

熱を一番伝えやすいものはどれ?
【 画像 】熱を一番伝えやすいもの?うーん、なんでしょう…

今度は、先ほどの実験と同じ手順で、銅の平たい棒と銀色の平たい棒を同時にポットの中に入れてもらいます。
すると、びっくり!銅の平たい棒の方が、あっという間に冷たくなってしまいました。
いったい、どういうことでしょう?

この銅の平たい棒の正体は、「ヒートパイプ」。
ヒートパイプとは、中が空洞になっており、少量の水が入ってる金属素材のことです。

実験メモ

この空洞部分の気圧は外よりも低くなっており、水はなんと30℃で蒸発してしまうんです!その沸騰した水は低温部に移って凝縮し、その後蒸発部に戻ります。この繰り返しによって、熱の伝導率が非常に高くなっているんです。銅もステンレスの23倍の熱伝導率ですが、ヒートパイプはなんと銅の約80~100倍!

【 画像 】ヒートパイプ

次回はこのヒートパイプのすご〜い力を、実験を通して体験していきます!

熱と遊ぼう!その2

※ このページに記載されている情報は、2014年5月公開当時のものとなります。