家庭菜園から地球を考える
「ちきゅうってさ、ちょっとかたむいてるんだって」
庭先で、小さな家庭菜園の手入れをしているときに小学校2年生の長男が言った。
「ふーん。じゃあさ、実はみんな傾いて歩いてるってこと?」私は植えたばかりのオクラに土を寄せながら聞いてみる。
長男は何言ってるの?って顔をしながら、
「そうじゃなくてさ。はる、なつ、あき、ふゆがあるのはこのかたむいてるせいなんだって」と得意げに話を続ける。
「へえ、すごいね。きょう習ってきたの?」
「うん。ちきゅうがすこしかたむいてるから、1ねんかん、きおんがちがったり、おひさまがてらすじかんがちがうんだって。ぼく、こんどキュウリ、がっこうのはたけでつくるの。きゅうりはなつのやさいなんだよ。」
「そっか。それで1年間、違う野菜や果物ができるんだね。きゅうりたくさんできるといいね」
息子の頭の中で、いま、地球について、自然について、いろんな情報が吸収されてネットワークを組んでいる最中なのだろう。
「ほかのほしは、きせつがあるのかなぁ」とちょっと気になった様子。
「いつか地球以外に住めるほしも見つかるかもしれないけど、そのほしに季節がなかったらいろいろなお野菜作れなくなっちゃうねぇ」と言ってみる。
ちょっと前に見たディズニー映画で地球がだめになって、宇宙船で脱出した話を彼は思い出したようだ。
息子はちょっと困った顔をして、「やっぱり、ぼくはちきゅうにずっとすみたいな」といった。
生命のほしなんだね、地球って。
人間が住んでいるだけでなく、動物も植物もここで生きている。
地球、大事にしなくちゃね。もう少し彼が大人になったら、地球を大事にするにはどうしたらよいか話し合ってみよう。
ずっと、ずっとここで、人間や動物や植物が暮らしていけるように。

野菜から地球、そして宇宙にまで会話が広がるなんてステキですね!息子さんが大人になってからも、どんな話しができるのか楽しみですね。


